北欧鉄道紀行　国際特急「ＬＩＮＸ（リンクス）」　（オスロ→ストックホルム）

2004/08/13 - 2004/08/13

　ノルウェー・オスロからスウェーデン・ストックホルムまでは、国際特急「ＬＩＮＸ」で移動しました。「ＬＩＮＸ」の両端の車両は、同じような形をしていますが、一方が運転台付き客車であるのに対し、もう一方は機関車になっています。
　12時30分、オスロ中央駅をゆっくり出発。相変わらず沿線には、フランスやイギリスの比ではないですが、落書きが目立ちます。ちょうど昼時、時刻表のフォークとナイフのマークに食堂車を期待しましたが、売店があるだけでした。スウェーデンに入ると、沿線に湖が目立つようになりました。たまに泳いでいる人を見かけました。地形に起伏がないので、かなり遠くまで見渡すことができ、日本では味わえない車窓風景でした。ふと気がつくと、すれ違う列車がほとんどありません。たまにすれ違っても特急ばかり。長距離優等列車が優先されていた昔の日本の鉄道事情と同じなのでしょうか。ダイヤが詰まっているとも思えないのですが、時折、スピードがガクンと落ちる区間があり、少しずつ遅れてきました。
　ストックホルムが近づいてくると、次第に普通列車も目立つようになりました。17時30分、定刻より15分遅れて、ストックホルム中央駅に到着しました。

エリア オスロ(ノルウェー)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: スカンジナビア航空

オスロとストックホルムを結ぶ国際特急「ＬＩＮＸ（リンクス）」

オスロ中央駅で見かけたノルウェー国鉄の特急車両

オスロ中央駅で見かけたノルウェー国鉄の車両。普通列車でしょうか。

　途中駅で見かけた、ディーゼル機関車。日本のＤＤ５１ディーゼル機関車と形が似ています。

　途中駅で見かけた車両。両運転台タイプのようです。

「ＬＩＮＸ」の車窓の眺め。地平線まで平原が続いていて、日本ではなかなかお目にかかれない景色です。

「ＬＩＮＸ」から眺めた途中駅の建物

　途中駅で見かけた特急車両。北欧の特急車両もデザインがいけてます。

ストックホルム中央駅・重厚な感じ