涼しい涼しい夏。パリからシャンティへ

2006/08/04 - 2006/08/04

パリの夏は先週まで酷暑で３８度くらいありましたが、８月になって急に涼しい日が続いています。最低は１３度、最高で２５度くらいです。
なぜにその中間の気温にならないのか不思議です。

今日は午後からシャンティ城へ行ってきました。
行きはRER・D1でOrry-la-ville-Coyeというところで乗り換えて、Chantilly-Gouvieuxまで行きました。
電車の中は有色人種の移民の方が多く、各駅だったので時間もかかりました。
駅を降りてひたすら歩くこと３０分でしょうか？Hippodromeという競馬場を通り過ぎて、お城が見えてきた！と思ったらなんと巨大な馬小屋だそうです・・・。
そのすぐ横にお城があって、庭とお城の共通チケット８ユーロを窓口で買いました。
入場する前にシャトルバスみたいなものがあったので、帰りに聞いてみたら、やはり駅とお城の間のシャトルバスが出ているそうです。（夏だけかどうかは知りませんが）
１６：２０くらいまでしかないそうです。
私が出たのは１７時だったので、また帰りは歩いて帰りました。（遠い！）

お城（コンデ美術館）の中はルネッサンスの作品、特にEcole　Francaiseの作品が多く、有名な肖像画などラファエロの三美神の絵など、有名な作品がここで見られるとは、といった感じでした。
歴史や美術史にはうといのですが、ルネッサンスからネオクラシシズムくらいまでは美術史の講座をおソルボンヌ大学文明講座で習ったので覚えていました。
この絵は講座で出てきた絵！が何枚かありました。

庭園も見たかったのですが、帰りの歩きを考えたら見る気がしなくなりました。
私は午後から行きましたが、庭園やコンデ美術館そして馬小屋などいろいろ見て回るなら午前中から出かけた方がよさそうです。
Sanlisと言う街も行ってみたかったのですが、遅くなってしまい行けませんでした。

お城を出て、ワッフルに生クリームの乗ったのを食べました。
生クリームのことをシャンティーというのはなぜなのでしょう？
ヴァテールという宮廷料理人の発明らしいのですが・・・。
そのヴァテール、ルイ１４世を招いて行われた３日間に及ぶ大饗宴の最終日に、使われるはずの３千人分の魚が届かないので、なんと自殺してしまったそうです。しかし、そのすぐあとに魚は届いたそうです・・・。

帰りはSNCFで北駅まで。
早いし電車がきれい。RERよりお勧めです。

エリア シャンティイ(フランス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

シャンティイ競馬場にあった木

競馬場の観客席

お城かと思った馬小屋（小屋？）

コンデ城入り口

コンデ城内図書室

コンデ城タペストリーの間

ラファエロの三美神
小さい作品です。

コンデ城と白鳥

コンデ城の庭園

ワッフルの上にはシャンティイ（ホイップクリーム）