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 4年前の夏休み。僕はこの地、ブリスベンを訪れた、はずである。というのは、その記憶がまったく残っていないからだ。<br /><br /> 当時ワーホリしている友人を訪ねてケアンズに降り立った。一週間掛け、ケアンズからブリスベンを車でまわる約2000KMの旅。だが、日本での仕事が忙しく無理繰り休みを取ったがため、風邪をひいてしまい、空港に降り立った時点で38℃以上の熱があった。<br /><br /> 友人には申し訳なかったのだが、しばらくケアンズで療養することになった。3日間、様子を見たが回復の兆しが見られない。3日目の夜には、熱が40℃を超え、意識が朦朧とし始めた。さすがにこのままではまずいと思った友人が緊急病院へ連れてってくれた。問題は僕が保険に入っていなかったこと。保険に入っていないと海外では莫大な治療費が請求される。<br /><br /> 幸いにもワーホリ中の友人は保険に入っている。僕は友人に成りすますことになった。受付で名前と住所、パスポート番号等のカルテを記入するよう言われる。事前に友人から聞いたとおりだ。だが、全て聞いておいたはずなのに、意識が朦朧としてか、気が付くと自分の名前をいつものように書いていた。「WAKAYA・・・」と。<br /><br />ゴンッ!<br /><br /> 僕が間違っていることに気付いた友人は40℃も熱がある僕の頭を思いっきり叩き、<br />「コイツ、もう自分で何書いているかもわからないぐらいヤバイ状況なんで僕が書きます」と言って全部代筆してくれた。そのやりとりは日本語のわかる看護婦さんにばっちり見られていたので、偽造は間違いなくばれていたと思うが、懐の深いオーストラリアの病院はノープロブレムであった。<br /><br /> 病院で注射と点滴、やたらとデカイ薬をもらい帰ってきた。だがゆっくり休んでいる暇はない。何しろ後4日後にはブリスベンに着かなければ日本に帰れない。残り約2000KMの行程はまったく減っていない。次の日から友人は昼夜問わず車を走らせ、僕は助手席で寝たきり状態のドライブが始まった。途中、冬のグレイトバリアリーフで凍えそうになりながらちょいシュノーケリングしたり、動物園でコアラを抱いて写真撮ったらウンコするという2箇所を観光しただけ。後はずっと車の中か、宿の中。何とかブリスベンには最終日に到着した。そのときの僕は風邪とドライブの疲れで半死状態だったと思う。(更に帰りの飛行機で悪化するんだけど。なにしに来たんだろう、この旅は。試練だった。)<br /><br />どれだけ頑張っても何の記憶の欠片も思い出せないブリスベン。もう一度この街から思い出づくりを始めよう。<br /><br />シティーホール、カジノ、ブリスベン川沿いなど街中を散策するがさっぱり思い出せない。街中は特にこれといった見所もないので郊外にある「ローパイン・コアラサンクチュアリ」に向かう。ここは世界最大、最古のコアラ園であるらしい。<br /><br /> やる気のないカンガルー、まったく動かないウォンバット、眠り放しのコアラたちを見ているとなんだか以前、来たような〜〜。うーーーん、記憶が蘇ってきた。デジャブ?いや、違う。<br /><br /> コアラの写真撮影所を見て、はっきり思い出した。僕は4年前にここに来て、コアラと共に写真を撮り、抱いた瞬間に「ブリッ」とウンコされたんだ!<br /><br /> また、コアラにウンコされると堪んないので今回は撮影しない。しかし思い出せてよかった、よかった。えっ?コアラ園はどうだったかって。多分、また忘れそうなくらい記憶の薄い場所ですな〜<br /><br />

よみがえる記憶@ブリスベン

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2006/08/27 - 2006/08/27

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フーテンの若さん

フーテンの若さんさん

 4年前の夏休み。僕はこの地、ブリスベンを訪れた、はずである。というのは、その記憶がまったく残っていないからだ。

 当時ワーホリしている友人を訪ねてケアンズに降り立った。一週間掛け、ケアンズからブリスベンを車でまわる約2000KMの旅。だが、日本での仕事が忙しく無理繰り休みを取ったがため、風邪をひいてしまい、空港に降り立った時点で38℃以上の熱があった。

 友人には申し訳なかったのだが、しばらくケアンズで療養することになった。3日間、様子を見たが回復の兆しが見られない。3日目の夜には、熱が40℃を超え、意識が朦朧とし始めた。さすがにこのままではまずいと思った友人が緊急病院へ連れてってくれた。問題は僕が保険に入っていなかったこと。保険に入っていないと海外では莫大な治療費が請求される。

 幸いにもワーホリ中の友人は保険に入っている。僕は友人に成りすますことになった。受付で名前と住所、パスポート番号等のカルテを記入するよう言われる。事前に友人から聞いたとおりだ。だが、全て聞いておいたはずなのに、意識が朦朧としてか、気が付くと自分の名前をいつものように書いていた。「WAKAYA・・・」と。

ゴンッ!

 僕が間違っていることに気付いた友人は40℃も熱がある僕の頭を思いっきり叩き、
「コイツ、もう自分で何書いているかもわからないぐらいヤバイ状況なんで僕が書きます」と言って全部代筆してくれた。そのやりとりは日本語のわかる看護婦さんにばっちり見られていたので、偽造は間違いなくばれていたと思うが、懐の深いオーストラリアの病院はノープロブレムであった。

 病院で注射と点滴、やたらとデカイ薬をもらい帰ってきた。だがゆっくり休んでいる暇はない。何しろ後4日後にはブリスベンに着かなければ日本に帰れない。残り約2000KMの行程はまったく減っていない。次の日から友人は昼夜問わず車を走らせ、僕は助手席で寝たきり状態のドライブが始まった。途中、冬のグレイトバリアリーフで凍えそうになりながらちょいシュノーケリングしたり、動物園でコアラを抱いて写真撮ったらウンコするという2箇所を観光しただけ。後はずっと車の中か、宿の中。何とかブリスベンには最終日に到着した。そのときの僕は風邪とドライブの疲れで半死状態だったと思う。(更に帰りの飛行機で悪化するんだけど。なにしに来たんだろう、この旅は。試練だった。)

どれだけ頑張っても何の記憶の欠片も思い出せないブリスベン。もう一度この街から思い出づくりを始めよう。

シティーホール、カジノ、ブリスベン川沿いなど街中を散策するがさっぱり思い出せない。街中は特にこれといった見所もないので郊外にある「ローパイン・コアラサンクチュアリ」に向かう。ここは世界最大、最古のコアラ園であるらしい。

 やる気のないカンガルー、まったく動かないウォンバット、眠り放しのコアラたちを見ているとなんだか以前、来たような〜〜。うーーーん、記憶が蘇ってきた。デジャブ?いや、違う。

 コアラの写真撮影所を見て、はっきり思い出した。僕は4年前にここに来て、コアラと共に写真を撮り、抱いた瞬間に「ブリッ」とウンコされたんだ!

 また、コアラにウンコされると堪んないので今回は撮影しない。しかし思い出せてよかった、よかった。えっ?コアラ園はどうだったかって。多分、また忘れそうなくらい記憶の薄い場所ですな〜

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