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ピレネー山麓の奥深く、ボイ渓谷のロマネスク教会群。<br />今回の旅行で最も楽しみにしていたところです。<br /><br />まず、ドゥロの村から訪れた。<br />この小村には、二つの教会が残されている。<br /><br />表紙は山腹のサン・キルツ教会。<br />

「渓谷を見下ろすサン・キルツ聖堂」 2006夏スペイン 3日目

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2006/08/14 - 2006/08/14

811位(同エリア1001件中)

4

33

fumio0102

fumio0102さん

ピレネー山麓の奥深く、ボイ渓谷のロマネスク教会群。
今回の旅行で最も楽しみにしていたところです。

まず、ドゥロの村から訪れた。
この小村には、二つの教会が残されている。

表紙は山腹のサン・キルツ教会。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
レンタカー
航空会社
JAL

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  • カルドナの宿を早く出て、ピレネー山脈に向かう。<br />

    カルドナの宿を早く出て、ピレネー山脈に向かう。

  • 渓谷に沿う幹線を走るが、少しずつダイナミックな山並みがせまってくる。

    渓谷に沿う幹線を走るが、少しずつダイナミックな山並みがせまってくる。

  • 時間を稼ぐため、幹線をはずれ、峠越えの道に入る。<br />すぐに、ヤギの群れに遮られる。<br /><br />そんなに急いでもしかたないか。

    時間を稼ぐため、幹線をはずれ、峠越えの道に入る。
    すぐに、ヤギの群れに遮られる。

    そんなに急いでもしかたないか。

  • 峠で小休止。<br />雄大なカタルーニャの大地。

    峠で小休止。
    雄大なカタルーニャの大地。

  • 峠を下り、変化にとんだドライブが続く。

    峠を下り、変化にとんだドライブが続く。

  • ボイ渓谷に入ったのは、陽光がまだ燦々と輝く午後3時頃だった。5時間以上も山道を走ったことになるが、これから訪れる教会群を前に、疲れは感じない。<br /><br />ドゥロの村に入る。すぐにロマネスク様式の鐘楼が見えた。

    ボイ渓谷に入ったのは、陽光がまだ燦々と輝く午後3時頃だった。5時間以上も山道を走ったことになるが、これから訪れる教会群を前に、疲れは感じない。

    ドゥロの村に入る。すぐにロマネスク様式の鐘楼が見えた。

  • ボイ渓谷には8つの教会が世界遺産として登録されているが、案内図には9つの教会が示されている。<br /><br />この村の入り口にある教会は、La Nativitat と記されている。(読み方が分からない。勉強不足…)<br /><br />4段の鐘塔が美しい。

    ボイ渓谷には8つの教会が世界遺産として登録されているが、案内図には9つの教会が示されている。

    この村の入り口にある教会は、La Nativitat と記されている。(読み方が分からない。勉強不足…)

    4段の鐘塔が美しい。

  • 小さな墓地が取り囲んでいる。

    小さな墓地が取り囲んでいる。

  • 狭いが、村の人々の祈りの場である。

    狭いが、村の人々の祈りの場である。

  • はて、お目当てのサン・キルツ教会が見つからない。<br />小さな村なので、すぐ一周してしまう。細い路地が入りこみ、登り下りもきつい。<br />

    はて、お目当てのサン・キルツ教会が見つからない。
    小さな村なので、すぐ一周してしまう。細い路地が入りこみ、登り下りもきつい。

  • 村はずれにあると聞いていたが…。<br />炎天下、狭い村を行ったり来たり。

    村はずれにあると聞いていたが…。
    炎天下、狭い村を行ったり来たり。

  • 村の入り口まで引き返し、人に尋ねると、なんとはるか向こうの山を指差した。確かに小さな建物が山腹に張り付いている。そのうえ、車は無理だと言う。<br /><br />行くしかない!<br />村に唯一のバルで水を調達するが、大きなペットボトルしかない。重たすぎるので、村はずれの崩れた石垣の陰に隠すと、炎天下をだらだらと登りはじめた。

    村の入り口まで引き返し、人に尋ねると、なんとはるか向こうの山を指差した。確かに小さな建物が山腹に張り付いている。そのうえ、車は無理だと言う。

    行くしかない!
    村に唯一のバルで水を調達するが、大きなペットボトルしかない。重たすぎるので、村はずれの崩れた石垣の陰に隠すと、炎天下をだらだらと登りはじめた。

  • 可愛らしい家です。

    可愛らしい家です。

  • さっきの教会が遠ざかる。

    さっきの教会が遠ざかる。

  • ドゥロの小村が遠ざかる。右側に続いている道をぐるっと登ってきた。

    ドゥロの小村が遠ざかる。右側に続いている道をぐるっと登ってきた。

  • 野アザミも陽に焼けそう。<br />

    野アザミも陽に焼けそう。

  • そして着いた。ここまで約30分。<br /><br />でも、道路がず〜と舗装されていたんだけど。<br />充分、車で来れた。<br /><br />

    そして着いた。ここまで約30分。

    でも、道路がず〜と舗装されていたんだけど。
    充分、車で来れた。

  • ボイ渓谷を見下ろすサン・キルツ聖堂。<br />素朴で力強く、そして優美なロマネスク教会です。

    ボイ渓谷を見下ろすサン・キルツ聖堂。
    素朴で力強く、そして優美なロマネスク教会です。

  • お気に入りの1枚。<br />午後の陽光を浴びてきらめく教会!<br />炎天下を歩いてきたからこそ、この美しさは格別です。

    お気に入りの1枚。
    午後の陽光を浴びてきらめく教会!
    炎天下を歩いてきたからこそ、この美しさは格別です。

  • 余計なものを寄せつけない形、冬は雪に覆われるのでしょう。

    余計なものを寄せつけない形、冬は雪に覆われるのでしょう。

  • 以前見た写真に比べ、鐘は修復されている。<br />どうしたら中を覗けるのでしょうか。

    以前見た写真に比べ、鐘は修復されている。
    どうしたら中を覗けるのでしょうか。

  • 12世紀から変わらず、ピレネー山脈を望んでいる。

    12世紀から変わらず、ピレネー山脈を望んでいる。

  • ここから遥か向こうに、ボイ渓谷の街道沿いの村が見える。<br />今日はすっかり満足したので、あの村で宿を取ることにした。

    ここから遥か向こうに、ボイ渓谷の街道沿いの村が見える。
    今日はすっかり満足したので、あの村で宿を取ることにした。

  • お湯と化したボトルを回収し、村を出て街道までもどるが、インフォメーションが閉まっている。(後で知ったが、シェスタの最中で5時オープン)<br />しかたないので、片っ端からバルに入り、上のオスタルの空きを聞くが、どこもいっぱい。スペインに来て最初に覚えた言葉がコンプレート(満室)って、なんか、悲しい。<br />もっと、上流に行けばあると教えてもらったが、地図によるとこの道は行き止まりのはず。遭難しちゃうよ。<br />車を走らせると、最初にあったオスタルがこれ。バルにいた娘さんが、すぐに部屋を見せてくれた。朝食付きで40ユーロ。看板下の「スピーキングイングリッシュ」の文字がうれしい。<br />まずは一安心。<br />でも、実は、翌日訪れたこの先の村々はボイ渓谷の1大観光地で、素敵なホテル、オスタルがたくさんあったのでした…。

    お湯と化したボトルを回収し、村を出て街道までもどるが、インフォメーションが閉まっている。(後で知ったが、シェスタの最中で5時オープン)
    しかたないので、片っ端からバルに入り、上のオスタルの空きを聞くが、どこもいっぱい。スペインに来て最初に覚えた言葉がコンプレート(満室)って、なんか、悲しい。
    もっと、上流に行けばあると教えてもらったが、地図によるとこの道は行き止まりのはず。遭難しちゃうよ。
    車を走らせると、最初にあったオスタルがこれ。バルにいた娘さんが、すぐに部屋を見せてくれた。朝食付きで40ユーロ。看板下の「スピーキングイングリッシュ」の文字がうれしい。
    まずは一安心。
    でも、実は、翌日訪れたこの先の村々はボイ渓谷の1大観光地で、素敵なホテル、オスタルがたくさんあったのでした…。

  • それなりの部屋です。窓の外では先ほどの娘さんがシーツを干している。もう夕方なのに、朝露の心配はないのでしょうか。<br />だんなさんも奥さんもとても感じの良い方ですが、何を聞いても要領を得ず、すぐに娘さんを連れてくる。どうやらスピーキングイングリッシュの看板はこの娘のようです。お嫁に行っちゃったらどうすんだろ。

    それなりの部屋です。窓の外では先ほどの娘さんがシーツを干している。もう夕方なのに、朝露の心配はないのでしょうか。
    だんなさんも奥さんもとても感じの良い方ですが、何を聞いても要領を得ず、すぐに娘さんを連れてくる。どうやらスピーキングイングリッシュの看板はこの娘のようです。お嫁に行っちゃったらどうすんだろ。

  • 渓谷の水は刺すような冷たさ。

    渓谷の水は刺すような冷たさ。

  • これは、お昼のレストランででてきた、お勧めのサラダ。かにかま入りです。世界的に大ヒットのかにかまがこんなところまで。<br />けっこう美味しかった。写真はまずそうだけど。

    これは、お昼のレストランででてきた、お勧めのサラダ。かにかま入りです。世界的に大ヒットのかにかまがこんなところまで。
    けっこう美味しかった。写真はまずそうだけど。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • わんぱく大将さん 2013/05/23 07:35:30
    私も果てしなく歩く方です
    fumio0102さん

    暑い中、大変でしたね。 私も歩く、歩く、人間ですが、あの太陽にはきつかった。 で、この間は7時間、自転車で行けども行けども、何があるかわからんようなエブロ湿地帯を水も、食料も持たず(ただのあほ)走りました。
    先にはフラミンゴがおりましたが。   

    話しは飛びますが、家とか、建築物に入る表の年号は殆どその建物の建てられた年です。大将

    fumio0102

    fumio0102さん からの返信 2013/05/23 08:01:31
    RE: 私も果てしなく歩く方です
    おはようございます。

    スペインの夏の暑さはハンパないですよね。
    このときもたいした距離ではないのに、ふうふうでした。
    でも暑いけど、やはり晴れてくれるのが一番ですね。

    カタルーニャ地方にはおもしろそうなところがたくさんありますね。
    バルセロナには一度しか行ってないので。
    スペインの情報楽しみにしてます。
  • おでぶねこさん 2006/09/09 21:03:40
    ボイ渓谷のロマネスク教会群。
    fu0102さん。こんばんは。

    ボイ渓谷のロマネスク教会群・・・。
    すばらしいですね。こんなところがあったなんて
    全く知りませんでした。

    ピレネーを見下ろす教会・・・。
    言葉もありません。
    すばらしいところに行かれたのですね。
    溜息です。

    車無くしてはたどり着けないところですね。
    おでぶねこには一生行けないところかも・・・。
    fu0102さんの旅行記でしっかり楽しませていただきます。
    続きも楽しみにしていますね。

     おでぶねこ

    fumio0102

    fumio0102さん からの返信 2006/09/10 10:26:13
    RE: ボイ渓谷のロマネスク教会群。
    早速の書き込みありがとうございます。
    ボイ渓谷は、ぼくたちも、一番期待していたところです。

    最初に訪れたサン・キルクの礼拝堂は、
    しーんと静まり返った山の中腹にありました。
    午後の陽光を反射し、きらきら輝いているようでした。
    歩いていって、良かったと思います。
    信仰の拠り所が、こんな山奥にあることが、それだけで感動です。

    ここ数日間が、今回の旅行で最も充実していたかもしれません。
    また、のぞいてください。

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