2006/07/04 - 2006/07/11
4753位(同エリア4870件中)
忍だるさん
新しい仕事が見つかるまでのしばしの猶予、5月に中国タイと行って来たばかりだけど・・・そんな事言っていられない!この機会を逃してなるものか!
と考えたものの、あまり準備期間も気力も無いために、安全で一人でも行きやすくて、かつお金がかからないところ・・・どこ?と考えているうちに、友人Cちゃんも6日間同行できることになり、誰かいるのは嬉しいけど、日程が日程だけにさらに選択肢を狭め、予約しなきゃだよ、って時にはバイトが入ってその後飲み会という詰まったスケジュールになり、出発予定の数日前、色々な候補地を色々な旅行会社に聞いて回って、その都度Cちゃんに相談し、予約を抑えたのは金曜日の事だった。そして出発は火曜日。いつもギリギリとはいえ、かなりのギリギリガールズ・・いや三十路隊であった。
せっかく行き先は決まったものの、Cちゃんと打ち合わせる間も無いまま、なぜか2日前ぐらいから微熱が続き、先行きやや不安なまま当日を迎えた。
前日作りに行ったトラベラーズチェックの件で銀行の不備で呼び出されたり、たまたま見つけたハノイ駐在の人々のコミュニティーの宴会に参加できることになり、お土産を買いにいったりしていた、忙しないながらものんきな午前。そう、そのとき気がつくべきだったのだ・・・・
ウキウキウォッチを見終わり、のんきに家を出て電車をでてから突如気がついてしまったのだ・・・
あ・・・・・出発時間と集合時間を大きく勘違いしている!!
そうなんです、3時半に飛行機が出るのに、3時半ぐらいにつくような計算で家を出ていた
アホッアホ!!体の中から色々な物質が出て行くのを感じ、急に気持ち悪くなり、のどもカラカラ。極度の緊張状態に陥る。
自分を呪いつつも、対策を練らねば!でもこんなときに限って携帯はおいてきてしまった。とりあえず都心過ぎまでは電車の方が速いだろうと推測して、急行電車の乗り換え時にCちゃんに電話・・・あれ・・・通じない。そう、Cちゃんも携帯を置いていっていて(涙)とりあえず急行が来たので乗り込む。
元々リムジンバスを使おうと思っていた某駅にて走りこみ、旅行会社に電話。
「出発できるという保障はありません」という冷たいお言葉をいただきながらも、
「絶対に行くんで!同行のCというものを呼び出して、先にチェックインさせてください!」
と言い捨てタクシーに乗り込む
このタクシーの運転手さんが本当にいい人で、携帯を貸してくれたり、スピードも出してくれ、出発の30分前に空港に到着。2万超えた、2万あればベトナムで何ができるだろうと思いつつ・・・・
無事にチェックインでき、出国審査も「乗り遅れるので先に行かせて!」と日本語・英語で叫び、ドン詰まりにあるゲートまで猛ダッシュ
そこには、一人ぽつねんと寂しそうにゲートから飛行機に歩いていくCちゃんの姿が!
そこで叫ぶorin!映画のワンシーンのような感動的な・・・?!
あぁ・・・・ごめんね。
無事に乗れましたよ・・・。
もし乗れなかったら、韓国経由だったので、韓国まですぐ飛ぶフライトを買って・・とか翌日に直行で行って・・・とかテンパリながらも考えて、でもホテルの手配も私がしてバウチャーも私が持っているし・・・
あぁ乗れてよかった・・・
飛行機ではそんな私の武勇伝いや、間抜け話をとめどなく話してしまった・・・が・・・
あれ・・・飛行機30分ほど離陸せず・・・・リムジンバスでも間にあったんぢゃ?!?!2万が!
という怒りは、乗せていただいたアシアナ航空さんにはぶつけちゃいけません。私がいけないのです。脳みそ崩壊の私がいけないのです
夜中についたハノイでは、お約束のタクシーが違う宿に連れて行って・・・・「ここはキミが予約した△△って宿だよ」って言われ、どうみても明らかに違う(今回はCちゃんと一緒なのでちょっと良い目の宿に予約しておいたのです)、ってか、5年前に来たときに泊った宿じゃん(笑)
と、お約束過ぎて「ありえない、△△ホテルなはずないでしょ」と強い口調でいうと、「ごめんごめん、ハノイには△△ホテルが二つあってね」なんて、ネットで書き込みがある通りのマニュアル通り、良い子の回答が帰ってきた。
そこからホテルはすぐ。無事にチェックイン。ほっと一息
今回予約したQUOC HOAというホテル、旧市街にあり、改装したての綺麗な気持ちいいホテルでした。
次の日
ハノイで何をするという歴然とした予定も無いまま、とりあえず5年前に来たときに寒かったから行かなかったハロン湾には行ってみたいと思っていたので、そのツアーを探して・・・なんて思っていたら、ホテルのフロントで勧誘され思ったよりもちょっと高かったけど、(ハノイでは旅行会社の乱立で詐欺とか横行しているから)安心できる宿で頼むのも保険料。と思いそのまま申し込む。
迷子キラーのハノイの道、道は突然名前を変えたり、東西南北問答無用で様々な方向に走る。ただでさえ迷子になりやすい私、5年前も迷子になった記憶しかなく、注意していたはずなのに早速反対方向に進む。
でも旧市街自体は大きくないので、ポジティブに間違った先にあったドンスアン市場を見るが、特に買うものもなく、引き返して予定通り湖の方向に向かって歩く。
Cちゃんに立て替えていたお金を受け取って成田空港の銀行でUSドルに変えようと思っていたのだけれど、そんなことは不可能だった昨日、まずは両替をしたいと思い、目星をつけていた銀行が見つからず、他の銀行に行くと「1時過ぎたら来て下さい」と言われ、仕方ないのでその銀行の近くにあるらしい大教会に行き、時間をつぶすことにする。
そこまでの道も大いに迷い、すでに疲労・・・・
で、ネット調べをつけていたマッサージ屋さんにて全身マッサージ7ドル。極楽っす。
気を取り直して先ほどの銀行に行くと「ここの銀行では両替できません、この先の違う銀行に言ってください」とな・・・・先に言ってくれよ(-。-;)
ま、無事に両替し、レートがあまりよくなく、あぁ時間通りに成田についていればとさらに嘆いてみても後の祭り。
お腹もすいたので、ガイドブックにあるフォー屋に行くがまた迷い、やっと着いたらしまっていた(-'д-)
疲労していたので、チェーン店のフォー24に入ってしまいました。Cちゃんはいささか不満そうだったけど。
ブラブラし、とりあえず1杯引っ掛けつつ「この後どうしよう??」となり
ガイドブックでレストランを探し、「シェルる?」の一声
そう、5年前にベトナム縦断したときに、サイゴンでCちゃんと落ち合い、グルメ三昧(?)をしたことがあり、その時に食べたソフトシェルクラブ(脱皮したてで皮が柔らかい蟹)のフライがあまりに美味しかったので、二人で会うたびにその話になっていたのです。2月に母とサイゴンに行ったときも食べたし♪
シェルるという目的を見つけた我等は急に元気もりもりになり、(ビールも補給したしね)道も間違えることなく、目的地に到着した。
そこはちょっと良いめのレストランで中は観光客だらけだったんだけど、うーんこのシェルクラブ、イマイチすごい美味しくなかった。サイゴンのあのお店はやっぱり特別美味しかったのだろうか?
翌日のハロン湾ツアー
ベトナムの観光はかなりしやすいと思う。旅行会社は掃いて捨てるほどあるし、そういったところでは英語も普通に通じる。欧米人が多いのもうなずける。お手ごろツアーもあり、ツーリストバスも多い。
しかし、私も5年前さんざんお世話になった有名なSHIN CAFE(ツアー会社)をパクッた会社が至る所にあって、ベトナムらしいというか・・・ロゴまで一緒で、普通だったら裁判沙汰だぞってな状態になっている。
それはさておき、バスで4時間ほど揺られて船着場に行く、隣に座っていたチリ人弁護士と私たちはバスに乗っていたガイドではない違うガイドに引き渡され、なんだか待っていた。するとチリ人弁護士は”船上泊”のツアーに頼んでいたのに、私たちの頼んだ”島泊”のガイドに引き渡されてしまったことを知り、すったもんだ。
バスに乗っていたガイドが間違えただけなんだけど、チリ人に攻められるし、そのガイドと連絡が取れなかったりで、私たちのガイドミーちゃんはかなりかわいそうな状態に。
後から聞くと、ミーちゃんはまだ入社して数ヶ月でそのガイドのことも今日始めて会ったし、電話するといきなり怒鳴られたりで大変だったらしい。
船に乗り込むと、船内はなかなか綺麗で、テーブルにはすでに乗客が。
出発して少しして、ランチとなった
ランチのときは、隣に座ったNY出身の男性が六本木在住ということで、話もはずむ♪
日本は他の国とはだいぶ・・・違うらしい。前に座っていた韓国人夫妻は英語がちょっとしか話せず、私のインチキ韓国語がたまに役立ち、なぜか最後にはおとうさんが他のツアー客に英語で聞いたことを「今なんて言ったんだ?訳せ」と言われたり、英語→英語の通訳などもしてみた(笑)
やっぱりネイティブにはわからないのかな?私はおとうさんの聞かんとしていることはよーくわかったのだけど。
船は鍾乳洞に到着
ツアーに鍾乳洞見学も組み込まれていたことなど知らなかったのですけど、なかなか良かったです。なかはひんやりしていて、中国でみた鍾乳洞とはまた違った様相を見せていました。
そこから、さらに船は進み、しばし停泊。カヤックをしたり、泳いだり、水着ももってきなかったので、デッキで昼寝。のんびりのんびり
ツアーの客にアームストロング一家がいて(Cちゃん銘々)お父さんはプロレスラーのような風体(しまった写真撮り損ねた)、ハーレーに皮ベスト着て乗っていて欲しいキャラ。そして妻も娘もかなりのキングサイズ、彼らが船から海に飛び込む様はなかなかのものであった。
島に到着すると、もう夕暮れ、かなりいいホテルだと言われていたのにちょっと小汚いゲストハウスで凹み、しかも帰るまでにはエアコン→扇風機と壊れて行き、その点だけは残念だった。
ツアー客はほとんどバラバラの宿に泊ったために、夕食は一人で来ている40代後半ぐらいのオーストリア人の先生をしている女性とだった。この先生、一緒に来るはずの友人が突如病気になり初めての一人旅になったらしい。
ベトナムのツアーは色んな人と友達になれる点も楽しい。
飲み足りなかった私とCちゃんは、先生と別れ小さい島の繁華街を散歩。とあるバーに入ってお腹は一杯だったが飲んでいると・・お!アーム一家と他のツアー客が宴会をしている。アーム、かなり目立つぞ(笑)
翌日はさらに大きい船でまたクルーズ。ソファーが大きくてかなりまどろんでいました。
のんびりしすぎ。韓国人夫妻と片言で話していると彼らの娘が私と同じ歳だということがわかった。私の”鼻血”とか”お腹すいた”とか”私かわいい?”なんてことしか言えない使えない韓国語ではあまり弾んだ会話はできなかったけど、なんだかアジア人同士通じる・・てのを実感しました。
ハノイに帰ると、何もしないのに疲れた体をマッサージで癒し、ハノイ名物ブンボーを食べた
Cちゃんの滞在最後の日、最後の日に何がしたい?と尋ねると「食べたい」とのこと(笑)
昼はフォーを食べにちょっと遠くまでお散歩、そういえば前にサイゴンで二人でいた時もひたすらレストランを探していたような・・・
あとは少しお土産探し、なんとなく行き着いたハンザ市場でバチャン焼きに遭遇。ネジが外れて大量買いしてしまった。でもしめて20ドル、安いもんだ。行きに使ったタクシー代2万を思えばなにものも怖くはないさ
出発直前にハノイ駐在員達のとあるコミュニティに気軽に声をかけたら、快く宴会企画してくれました。日程がうまいこと合わずに夜便で帰るCちゃんは途中で帰らないといけないけど、やはり地元の人に、美味しい所に連れて行ってもらえるってのはいいことだ♪
しかもホテルまでのお迎え付き。素晴らしい★
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス
- 航空会社
- アシアナ航空
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