サントリーニ島へ　２

2006/07/28 - 2006/08/01

こんなにすばらしいところが日本の近くにあれば、
と思う反面、そんなことになれば、日本人が大挙して押しかけ、
滅茶苦茶にされてしまうという不安があり、
やはりギリシャはギリシャで。

エリア サントリーニ島(ギリシャ)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: キプロス航空

イアの先端へと向かって歩いていきます。

ここも、断崖に町があります。
そして有名な風車がエーゲ海の風に吹かれています。
（回っていなかったですが）

断崖下の港へは、車で行くか、
断崖の階段を歩くか。
やはり歩いてみました。

これもすばらしい風景ですね。
ジブリ映画に描かれそう。

港で昼食。
漁師さんがえさの仕込みとして
イカを切り身にしていました。
（金髪オバちゃんの観光客が、タバコを持った
手で触ろうとして怒られていました。
魚は匂いに敏感ですからね。）

昼食を食べたレストランの目の前が
この景色でした。

イアの教会で最も有名なものでしょうか。
絵葉書や写真集、ガイドブックには必ず
登場すると思います。

フィラに戻り、サンセットクルーズに乗るため、
ロバで階段を下ります。
ロバといっても、大きなもの（一部は馬？）もいて、
乗馬経験のある人にはわかると思いますが、
下り階段は怖いですよ。
タイトスカートの女性やお年寄り、幼稚園児では
無理ですね。
ちなみに、ロバタクシーの料金は3ユーロほど。

日曜はディナークルーズが無く、
16時30分出港の火山島とサンセットクルーズ
に乗りました。帰港は日没後なので約5時間ほど。
料金は、軽食付きで一人30ユーロ。

火山島は、火山灰の歩きにくい坂道を15-20分
歩くことになります。
パンプスやビーチサンダルでは厳しいです。

三日月形のサントリーニ島は、その昔、
火山の噴火で今のような形になったもので、
全体がカルデラです。
その噴火がアトランティス伝説の元になったとか。
今は噴煙や噴気は上がっておらず、火口周辺に
黄色い硫黄が見られるだけです。

一部では地熱で暖められた海水が、
温泉のようになっています。
船はそこに30分停泊し、その間に
泳ぐことができます。

沖合いから眺めたサントリーニ島。
本当に断崖の上に張り付いている感じです。

サンセットの始まりです。
エンジンを止め、帆を上げ、
風に身を任せます。

これがエーゲ海のサンセット。
言葉を失い、見とれてしまいます。

最終日は飛行機まで時間があるので、
カマリビーチへ。
フィラからバスで15分ほど。
白砂ではなく、黒い石のビーチで、
水際から1mほどで急に深くなり、
波も高いので、お子様連れの方はご注意ください。
ビーチパラソルとベッド（２つ）の使用料は、
1日5ユーロです。

「エーゲ海･ビーチ・夏」のイメージどおりの
風景です。

後ろの山の上には古代フィラの遺跡があるそうな。
しかし、上るのは勇気が要りますね。

ビーチのすぐ後ろのメインストリート。
ペンションやレストラン･バー、土産物店が
並んでいます。

ビーチにはところどころシャワーや
着替えのためのボックス（電話ボックスのよう）
がありますが、公衆トイレは、南端の駐車場の
一角にあるだけでした。