2006/08/17 - 2006/08/22
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gentlyさん
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イベント最終日の日曜の朝は、世界で最も権威のあるコンクールといわれる「ペブルビーチ・コンクールデレガンス」へ。50年以上の歴史をもち、車両だけでなく参加者の服装やペットまで審査の対象となるとさえ言われています。そのような厳しい審査を乗り越え、ベスト・オブ・ショウを獲得することはオーナーはもちろん、そのクルマを直したレストアラーにとっても最高の栄誉とされます。
年々増加する観客を制限するためチケットの代金も比例して増加していますが、それでも今年もウンザリするくらいの観客で、朝7:30に現地に付いても駐車場は一杯で、遠くの駐車場からシャトルバスで現地に入ることに。
ゴルファーにとって憧れのペブルビーチゴルフコースの18番ホールにずらり並ぶクルマたちの多くは、ネジの一本にいたるまで顔が映るほど磨き上げられ、異常なオーラを放っていました。完璧なレストアこそが高い評価されていたこのイベントも近年少しずつ様相が変わってきて、戦前からいままで全くレストアをしていないボロボロの車両も評価されるようになり、その数は年々少しずつ増えています。
これまで特にテーマが決め羅れていたわけではありませんが、今年はヴォワザンとドラエが数多く海岸線に並びため息ものでした。
今年のベスト・オブ・ショウはディムラーでした。実は、優勝候補とされていたフィゴニ・エ・ファラシのフラムボワイヤン(火玉型)ボディを載せたドラエが当日取材のテレビカメラにぶつけられ大きなキズがついてしまい優勝を逃しました。オーナーは、しょうがない、また直せばいいや、とさすがビリオネアらしい余裕を見せていました(内心はどうか知らないけどさ・・・)。
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- アメリカン航空
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今回、個人的にベスト・オブ・ショウのヴォワザン・アエロスポール。このアールデコのデザイン、タマリマセン。もともとレーシングカーだからピカピカにレストアしてない点も評価できます。戦前にボディとフェンダーが一体化してる点も素晴らしい。ああ、こんな美しいクルマを所有できたら死んでもいい・・・。
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こちらもヴォワザン。
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ヴォワザンの真骨頂ともいえるスリーブバルブエンジン。シャカシャカパタパタとスリーブの静かな音を聞けるチャンスは一生で何度あることでしょう。さすがは究極の高級車、圧巻の貫禄です。
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アルファロメオ8C2900B。のびやかで優雅なボディ、そして当時最高峰の性能をたたきだすエンジン。欲しい。
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極初期の貴重なフェラーリもやってきます。でも、このクルマは現存してなかったはず。リプロかな・・・?
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朝のやわらかい光を受けて、綺麗なボディラインが一層引き立って見えるフィアット8V。初期型のグリルの中にライトがあるやつ。8Vは色々あるけど、やはりルイジ・ファビオ・ラーピのデザインが一番美しいです。
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ハイッ!ハイッ!!ハイハイハイッ!!!というわけで、スイスのモンテヴェルディ・ハイです。確かにあまり見かけない珍車ですが・・・かっこいいか?
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ビッザリーニのプロトタイプ。顔はかっこいいけど、リアはビニールシートを張り合わせたような超テキトーなデザインで泣けます。製品版とはあまりに違いすぎます。
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ファンジオがのったアルゼンチンカラーのマセラティ。何年か前は全く同じカラーのゴルディーニが来てたっけ。ブレーキの構造など観察すると、当時のマセラティの工作技術の質の高さがうかがえます。
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