延吉の夏休み　プールとタッコム

2006/08/05 - 2006/08/05

延吉の夏休み。
子供のリクエストでプールへ。その後、おいしいタッコムの夕食。果たしてタッコムとはいかなる料理なのでしょうか？お楽しみに〜

エリア 延吉(中国)

この日の目的地はこの看板で紹介しているプール

市内からは１０分ほどの

延辺假日酒店
鉄南州交警支隊西１００ｍ
０４３３−２９０−８１３０

冒児山に行く途中にあるリゾート風ホテル内のプールです。

ホテル内にはサウナもあるようです。今度行ってみようかなあ

プールは、

大人　３０元
学生　２０元
月票　３０回で３００元（１回１０元の計算）

この日は長男がクラス旅行で北京に行っている為、大人２人、子供２人でした。そのまま計算すると１００元。

考えた結果、１年有効の月票を購入。入場。

さて、着替えを済ませ、今日はプールでゆっくり泳ごうか、減量１キロ目標だ（運動するとすぐ減ります。それだけ肥えて・・・）と考えていたのですが、現実は厳しく大変でした。

私は小３次男担当だったのですが、彼はプールに足が届きませんでした。そして彼の泳法は犬かきと背泳ぎのみ。

延吉市内の小学校にはプールがなく、水泳の授業などありません。というか体育館もありません。ですので彼の泳法は近所の健康ランドの水風呂、約６メートルで私が教えたものでした。

足もつかないプール。最初は浮き輪で泳いでいた次男はしばらくすると無謀にも浮き輪なしであちこち泳ぎ始めるのでした。

『おい、おい、危ないぞ！〜』

次男はどこ吹く風。あっちこっちへ冒険。

こんな状況で親はゆっくりと泳いでいられるでしょうか？彼の傍１．５ｍ以内をしっかりと付き添いです。周りの人は犬かきであちこち泳いでいる次男を不思議そうな目で見ていました。

１時間半後、終了。次男と長女はとても満足そうでした。私たち夫婦はぐったり・・・

プール館の向かい側には卓球場もありました。

さて、プールで身体を動かした後はお腹がすくもので夕食を食べに出かけました。

場所はホテル前の急カーブを冒児山の方へ向かい

山道を少し登り

左手に食堂が見えてきたところを

左に曲がり、すぐ先をまた左へ
※ちょうどバス停のある辺りです

そして右手へ

この辺りには野外で食事できる場所がたくさんあります。今回は

八美島山庄
冒児山明新五隊
０４３３−２８３−８８８８
０４３３−２８７−７８８８

ホテルから歩いて１０分ぐらいです。

門を入ってすぐ右手には“おい○そうな”鶏

スタッフの出迎えを受け、左手に進むと野外の食事場所

我が家族は雨が降ると大変ですということで

客室の方へ

大広間や中小の個室、カラオケの設備もあるようでした。

このお店の特徴は

中餐、韓食、土味、野味

烤全羊、烤羊腿、烤兔子等の各種焼肉
江米土鶏、江米土鴨、江米鯉魚等

※必要な方は牛や羊、狗を○して準備してくれるとのことです。

写真は注文した“家常涼菜”
きゅうりと干豆腐、はるさめをあえたさっぱりした料理です。

そしてメインの“タッコム＝江米土鶏”

地鶏をもち米と一緒に蒸した料理です。

女性服務員が蒸した鶏を

食べやすい大きさに手で切ってくれます。

サービスの小皿は調理された茄子、キャベツ、にんにく、カクテキ等

右側奥に見えるのはスンデです。これもサービスででました。この料理は地元の人にはポピュラーなもので豚の腸にもち米と血を混ぜて作ったものです。

次男と長女はこれが何だかわからず聞いてきたのですが、知らないふりをしてもち米で作ったおいしい料理だよとだけ説明しました。

食べてみるとおいしいということで二人で争うように食べていました。私と家内はちょっと苦手で・・・

次男、長女よ。気に入っておいしければ満足でしょ？あとで怒らないでね。

こうして我々家族は、きれいに食べやすく切られた蒸し鶏を醤油ベースのたれにつけながら食べることとなりました。

もち米の炊き込みご飯もとてもおいしかったです。

服務員の話では、この料理は大人７〜８人の料理だそうで、７０元（約１０００円）でした。

大人２人、子供２人でしたので全部食べきれるわけでもなく持ち帰りです。

延吉市内からそれほど遠くない郊外にて、延辺の山々を見ながら（左奥に見える丸い帽子のような山は冒児山）、地元の料理を食べるのもいいものです。

今度は何を注文しようかなあ〜