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『5日目 リッサニのBossタダとの出会い、そして届くあてのない手紙!』<br />この日はハードで濃い一日となった。<br />朝、サンライズを見る。深層意識にあったからなのだろうか、誰も起きていない時間に目が覚める。近くの砂丘に登りサンライズを待っていると、一人、また一人と起きてくる。<br />サンライズは雲に隠れていたが、いい朝の雰囲気を存分に味わう。その後、キャメルに乗ってホテルに帰る。本来は夕方までこのキャンプホテルにいる予定だったが、リッサニの町を散策しようと思い、10時にシャワーを浴びて帰ることにする。ジェラールやティナ、その他仲良くなったフランス人やベルベル人と別れの挨拶を交わし、15人乗りのワゴンに乗り込みリッサニへと戻る。途中、警官がいるが見過ごしてくれる。<br /> リッサニに着いた私は、出発の際にサハラツアーを申し込んだレストランに行きご飯を食べる。そこでリッサニのBoss、タダと出会った。「おれは日本人が大好きなんだ。日本人はプレゼントくれるからな。お前は何をくれるんだ?」「いや、あげないよ。」「なんでくれないんだ?」「理由なんてないよ。」。<br /> そんなタダにケバブの料理を頼み、リッサニの町を2階から眺めながらご飯を食べていた。と、タダの大家族の小さな子どもがわらで編んだキャメルの人形をくれる。そんな予期せぬ嬉しい出来事に、お返しに5円玉をあげる。タダがサービスで出してくれた果物のデザートを食べながらレストランでくつろいでいると、タダが「おれの親戚が店をやってるから一緒に来ないか。」と言ってくる。「夕方発のマラケシュ行きのバスチケットが取れたら行ってもいいよ。」と言って、息子にチケットの手配を頼む。しかし、チケットは取れなかった。バスが故障したみたいだ。本当だろうか。旅行時間が限られていることもあり、今日のうちにマラケシュへ向かいたかったが、時間もあまっていたので、タダと一緒に町へ行くことにする。<br /> 町の皆がタダを一目置いているようで挨拶してくる。狭い町だから顔見知りなのはわかるが、タダはどうやらこの町でかなりの力の持ち主みたいだ。一緒にスークに行ってオレンジジュースを飲む。生絞りなのですごくおいしい!それからタダの親戚がやっている土産物屋へ。アラブ式の交渉を経て土産を買う。最初に向こうが言った値段の1/5くらいだったかな。<br /> まず欲しいものを決める。色々と見ているとミントティーを入れてくれる。店は薄く暗く、スークの一番奥にあり、タダがいい人なのか悪い奴なのかまだ検討がつかなかったので睡眠薬とか入っていないか用心しながら飲む。そして欲しいものが決まってからアラブ式交渉が始まる。初めに彼らが希望のプライスを紙に書く。そして私がその紙にプライスを書く。全部1/5くらい。そして彼らが言う。「お前のラストプライスはいくらだ?」「これがラストプライスだ。」「それは安すぎる!」「いや、これがラストプライスだ。」「じゃあダメだな。」「そうだな。」「・・・ちょっと待ってくれ!」「どうしたの?」「これではおれはハッピーじゃない。」「しょうがないっしょ。経済合理的にさ、おれはこの値段なら買う、demand side、あなたのsupply sideがこの値段だったら売買不成立だよ。」<br />「・・・ん~わかったよ。」そしてタダが隅っこへ来いと誘ってくる。「いいか、今日のお前の値段は安いぞ。マラケシュに行けばもっと高いぞ。もう少し高くならないのか。」「タダ、日本には武士道って言葉があるんだ。知っているか?一度約束したら最後まで守るって文化で、日本人はこれを大切にしているんだよ。うそはつかない。おれのさっきのラストプライスは最初からラストプライスなんだよ。」<br />「そうか・・・」 結局、アラブ絨毯は買わずにコップ2個と靴の飾り物を買った。その後、店の主人と話して盛り上がる。主人が息子の尻を指差して、「あれはいくらだ?」「ラストプライス?」「そうだ。」「いらないよ!」「わっはっは。」そんなこんなで盛り上がり、店を後にしてタダと歩いていく。<br /> タダがささやいてくる、「ジギジギやるか?コンドームは持ってるか?金なら貸すぞ。」そう言って、胸ポケットから大金を見せてくる。「やらないよ!」そんな会話をしながら、タダが真っ暗な汚い建物の中に入っていく。誰もいない。かなり危なそうな雰囲気だったが、タダが手を出してくる。手を握ってタダに引かれて真っ暗な道を歩いていく。すごく怖かったがついていく。そんな暗い道を5,6分2人無言で歩いていると地上に出た。<br /> タダは顔が広い。道を歩いていて、周りの人を睨んでいちゃもんをつける。そうしてバス・ターミナルまで歩いていると、「ダイ!ダイ!」という声が聞こえてくる。「ん?」と声が聞こえる方を見ると、「ダイ!ダイ!カムカム!」と見知らぬモロッコ人が言ってくる。誰かな~どっかで会ったかな~なんて思って歩いていくと、手紙を差し出してくる。そこには「To DAI ~From AKI」と表紙が書かれていた。<br />3日前にFEZのバス亭で会い、2日前の朝宿近くで少しだけ会った(私はアキさんとは別のツアーに行き、アキさんは朝からキャメルツアーに行ったがキャメルツアーが始まるのが私が泊まった最初のキャンプホテルだったのだ)アキさんからの手紙だった。<br />『ダイ君へ                   Fromアキ。<br />もしこの手紙をもらう事が出来て、時間があったら、この店でカフタ?という料理を食べてみて下さい。この店はタジンとカフタしかないらしいので、すぐわかると思います。店の主人は英語が話せないけど、すごい、いい人です。で、タフカとは挽き肉を玉ネギとかトマトとかの煮込みです。で、上に玉子を乗せてくれて、マジうまかった。モロッコ料理で初めてうまいと思った。食後にデザートまでくれたよ。<br />そこら辺のやつが英語を話せて訳してくれるから問題ないです。 砂漠はどうでしたか?ちょっと高いけど、満足できましたか?ここはバスの時間までタダで荷物も預かってくれます。あと、奥の部屋で寝てもいいって言われた。しかもタダだって。オレはここにいたけどネ。。。では、マラケシュにひと足先に行ってます。夜八時位にフナ広場周辺にうろついています。多分、会えるでしょう。ではまた再会しましょう。気をつけて!!<br />                       アキより。』<br /><br /> こんなことってあるのだろうか。届く宛てのない手紙。そんな予期せぬ手紙に嬉しくなっていると、タダが「こいつらとしゃべるな。」と言ってくる。タダはやっかいな奴だ。彼らと別れタダと屋台へ行く。タダがオレンジジュースとパンを食べる。店の人が従順な態度だった。タダが「No money,free!お前も食べるか?」と言ってくる。「いらないよ、お腹減ってないから。」「お前ハッピーじゃないのか?」と見つめてくる。「?」と思いタダを見つめるおれ。「何でおれの顔見てるんだ?ハッピーじゃないのか?ハッピーじゃないならどっかへ行っていいぞ」。しょうがなくタダに着いていく。タダがこっそりお金を店の人に渡すのが見えたからだ。そしてタダの経営するレストランへ戻る。<br /> タダの親戚の店に行く前に、私はレストランのテーブルの足にバックパックとカバンを自転車の鍵をつけて置いておいた。大丈夫だった。タダのおやじも少しいかつく、グルで外におれを案内している時に何か盗ったんじゃないのかなんて少し思っていたのだ。荷物は大丈夫だった。タダは疲れて寝てしまう。タダにマラケシュへのルート(今夜は別の町にタクシーで行って、次の日朝バスでマラケシュへ行くというルート)を聞いていた私は、そろそろ行こうと思った。タダはいい奴なのか、果たしてわからないが、リッサニの町をいろいろ見れたのもあり関空で買ったお気に入りのライトをあげようかなと思った。しかし、どこを探してもない・・・。もしや・・・。タダを起こし、真顔で「おれはプレゼントをくれと言われてあげるのは嫌だが、タダにはお世話になった。その気持ちとしてライトをあげようと思ったが、無くなっちゃったから何もあげられない・・・ごめん。」と言う。目がうるんできた。タダの目も潤んでいた。タダの父が私のライトを盗った(?)のをタダが知っていたからなのだろうか。理由はわからない。しかし、タダは「いいよ。いいからまたリッサニに来いよ。次もまたここに来い。」と言ってくれる。「またサハラに来る時は必ず会いに行くよ。」そういって荷物をまとめてタクシー乗り場に歩いていく。<br /> リッサニの町にはストリートチルドレンが多かった。タクシーに乗って出発を待ってると「マネーマネー」と言ってくる。タクシーは6人乗りで出発した。約2時間走り、エル・ラシディアへ。バス・ターミナルに行き、次の日早朝6時30分発のマラケシュ行きのバスを予約する。その横のホテルに泊まる。250DHと少し高かったが、クーラーもついており疲れていた為そこにした。それから町を歩いていると、「ダイ!ダイ!」と声がする。そこにはメルズーガのキャンプホテルで働いていたベルベル人2人組がいた。私服を着ていたので最初はわからなかったが、ここに家族が住んでいるみたいだ。ご飯に誘われるが、疲れていたので断り水を買ってホテルに戻った。そして荷物をまとめていたら、バックの底から無くしていたと思ったライトが出てきた。胸が熱くなった。実際タダは日本人からプレゼントをもらっていたかもしれない。時計を日本人からもらったとか言って見せてくれたし、ガイトして見返りにもらったりしたこともあったかもしれないだろう。帰り際に潤んでいたタダの顔を思い出すにつれて、彼は強引でわがままだが、リッサニという寂れた町に来た日本人を単に楽しませようとするホスタビリティーから私を案内してくれたのかもしれないと思った。<br /> 強烈なタダを通じてモロッコ人との距離を近くした私は次の日アキさんに会うことになる。届く宛てのない手紙を経て、3度目の再会だ。

☆Vol.5☆ サハラが見たい!~5日目~ サハラ→リッサニ→エル・ラシディア

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2006/08/22 - 2006/08/22

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ダイサク

ダイサクさん

『5日目 リッサニのBossタダとの出会い、そして届くあてのない手紙!』
この日はハードで濃い一日となった。
朝、サンライズを見る。深層意識にあったからなのだろうか、誰も起きていない時間に目が覚める。近くの砂丘に登りサンライズを待っていると、一人、また一人と起きてくる。
サンライズは雲に隠れていたが、いい朝の雰囲気を存分に味わう。その後、キャメルに乗ってホテルに帰る。本来は夕方までこのキャンプホテルにいる予定だったが、リッサニの町を散策しようと思い、10時にシャワーを浴びて帰ることにする。ジェラールやティナ、その他仲良くなったフランス人やベルベル人と別れの挨拶を交わし、15人乗りのワゴンに乗り込みリッサニへと戻る。途中、警官がいるが見過ごしてくれる。
 リッサニに着いた私は、出発の際にサハラツアーを申し込んだレストランに行きご飯を食べる。そこでリッサニのBoss、タダと出会った。「おれは日本人が大好きなんだ。日本人はプレゼントくれるからな。お前は何をくれるんだ?」「いや、あげないよ。」「なんでくれないんだ?」「理由なんてないよ。」。
 そんなタダにケバブの料理を頼み、リッサニの町を2階から眺めながらご飯を食べていた。と、タダの大家族の小さな子どもがわらで編んだキャメルの人形をくれる。そんな予期せぬ嬉しい出来事に、お返しに5円玉をあげる。タダがサービスで出してくれた果物のデザートを食べながらレストランでくつろいでいると、タダが「おれの親戚が店をやってるから一緒に来ないか。」と言ってくる。「夕方発のマラケシュ行きのバスチケットが取れたら行ってもいいよ。」と言って、息子にチケットの手配を頼む。しかし、チケットは取れなかった。バスが故障したみたいだ。本当だろうか。旅行時間が限られていることもあり、今日のうちにマラケシュへ向かいたかったが、時間もあまっていたので、タダと一緒に町へ行くことにする。
 町の皆がタダを一目置いているようで挨拶してくる。狭い町だから顔見知りなのはわかるが、タダはどうやらこの町でかなりの力の持ち主みたいだ。一緒にスークに行ってオレンジジュースを飲む。生絞りなのですごくおいしい!それからタダの親戚がやっている土産物屋へ。アラブ式の交渉を経て土産を買う。最初に向こうが言った値段の1/5くらいだったかな。
 まず欲しいものを決める。色々と見ているとミントティーを入れてくれる。店は薄く暗く、スークの一番奥にあり、タダがいい人なのか悪い奴なのかまだ検討がつかなかったので睡眠薬とか入っていないか用心しながら飲む。そして欲しいものが決まってからアラブ式交渉が始まる。初めに彼らが希望のプライスを紙に書く。そして私がその紙にプライスを書く。全部1/5くらい。そして彼らが言う。「お前のラストプライスはいくらだ?」「これがラストプライスだ。」「それは安すぎる!」「いや、これがラストプライスだ。」「じゃあダメだな。」「そうだな。」「・・・ちょっと待ってくれ!」「どうしたの?」「これではおれはハッピーじゃない。」「しょうがないっしょ。経済合理的にさ、おれはこの値段なら買う、demand side、あなたのsupply sideがこの値段だったら売買不成立だよ。」
「・・・ん~わかったよ。」そしてタダが隅っこへ来いと誘ってくる。「いいか、今日のお前の値段は安いぞ。マラケシュに行けばもっと高いぞ。もう少し高くならないのか。」「タダ、日本には武士道って言葉があるんだ。知っているか?一度約束したら最後まで守るって文化で、日本人はこれを大切にしているんだよ。うそはつかない。おれのさっきのラストプライスは最初からラストプライスなんだよ。」
「そうか・・・」 結局、アラブ絨毯は買わずにコップ2個と靴の飾り物を買った。その後、店の主人と話して盛り上がる。主人が息子の尻を指差して、「あれはいくらだ?」「ラストプライス?」「そうだ。」「いらないよ!」「わっはっは。」そんなこんなで盛り上がり、店を後にしてタダと歩いていく。
 タダがささやいてくる、「ジギジギやるか?コンドームは持ってるか?金なら貸すぞ。」そう言って、胸ポケットから大金を見せてくる。「やらないよ!」そんな会話をしながら、タダが真っ暗な汚い建物の中に入っていく。誰もいない。かなり危なそうな雰囲気だったが、タダが手を出してくる。手を握ってタダに引かれて真っ暗な道を歩いていく。すごく怖かったがついていく。そんな暗い道を5,6分2人無言で歩いていると地上に出た。
 タダは顔が広い。道を歩いていて、周りの人を睨んでいちゃもんをつける。そうしてバス・ターミナルまで歩いていると、「ダイ!ダイ!」という声が聞こえてくる。「ん?」と声が聞こえる方を見ると、「ダイ!ダイ!カムカム!」と見知らぬモロッコ人が言ってくる。誰かな~どっかで会ったかな~なんて思って歩いていくと、手紙を差し出してくる。そこには「To DAI ~From AKI」と表紙が書かれていた。
3日前にFEZのバス亭で会い、2日前の朝宿近くで少しだけ会った(私はアキさんとは別のツアーに行き、アキさんは朝からキャメルツアーに行ったがキャメルツアーが始まるのが私が泊まった最初のキャンプホテルだったのだ)アキさんからの手紙だった。
『ダイ君へ                   Fromアキ。
もしこの手紙をもらう事が出来て、時間があったら、この店でカフタ?という料理を食べてみて下さい。この店はタジンとカフタしかないらしいので、すぐわかると思います。店の主人は英語が話せないけど、すごい、いい人です。で、タフカとは挽き肉を玉ネギとかトマトとかの煮込みです。で、上に玉子を乗せてくれて、マジうまかった。モロッコ料理で初めてうまいと思った。食後にデザートまでくれたよ。
そこら辺のやつが英語を話せて訳してくれるから問題ないです。 砂漠はどうでしたか?ちょっと高いけど、満足できましたか?ここはバスの時間までタダで荷物も預かってくれます。あと、奥の部屋で寝てもいいって言われた。しかもタダだって。オレはここにいたけどネ。。。では、マラケシュにひと足先に行ってます。夜八時位にフナ広場周辺にうろついています。多分、会えるでしょう。ではまた再会しましょう。気をつけて!!
                       アキより。』

 こんなことってあるのだろうか。届く宛てのない手紙。そんな予期せぬ手紙に嬉しくなっていると、タダが「こいつらとしゃべるな。」と言ってくる。タダはやっかいな奴だ。彼らと別れタダと屋台へ行く。タダがオレンジジュースとパンを食べる。店の人が従順な態度だった。タダが「No money,free!お前も食べるか?」と言ってくる。「いらないよ、お腹減ってないから。」「お前ハッピーじゃないのか?」と見つめてくる。「?」と思いタダを見つめるおれ。「何でおれの顔見てるんだ?ハッピーじゃないのか?ハッピーじゃないならどっかへ行っていいぞ」。しょうがなくタダに着いていく。タダがこっそりお金を店の人に渡すのが見えたからだ。そしてタダの経営するレストランへ戻る。
 タダの親戚の店に行く前に、私はレストランのテーブルの足にバックパックとカバンを自転車の鍵をつけて置いておいた。大丈夫だった。タダのおやじも少しいかつく、グルで外におれを案内している時に何か盗ったんじゃないのかなんて少し思っていたのだ。荷物は大丈夫だった。タダは疲れて寝てしまう。タダにマラケシュへのルート(今夜は別の町にタクシーで行って、次の日朝バスでマラケシュへ行くというルート)を聞いていた私は、そろそろ行こうと思った。タダはいい奴なのか、果たしてわからないが、リッサニの町をいろいろ見れたのもあり関空で買ったお気に入りのライトをあげようかなと思った。しかし、どこを探してもない・・・。もしや・・・。タダを起こし、真顔で「おれはプレゼントをくれと言われてあげるのは嫌だが、タダにはお世話になった。その気持ちとしてライトをあげようと思ったが、無くなっちゃったから何もあげられない・・・ごめん。」と言う。目がうるんできた。タダの目も潤んでいた。タダの父が私のライトを盗った(?)のをタダが知っていたからなのだろうか。理由はわからない。しかし、タダは「いいよ。いいからまたリッサニに来いよ。次もまたここに来い。」と言ってくれる。「またサハラに来る時は必ず会いに行くよ。」そういって荷物をまとめてタクシー乗り場に歩いていく。
 リッサニの町にはストリートチルドレンが多かった。タクシーに乗って出発を待ってると「マネーマネー」と言ってくる。タクシーは6人乗りで出発した。約2時間走り、エル・ラシディアへ。バス・ターミナルに行き、次の日早朝6時30分発のマラケシュ行きのバスを予約する。その横のホテルに泊まる。250DHと少し高かったが、クーラーもついており疲れていた為そこにした。それから町を歩いていると、「ダイ!ダイ!」と声がする。そこにはメルズーガのキャンプホテルで働いていたベルベル人2人組がいた。私服を着ていたので最初はわからなかったが、ここに家族が住んでいるみたいだ。ご飯に誘われるが、疲れていたので断り水を買ってホテルに戻った。そして荷物をまとめていたら、バックの底から無くしていたと思ったライトが出てきた。胸が熱くなった。実際タダは日本人からプレゼントをもらっていたかもしれない。時計を日本人からもらったとか言って見せてくれたし、ガイトして見返りにもらったりしたこともあったかもしれないだろう。帰り際に潤んでいたタダの顔を思い出すにつれて、彼は強引でわがままだが、リッサニという寂れた町に来た日本人を単に楽しませようとするホスタビリティーから私を案内してくれたのかもしれないと思った。
 強烈なタダを通じてモロッコ人との距離を近くした私は次の日アキさんに会うことになる。届く宛てのない手紙を経て、3度目の再会だ。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
航空会社
エミレーツ航空
  • Good Morning!<br />

    Good Morning!

  • 空が明るくなってくる

    空が明るくなってくる

  • すごくいい雰囲気でした

    すごくいい雰囲気でした

  • すごくいい絵でした

    すごくいい絵でした

  • 砂漠に生きた虫さん

    砂漠に生きた虫さん

  • ほんとそうだよなぁ

    ほんとそうだよなぁ

  • 朝食!

    朝食!

  • 砂漠に住むベルベル女性がやってきて砂漠市場開催!

    砂漠に住むベルベル女性がやってきて砂漠市場開催!

  • ここでご飯を作る

    ここでご飯を作る

  • 内側

    内側

  • ラクダさんを背景に♪

    ラクダさんを背景に♪

  • 仏人ミュージシャンと

    仏人ミュージシャンと

  • すぐ後ろにラクダの鼻息を感じて

    すぐ後ろにラクダの鼻息を感じて

  • 揺られいく

    揺られいく

  • 陽気なベルベル人が横で並走

    陽気なベルベル人が横で並走

  • ずっと下を向いたまま走る馬(?)さん

    ずっと下を向いたまま走る馬(?)さん

  • 最高だね〜って話しながら

    最高だね〜って話しながら

  • 宿に到着<br /><br />ナイスな出会いに感謝

    宿に到着

    ナイスな出会いに感謝

  • ムハマドと<br /><br />ありがとう!

    ムハマドと

    ありがとう!

  • キャメル<br />

    キャメル

  • これで約700円

    これで約700円

  • こちらはサービス

    こちらはサービス

  • タダとタダファザー

    タダとタダファザー

  • スークの屋台

    スークの屋台

  • 交渉を終えて盛り上がる!

    交渉を終えて盛り上がる!

  • 笑

  • タダに連れられて

    タダに連れられて

  • ようやく宿に

    ようやく宿に

  • モロッコ名物生絞り!

    モロッコ名物生絞り!

  • 明日はマラケシュ!<br /><br />3度目の再会!!

    明日はマラケシュ!

    3度目の再会!!

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