ギアナ高地周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
◇日程<br />1日目:成田発→ヒューストン→カラカス(カラカス泊)<br />2日目:カラカス→プエルトオルダス→ルエパ→サンタエレナ(サンタエレナ泊)<br />3日目:サンタエレナ→カナイマ国立公園 ユリの滝観光(カナイマ泊)<br />4日目:終日エンジェルフォール観光(カナイマ泊)<br />5日目:カバック村観光(カナイマ泊) <br />6日目:エンジェルフォール遊覧観光 カナイマ→プエルトオルダス→カラカス(カラカス泊)<br />7日目:カラカス→ヒューストン(ヒューストン泊)<br />8日目:ヒューストン→(機中泊)<br />9日目:→成田着<br /><br />■ 1日目 8月12日(土)<br />出発2日前にロンドンで米国航空機に対するテロ未遂事件が発覚し、それに加えてお盆休みの土曜日の出発ということで成田空港の混雑や混乱がニュースに流れる中、当日を迎えました。しかしそれ以上に初めての地への期待でワクワク・ドキドキ。長い間憧れていたベネズエラ、ギアナ高地への旅の始まりです!<br />そんな楽しい気持ちも出発の時点で暗雲が。成田からの航空機の搭乗直前に雷雨がひどくなり低気圧の関係で搭乗後に1時間半ほど出発が遅れてしまったのです。ヒューストンでの乗継時間がもともと2時間しかないのに…。と絶望的な気持ちでヒューストンまでの道中は気が気でなかったのですが同航空会社での乗継のためか、カラカス行きのフライトは出発を遅らせて待機してくれていました!とはいうものの乗継時間に余裕はまったくなく広いヒューストン空港で汗をかきながら走りました。乗継時間が長い時などは大きな空港でお買い物ができる、などと思っていましたがこのときほどヒューストンの空港の広さをイヤに感じたことはありませんでした。そんなこともありながらなんとか無事にベネズエラ、カラカスに到着。日本を出発してから約20時間、長旅を終え明日はギアナ高地へむかいます。<br /><br />■2日目  8月13日(日)<br />昨晩は到着が遅くわかりませんでしたが、朝起きると窓にはカリブ海の青い海が広がっています。ベネズエラの国内線は4〜6名乗りの小さいセスナを利用することも多いため預け入れ荷物の重量制限が10?までになっています。そのため、カラカスのホテルにスーツケースを預けてリュックを背負い身軽になっていざグランサバナへ!<br />カラカスからオリノコデルタ地帯の中心都市プエルトオルダスへ。到着後は国内線の乗継です。ベネズエラを旅行する際に必要なことは“忍耐”と言われていましたが、ここでその意味が良くわかりました。チャーターしているセスナが到着していないのです。ガイ ドに聞くと「もうすぐ到着するよ」とのんびりした様子。この後、何度も体験することになりましたが、なんともラテン気質の国でした。人は陽気で親切なのですが時間の感覚は非常にルーズで5分が30分になることなどは当たり前、お客様が待っていようが自分の用事はすませてから…という感じでとにかく予定通りには進みません。<br />結局予定より1時間半遅れてプエルトオルダスを出発します。5名乗りの小さなチャーター機2台にわかれてルエパまで向かいます。飛ぶこと40分ほどでサバンナの中に滑走路があるだけの空港におりたちました。<br />グランサバナには2500m級のテーブルマウンが立ち並び、いくつもの滝が点在しています。中でも川床が宝石の一種でもある一枚岩になっているハスペの滝などが有名です。<br />最初の観光は「カウィの滝」へ。ベネズエラに入りはじめての滝の観光です。鉄分の多い岩できた川底が赤く不思議な景観で、溢れるほどの水量です。次の「カマの滝」は落差60mある滝の迫力を目の前にしてこの10倍以上の落差があるエンジェルフォールへの夢も広がります。最後にテーブルマウンテンの展望ポイント「ミラドール」へ。夕暮れのテーブルマウンテンは幻想的で大自然の雄大さを感じます。<br />暗くなってしまったため「ハスペの滝」観光は翌日にまわし、宿泊地のサンタエレナへと向かいます。本日の宿泊はサンタエレナの郊外にあるロッジタイプのヤコーロッジ。<br />海外を旅すると良く感じるのですが本当に星が多く綺麗に見えるのです。ここベネズエラも同じでロッジ到着時には天の川も見ることができました。東京にいるときは星なんて見てないなぁ…といつもと違う時間の流れを感じました。<br /><br />■3日目  8月14日(月)<br />早朝5時半、ヘリコプターのオプショナルツアーの始まりです。テーブルマウンテンの山頂にヘリコプターに乗って登頂チャレンジをするのです。ヘリコプターはかなり天候に左右されるのですがこの日は朝からかなり雲が多くヘリコプターが予定時刻になっても到着できません。ロッジの近くにはかなり低く雲がかかっていて視界も悪く、今日は無理なのかなぁと思っていると、麓からヘリコプターがバタバタと大きな音をたてて到着しました。そして、皆さん無事テーブルマウンテン登頂に成功しました!<br />思っていたよりも安定したヘリコプターに乗り、だんだんとテーブルマウンテンが近づいていきます。テーブルマウンテンの山頂はゴツゴツとした黒い岩肌がむき出しで奇岩といえるような変わった形の岩が並んでいます。何十億年前から外界とは隔離された世界のため固有種も多くまったくの別世界です。下から見上げるテーブルマウンテンからは想像もできない景色は非常に興味深いものでした。<br />その後、昨日立ち寄ることができなかった「ハスペの滝」へ。ハスペの滝はカウィの滝同様、鉄分の多い成分で作られた川底が赤を基調に緑やオレンジの色で輝いています。その川底の石は固く、宝飾品としても利用されています。<br />ベネズエラの名産品といえばやはり「コーヒー」と「チョコレート」。とはいえ、大自然の中を観光しているので空港以外ではなかなか買い物をする時間がありません。そこでサンタエレナの小さな商店へ立ち寄りました。コーヒーも200g1500ボリバル(約80円)ほどで購入できます。帰国後そのコーヒーを飲んでみましたが、なかなかの味でした。皆さんもぜひお試しください。そして今回のご参加の皆さんはお酒も大好き!な方が多かったのでもうひとつの名産品「ラム酒」もゲットされていました。<br />グランサバナの大地と別れ、チャーターフライトにてカナイマ国立公園へ。サンタエレナからカナイマまでのフライトは約1時間20分、テーブルマウンテンやいくつもの滝、サバンナやジャングルと飽きることない景色が続きます。<br />そしてついにカナイマへ到着です。カラオ川沿いにあるカナイマはギアナ高地、エンジェルフォールの基点となる村です。空港からトラ柄のバスに乗り5分(歩いてもすぐですが)、3泊するオツルベンサロッジに到着です。このオツルベンサロッジはカナイマラグーンに面した景観が素晴らしいロッジです。高台にあるレストランを中心にロッジが点在し、レストランからはラグーンと滝を見渡すことができます。憧れのエンジェルフォールが近づいてきていると思うとワクワクしてきます。<br />午後はユリの滝観光。バスとボートで約1時間、そこから歩くこと30分ようやくユリの滝へ到着です。ユリの滝はカラオ川にありこの時期は水量も豊富で轟々と音を立てて流れる勢いは圧巻!雨季のため少ないのですが、途中にはピンク色の砂浜などもあり滝のマイナスイオンと大自然を満喫しました。<br /><br />■ 4日目 8月15日(火)<br />今回の旅のハイライトともいえる終日エンジェルフォール観光です。朝5時にロッジを出発しエンジェルフォールへ向かいます。ボートに乗る前に軽くコーヒーとビスケットの軽食をとり、船乗り場のマユパからボートに乗ります。ボートは12〜14名乗りの木製ボートで屋根も背もたれもないような簡素なものです。救命胴衣をつけ結構なスピードでカラオ川を上ります。浅瀬になる場所ではボートを降りてトラックに乗り、再度ボートに乗換えて約2時間後、第1休憩所のオルケディア島に到着です。ボートで冷えた体を温めるために、サンドイッチと暖かいコーヒーやココアが用意されています。<br />オルケディア島を出発するとすぐにカラオ川から支流のチュルン川に入ります。クネクネと曲がった川を進むこと約1時間半、エンジェルフォールトレッキングのベースキャンプ、ラトンシート島へ到着。ベースキャンプにはハンモックの宿泊施設もあり1泊して観光をするのも人気だそうです。ここからがトレッキングの開始です。木々が生い茂るジャングルの中をエンジェルフォールの展望ポイントまで歩きます。途中には木のつるを使って遊んだり、丸太の橋を渡ったりとアドベンチャー感覚たっぷりで自然の中を満喫しながら進むので、飽きることがありません。とはいうものの日頃の運動不足のせいか、だんだんと足も前に進まなくなってきます。ベネズエラ旅行をご計画中の方は体力もつけておいてください!<br />そして歩くこと1時間、だんだんと滝の音が近くなってきました。最後の坂道を登りきると目の前に轟々と水しぶきをあげるエンジェルフォールが!最大落差978m、雨期で水量も多いエンジェルフォールは滝つぼに到達するまでに霧となって消えてしまいます。ここまで着いたという達成感と共に見上げるエンジェルフォールは言葉では言い表せない感動がありました。<br />ランチはベースキャンプのラトンシート島でバーベキューランチ。直火で焼いたチキンの丸焼きにポテトサラダなど。運動した後の食事はとても美味しかったです。<br />夕方ロッジへ戻る途中、今度は「サポの滝」の裏側を歩くアクティビティを体験。かなりの水量ということは聞いていましたが、想像以上の水量で目も開けることができないほど全身ビショビショになりながら前へ進みます。もう「笑うしかない…」という感じで進みましたが、こんな楽しいアクティビティはない!と思えるくらい楽しいものでした。うまく説明できないのがもどかしいのですが、ぜひ体験してみてください!<br />朝5時に出発しロッジに到着したのは18時過ぎ。13時間の終日観光。子供の頃の夏休みといった感じで良く歩き、良く笑った本当に楽しい1日でした。<br /><br />■ 5日目 8月16日(水) <br />アウヤンテプイのテーブルマウンテンに隠れた先住民族が暮らす、カバック村観光へ出発です。カバック村へはチャーターセスナで向かいますが、道中の行きか帰りのどちらかにエンジェルフォールの遊覧観光をしてくれます。私が乗ったセスナでは行きにエンジェルフォールの遊覧をしてくれたのですが、前日に下から見上げたエンジェルフォールをまったく違う角度から見ることができ、虹がかかった全景を見ることでまた違った感動を味わうことができました。<br />カバック村は木の葉で作った屋根などを使った昔ながらの家にペモン族が暮らす小さな村です。ペモン族同士はベネズエラの公用語であるスペイン語は使わず、独自の言葉を使っていたり昔ながらの生活を続けています。(水道や電気などは使っているようです)しかし、カバック村観光の目的は先住民文化に触れることがメインというわけではなく、村から少し奥に入ったカバック滝や洞窟へ行くアクティビティがメインです。村から20分ほど歩くとカバック川にあるテバナレンパの滝近くで水遊び。カバック川の水はとても綺麗ですが流れが早く油断をすると流されそうになってしまいます。その後、川の上流にあるカバック滝を目指します。出発前の説明では深いところでも胸のあたりまで水に浸かるくらいと聞いていたのですが、とんでもない!一番深いところは3mくらいあって足などつくわけがありません。しかも場所によっては流れも強く、上からの滝の水しぶきを浴びながらロープを持って渡ったり、泳いだり、歩いたりと本日もアドベンチャー気分満載です。<br />体力的にはとってもハードでしたが、こんな風に川で泳ぐなんて何年ぶりだろうと充実した満足感でいっぱいです。もちろんガイドさんはしっかりフォローしてくれますし、泳げない方には救命胴衣の貸し出しもあります。<br />カバック村に戻り昼食後、セスナに乗ってカナイマへ戻ります。カナイマでの最終日ということもあり、夕方は近くのお土産物屋さんを散策に出かけました。カナイマにはいくつかお土産物屋さんがありますが、その中でも品揃え、品質ともにお勧めなのは「マクナイマ」。民芸品類でお勧めのお土産物は木のつるで作られたバッグやハスペの石で作られたネックレスなどのアクセサリー、そして名前はわからないのですが木で造られた雨の音がする筒状の楽器みたいなものなどがあります。「さらさらぁぁぁ〜。」っと心地よい音が流れて、癒し効果も十分です。私も、仕事に疲れたらこの音を聞こう!と迷ったあげく購入してしまいました。<br /><br />■ 6日目 8月17日(木) <br />旅行も終盤に入り、今日で楽しかったカナイマでの滞在も最終日です。午前中はカナイマラグーンでのボートクルーズです。毎日レストランから目の前にしていたカナイマラグーンの4つの滝(ウカイマ・ゴロンドリーナ・ウラバイナ・アチャ)を間近に感じます。ボートに乗って近くから見上げる滝の水量は多く、豪快です。そしてその後は、エンジェルフォール遊覧飛行観光へ。昨日カバック村に行った時よりも、少し雲が多かったので心配していましたが、空港に着くと案の定セスナが飛びません。もうこの頃になると定刻に飛行機が飛ぶことはあり得ないとさえ思えてしまうほどでしたが、待っている時間ものんびりしていていいものかも…とだんだんとラテン気質になってきている事に気がつきます。セスナでの遊覧飛行観光ではテーブルマウンテンの山頂付近にかなり雲がかかっていたのでエンジェルフォールは4分の3ほどしか見ることができませんでした。とはいうものの上空に重く雲がかかったアウヤンテプイも迫力がありまさにロストワールドの世界という感じでしたし、セスナで間近に滝を感じることができるのも遊覧観光ならではの経験です。<br />午後はカナイマからプエルトオルダス乗換えカラカスまで。プエルトオルダスの空港では搭乗予定の飛行機がなかなか到着せず結局2時間以上待つことに。カラカスのホテルに到着したのはすでに8時をまわっていました。<br /><br />■ 7日目 8月18日(金)<br />カラカス出発が9時ということで、早朝5時半にはホテルを出発。出発が午前中に集中していることもあり空港はかなり混雑していました。カラカスの国際線空港は横に長く免税店もある程度充実しています。チョコレートなどのベネズエラ特産品もそろっているので町の商店よりは金額は高めですが、買い忘れた場合はこちらで購入することができます。<br />楽しかったベネズエラに別れをつげ、直行便で約5時間、ヒューストンに到着です。ヒューストンはNASAがある以外は他には特に観光地もないのですが、今回は到着時間も遅かったためNASA観光には間に合いませんでした。残念。<br />夕食はホテルの地下にあるレストランへ行きましたが、さすがアメリカ!と思えるメニューでボリューム満点です。カリフォルニアハンバーガーを注文したのですが(ヒューストンはテキサス州ですが)とにかく大きい!お皿からはみ出るほどのポテトに丸々1つのアボカド、そして大きなハンバーガー。アメリカだなぁ…と実感しました。味もなかなかでしたのでもし機会があればお試しください。<br /><br /><br /><br /><br />

ベネズエラ  世界最後の秘境 ロストワールドの世界を目指す!

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2006/08/12 - 2006/08/20

84位(同エリア96件中)

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fwt_staff

fwt_staffさん

◇日程
1日目:成田発→ヒューストン→カラカス(カラカス泊)
2日目:カラカス→プエルトオルダス→ルエパ→サンタエレナ(サンタエレナ泊)
3日目:サンタエレナ→カナイマ国立公園 ユリの滝観光(カナイマ泊)
4日目:終日エンジェルフォール観光(カナイマ泊)
5日目:カバック村観光(カナイマ泊)
6日目:エンジェルフォール遊覧観光 カナイマ→プエルトオルダス→カラカス(カラカス泊)
7日目:カラカス→ヒューストン(ヒューストン泊)
8日目:ヒューストン→(機中泊)
9日目:→成田着

■ 1日目 8月12日(土)
出発2日前にロンドンで米国航空機に対するテロ未遂事件が発覚し、それに加えてお盆休みの土曜日の出発ということで成田空港の混雑や混乱がニュースに流れる中、当日を迎えました。しかしそれ以上に初めての地への期待でワクワク・ドキドキ。長い間憧れていたベネズエラ、ギアナ高地への旅の始まりです!
そんな楽しい気持ちも出発の時点で暗雲が。成田からの航空機の搭乗直前に雷雨がひどくなり低気圧の関係で搭乗後に1時間半ほど出発が遅れてしまったのです。ヒューストンでの乗継時間がもともと2時間しかないのに…。と絶望的な気持ちでヒューストンまでの道中は気が気でなかったのですが同航空会社での乗継のためか、カラカス行きのフライトは出発を遅らせて待機してくれていました!とはいうものの乗継時間に余裕はまったくなく広いヒューストン空港で汗をかきながら走りました。乗継時間が長い時などは大きな空港でお買い物ができる、などと思っていましたがこのときほどヒューストンの空港の広さをイヤに感じたことはありませんでした。そんなこともありながらなんとか無事にベネズエラ、カラカスに到着。日本を出発してから約20時間、長旅を終え明日はギアナ高地へむかいます。

■2日目  8月13日(日)
昨晩は到着が遅くわかりませんでしたが、朝起きると窓にはカリブ海の青い海が広がっています。ベネズエラの国内線は4〜6名乗りの小さいセスナを利用することも多いため預け入れ荷物の重量制限が10?までになっています。そのため、カラカスのホテルにスーツケースを預けてリュックを背負い身軽になっていざグランサバナへ!
カラカスからオリノコデルタ地帯の中心都市プエルトオルダスへ。到着後は国内線の乗継です。ベネズエラを旅行する際に必要なことは“忍耐”と言われていましたが、ここでその意味が良くわかりました。チャーターしているセスナが到着していないのです。ガイ ドに聞くと「もうすぐ到着するよ」とのんびりした様子。この後、何度も体験することになりましたが、なんともラテン気質の国でした。人は陽気で親切なのですが時間の感覚は非常にルーズで5分が30分になることなどは当たり前、お客様が待っていようが自分の用事はすませてから…という感じでとにかく予定通りには進みません。
結局予定より1時間半遅れてプエルトオルダスを出発します。5名乗りの小さなチャーター機2台にわかれてルエパまで向かいます。飛ぶこと40分ほどでサバンナの中に滑走路があるだけの空港におりたちました。
グランサバナには2500m級のテーブルマウンが立ち並び、いくつもの滝が点在しています。中でも川床が宝石の一種でもある一枚岩になっているハスペの滝などが有名です。
最初の観光は「カウィの滝」へ。ベネズエラに入りはじめての滝の観光です。鉄分の多い岩できた川底が赤く不思議な景観で、溢れるほどの水量です。次の「カマの滝」は落差60mある滝の迫力を目の前にしてこの10倍以上の落差があるエンジェルフォールへの夢も広がります。最後にテーブルマウンテンの展望ポイント「ミラドール」へ。夕暮れのテーブルマウンテンは幻想的で大自然の雄大さを感じます。
暗くなってしまったため「ハスペの滝」観光は翌日にまわし、宿泊地のサンタエレナへと向かいます。本日の宿泊はサンタエレナの郊外にあるロッジタイプのヤコーロッジ。
海外を旅すると良く感じるのですが本当に星が多く綺麗に見えるのです。ここベネズエラも同じでロッジ到着時には天の川も見ることができました。東京にいるときは星なんて見てないなぁ…といつもと違う時間の流れを感じました。

■3日目  8月14日(月)
早朝5時半、ヘリコプターのオプショナルツアーの始まりです。テーブルマウンテンの山頂にヘリコプターに乗って登頂チャレンジをするのです。ヘリコプターはかなり天候に左右されるのですがこの日は朝からかなり雲が多くヘリコプターが予定時刻になっても到着できません。ロッジの近くにはかなり低く雲がかかっていて視界も悪く、今日は無理なのかなぁと思っていると、麓からヘリコプターがバタバタと大きな音をたてて到着しました。そして、皆さん無事テーブルマウンテン登頂に成功しました!
思っていたよりも安定したヘリコプターに乗り、だんだんとテーブルマウンテンが近づいていきます。テーブルマウンテンの山頂はゴツゴツとした黒い岩肌がむき出しで奇岩といえるような変わった形の岩が並んでいます。何十億年前から外界とは隔離された世界のため固有種も多くまったくの別世界です。下から見上げるテーブルマウンテンからは想像もできない景色は非常に興味深いものでした。
その後、昨日立ち寄ることができなかった「ハスペの滝」へ。ハスペの滝はカウィの滝同様、鉄分の多い成分で作られた川底が赤を基調に緑やオレンジの色で輝いています。その川底の石は固く、宝飾品としても利用されています。
ベネズエラの名産品といえばやはり「コーヒー」と「チョコレート」。とはいえ、大自然の中を観光しているので空港以外ではなかなか買い物をする時間がありません。そこでサンタエレナの小さな商店へ立ち寄りました。コーヒーも200g1500ボリバル(約80円)ほどで購入できます。帰国後そのコーヒーを飲んでみましたが、なかなかの味でした。皆さんもぜひお試しください。そして今回のご参加の皆さんはお酒も大好き!な方が多かったのでもうひとつの名産品「ラム酒」もゲットされていました。
グランサバナの大地と別れ、チャーターフライトにてカナイマ国立公園へ。サンタエレナからカナイマまでのフライトは約1時間20分、テーブルマウンテンやいくつもの滝、サバンナやジャングルと飽きることない景色が続きます。
そしてついにカナイマへ到着です。カラオ川沿いにあるカナイマはギアナ高地、エンジェルフォールの基点となる村です。空港からトラ柄のバスに乗り5分(歩いてもすぐですが)、3泊するオツルベンサロッジに到着です。このオツルベンサロッジはカナイマラグーンに面した景観が素晴らしいロッジです。高台にあるレストランを中心にロッジが点在し、レストランからはラグーンと滝を見渡すことができます。憧れのエンジェルフォールが近づいてきていると思うとワクワクしてきます。
午後はユリの滝観光。バスとボートで約1時間、そこから歩くこと30分ようやくユリの滝へ到着です。ユリの滝はカラオ川にありこの時期は水量も豊富で轟々と音を立てて流れる勢いは圧巻!雨季のため少ないのですが、途中にはピンク色の砂浜などもあり滝のマイナスイオンと大自然を満喫しました。

■ 4日目 8月15日(火)
今回の旅のハイライトともいえる終日エンジェルフォール観光です。朝5時にロッジを出発しエンジェルフォールへ向かいます。ボートに乗る前に軽くコーヒーとビスケットの軽食をとり、船乗り場のマユパからボートに乗ります。ボートは12〜14名乗りの木製ボートで屋根も背もたれもないような簡素なものです。救命胴衣をつけ結構なスピードでカラオ川を上ります。浅瀬になる場所ではボートを降りてトラックに乗り、再度ボートに乗換えて約2時間後、第1休憩所のオルケディア島に到着です。ボートで冷えた体を温めるために、サンドイッチと暖かいコーヒーやココアが用意されています。
オルケディア島を出発するとすぐにカラオ川から支流のチュルン川に入ります。クネクネと曲がった川を進むこと約1時間半、エンジェルフォールトレッキングのベースキャンプ、ラトンシート島へ到着。ベースキャンプにはハンモックの宿泊施設もあり1泊して観光をするのも人気だそうです。ここからがトレッキングの開始です。木々が生い茂るジャングルの中をエンジェルフォールの展望ポイントまで歩きます。途中には木のつるを使って遊んだり、丸太の橋を渡ったりとアドベンチャー感覚たっぷりで自然の中を満喫しながら進むので、飽きることがありません。とはいうものの日頃の運動不足のせいか、だんだんと足も前に進まなくなってきます。ベネズエラ旅行をご計画中の方は体力もつけておいてください!
そして歩くこと1時間、だんだんと滝の音が近くなってきました。最後の坂道を登りきると目の前に轟々と水しぶきをあげるエンジェルフォールが!最大落差978m、雨期で水量も多いエンジェルフォールは滝つぼに到達するまでに霧となって消えてしまいます。ここまで着いたという達成感と共に見上げるエンジェルフォールは言葉では言い表せない感動がありました。
ランチはベースキャンプのラトンシート島でバーベキューランチ。直火で焼いたチキンの丸焼きにポテトサラダなど。運動した後の食事はとても美味しかったです。
夕方ロッジへ戻る途中、今度は「サポの滝」の裏側を歩くアクティビティを体験。かなりの水量ということは聞いていましたが、想像以上の水量で目も開けることができないほど全身ビショビショになりながら前へ進みます。もう「笑うしかない…」という感じで進みましたが、こんな楽しいアクティビティはない!と思えるくらい楽しいものでした。うまく説明できないのがもどかしいのですが、ぜひ体験してみてください!
朝5時に出発しロッジに到着したのは18時過ぎ。13時間の終日観光。子供の頃の夏休みといった感じで良く歩き、良く笑った本当に楽しい1日でした。

■ 5日目 8月16日(水) 
アウヤンテプイのテーブルマウンテンに隠れた先住民族が暮らす、カバック村観光へ出発です。カバック村へはチャーターセスナで向かいますが、道中の行きか帰りのどちらかにエンジェルフォールの遊覧観光をしてくれます。私が乗ったセスナでは行きにエンジェルフォールの遊覧をしてくれたのですが、前日に下から見上げたエンジェルフォールをまったく違う角度から見ることができ、虹がかかった全景を見ることでまた違った感動を味わうことができました。
カバック村は木の葉で作った屋根などを使った昔ながらの家にペモン族が暮らす小さな村です。ペモン族同士はベネズエラの公用語であるスペイン語は使わず、独自の言葉を使っていたり昔ながらの生活を続けています。(水道や電気などは使っているようです)しかし、カバック村観光の目的は先住民文化に触れることがメインというわけではなく、村から少し奥に入ったカバック滝や洞窟へ行くアクティビティがメインです。村から20分ほど歩くとカバック川にあるテバナレンパの滝近くで水遊び。カバック川の水はとても綺麗ですが流れが早く油断をすると流されそうになってしまいます。その後、川の上流にあるカバック滝を目指します。出発前の説明では深いところでも胸のあたりまで水に浸かるくらいと聞いていたのですが、とんでもない!一番深いところは3mくらいあって足などつくわけがありません。しかも場所によっては流れも強く、上からの滝の水しぶきを浴びながらロープを持って渡ったり、泳いだり、歩いたりと本日もアドベンチャー気分満載です。
体力的にはとってもハードでしたが、こんな風に川で泳ぐなんて何年ぶりだろうと充実した満足感でいっぱいです。もちろんガイドさんはしっかりフォローしてくれますし、泳げない方には救命胴衣の貸し出しもあります。
カバック村に戻り昼食後、セスナに乗ってカナイマへ戻ります。カナイマでの最終日ということもあり、夕方は近くのお土産物屋さんを散策に出かけました。カナイマにはいくつかお土産物屋さんがありますが、その中でも品揃え、品質ともにお勧めなのは「マクナイマ」。民芸品類でお勧めのお土産物は木のつるで作られたバッグやハスペの石で作られたネックレスなどのアクセサリー、そして名前はわからないのですが木で造られた雨の音がする筒状の楽器みたいなものなどがあります。「さらさらぁぁぁ〜。」っと心地よい音が流れて、癒し効果も十分です。私も、仕事に疲れたらこの音を聞こう!と迷ったあげく購入してしまいました。

■ 6日目 8月17日(木) 
旅行も終盤に入り、今日で楽しかったカナイマでの滞在も最終日です。午前中はカナイマラグーンでのボートクルーズです。毎日レストランから目の前にしていたカナイマラグーンの4つの滝(ウカイマ・ゴロンドリーナ・ウラバイナ・アチャ)を間近に感じます。ボートに乗って近くから見上げる滝の水量は多く、豪快です。そしてその後は、エンジェルフォール遊覧飛行観光へ。昨日カバック村に行った時よりも、少し雲が多かったので心配していましたが、空港に着くと案の定セスナが飛びません。もうこの頃になると定刻に飛行機が飛ぶことはあり得ないとさえ思えてしまうほどでしたが、待っている時間ものんびりしていていいものかも…とだんだんとラテン気質になってきている事に気がつきます。セスナでの遊覧飛行観光ではテーブルマウンテンの山頂付近にかなり雲がかかっていたのでエンジェルフォールは4分の3ほどしか見ることができませんでした。とはいうものの上空に重く雲がかかったアウヤンテプイも迫力がありまさにロストワールドの世界という感じでしたし、セスナで間近に滝を感じることができるのも遊覧観光ならではの経験です。
午後はカナイマからプエルトオルダス乗換えカラカスまで。プエルトオルダスの空港では搭乗予定の飛行機がなかなか到着せず結局2時間以上待つことに。カラカスのホテルに到着したのはすでに8時をまわっていました。

■ 7日目 8月18日(金)
カラカス出発が9時ということで、早朝5時半にはホテルを出発。出発が午前中に集中していることもあり空港はかなり混雑していました。カラカスの国際線空港は横に長く免税店もある程度充実しています。チョコレートなどのベネズエラ特産品もそろっているので町の商店よりは金額は高めですが、買い忘れた場合はこちらで購入することができます。
楽しかったベネズエラに別れをつげ、直行便で約5時間、ヒューストンに到着です。ヒューストンはNASAがある以外は他には特に観光地もないのですが、今回は到着時間も遅かったためNASA観光には間に合いませんでした。残念。
夕食はホテルの地下にあるレストランへ行きましたが、さすがアメリカ!と思えるメニューでボリューム満点です。カリフォルニアハンバーガーを注文したのですが(ヒューストンはテキサス州ですが)とにかく大きい!お皿からはみ出るほどのポテトに丸々1つのアボカド、そして大きなハンバーガー。アメリカだなぁ…と実感しました。味もなかなかでしたのでもし機会があればお試しください。




一人あたり費用
30万円 - 50万円
航空会社
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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