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ミュンヘンからリュブリアーナへは本数が1日に夜行1本を含む3本しかない。最初はミュンヘン23:15発、リュブリアーナ6:00着の夜行にしようかとも思ったが、リュブリアーナのホテルが安い事を期待して、96年11月15日(金)のミュンヘン15:52発のECに乗ってVillachで乗り換える事にした。11月17日(日)迄の2泊3日の週末旅行だ。<br /><br />  ユーレイルパス(しかも1等)を持っている私はパスをオーストリア側の国境駅のVillachまで使えるので、念のため車掌に確認すると、リュブリアーナ行きの列車は同一ホームの反対側に停車していて、乗り継ぎ時間は10分。少なくともオーストリアシリングがあれば車内でも切符は買えるそうだ。(ドイツマルクについては不明。残りの2本の列車については直通列車なので問題無いと思う。)<br /><br />  さすがにEC(しかも1等)なので、車内はすごく快適で、ちょっと高いのを我慢すれば車内のレストランで結構美味しいものが食べられる。それに高いとは言っても、日本に比べてかなり高いミュンヘンのレストランと比べれば金額的に大差がないように思われる。口の卑しい私はミュンヘンで食べ物を買い込んで乗ったのにも関わらず、お茶と食事で2度もレストランのお世話になって、旅の最初の4時間を楽しんだ。<br /><br />  ところが、Villachからの列車はたった3両で、ドイツ国鉄かどこかの中古かと思える、電気が点かないとか、エアコンが動かないとか、所々に故障がある車両だった。乗り換え時間はたった10分しか無かったけれど、面倒な事は嫌なので切符売り場まで走って110シリング(約1200円)でリュブリアーナ迄の切符を買った。<br /><br />リュブリアーナ到着<br /><br />  列車が駅を出てすぐに検札とパスポートチェックが来て、定刻通りの22:00にリュブリアーナ到着。情報が少ない国に夜中に到着するので、少々緊張しながら列車を降りて地下通路を通って出口に出たが、駅舎が無いのでびっくり。ヤバイと思ったけれど、少し離れた場所に贅沢で立派な駅舎が建っていて、切符売り場、両替コーナー(手数料ゼロ)と小さなバーがあって、早速ここで両替した。(1ドイツマルク=90トラリエヴ、1トラリエヴ=約0.8円)地球の歩き方には1トラール=80円(94年10月現在)とあったので、2年で100倍のインフレになったか、それとも通貨単位が変わったのだろうか?<br /><br />  駅前のバスターミナルからはザグレブ行きのバスもあり、便数は列車より多いのだが、料金は列車より高い。どう見ても列車の方が快適そうなので、列車にする事に決めた。<br /><br />  駅前から少し歩いてみて、この街がすごく清潔で安全な事が判ったので、すっかり安心して(ローマの夜の方がよっぽど恐い感じだ)寄り道をしながら、メインストリートのSlovenska通りを10分程南下して中心部も過ぎたかなという頃、左手にPri-Murakの看板を見つけて入った。料金は考えていたよりはるかに高く、ドイツの田舎町より高いくらいではないだろうか。旧共産圏ではどこでもホテル不足で値上がりしているという話だが、ここも例外では無かったようだ。バス、トイレ共同で、2段じゃないけれどユースの様なベッド3つとテーブルしか置いていない部屋で、1人使用で3,710トラリエヴ(約3000円)、2人で6,280、3人で8,220、バス付きだと、1人使用で5,510、2人で7,840、3人で10,030という具合。料金に端数があるのは一人当たり190の税金が掛かるためなのだそうだ。他の物価が安いスロベニアなので、せこくなってバス無しの部屋にした。<br /><br /> 街のあちらこちらで焼き栗屋を見かける。年取った人が多い。<br />中には、外国人と思われる若い人たち(ジプシーかもしれない)の焼き栗屋がいるようだが、昼間は良いとしても、寒い夜にローソクの光で栗に切れ目を一つずつ入れている姿は何とも物悲しくっていけない。<br />そう感じるのは地元の人も同じなのか、能天気に見える若い方には客が待っているくらいの時間帯でも、物悲しい年寄りの焼き栗屋さんには客がいない。結果として、物悲しく見える年寄りは更に物悲しくなっている。<br />

電車でリュブリアーナ

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1996/11/15 - 1996/11/17

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KAKU-SAN

KAKU-SANさん

ミュンヘンからリュブリアーナへは本数が1日に夜行1本を含む3本しかない。最初はミュンヘン23:15発、リュブリアーナ6:00着の夜行にしようかとも思ったが、リュブリアーナのホテルが安い事を期待して、96年11月15日(金)のミュンヘン15:52発のECに乗ってVillachで乗り換える事にした。11月17日(日)迄の2泊3日の週末旅行だ。

ユーレイルパス(しかも1等)を持っている私はパスをオーストリア側の国境駅のVillachまで使えるので、念のため車掌に確認すると、リュブリアーナ行きの列車は同一ホームの反対側に停車していて、乗り継ぎ時間は10分。少なくともオーストリアシリングがあれば車内でも切符は買えるそうだ。(ドイツマルクについては不明。残りの2本の列車については直通列車なので問題無いと思う。)

さすがにEC(しかも1等)なので、車内はすごく快適で、ちょっと高いのを我慢すれば車内のレストランで結構美味しいものが食べられる。それに高いとは言っても、日本に比べてかなり高いミュンヘンのレストランと比べれば金額的に大差がないように思われる。口の卑しい私はミュンヘンで食べ物を買い込んで乗ったのにも関わらず、お茶と食事で2度もレストランのお世話になって、旅の最初の4時間を楽しんだ。

ところが、Villachからの列車はたった3両で、ドイツ国鉄かどこかの中古かと思える、電気が点かないとか、エアコンが動かないとか、所々に故障がある車両だった。乗り換え時間はたった10分しか無かったけれど、面倒な事は嫌なので切符売り場まで走って110シリング(約1200円)でリュブリアーナ迄の切符を買った。

リュブリアーナ到着

列車が駅を出てすぐに検札とパスポートチェックが来て、定刻通りの22:00にリュブリアーナ到着。情報が少ない国に夜中に到着するので、少々緊張しながら列車を降りて地下通路を通って出口に出たが、駅舎が無いのでびっくり。ヤバイと思ったけれど、少し離れた場所に贅沢で立派な駅舎が建っていて、切符売り場、両替コーナー(手数料ゼロ)と小さなバーがあって、早速ここで両替した。(1ドイツマルク=90トラリエヴ、1トラリエヴ=約0.8円)地球の歩き方には1トラール=80円(94年10月現在)とあったので、2年で100倍のインフレになったか、それとも通貨単位が変わったのだろうか?

駅前のバスターミナルからはザグレブ行きのバスもあり、便数は列車より多いのだが、料金は列車より高い。どう見ても列車の方が快適そうなので、列車にする事に決めた。

駅前から少し歩いてみて、この街がすごく清潔で安全な事が判ったので、すっかり安心して(ローマの夜の方がよっぽど恐い感じだ)寄り道をしながら、メインストリートのSlovenska通りを10分程南下して中心部も過ぎたかなという頃、左手にPri-Murakの看板を見つけて入った。料金は考えていたよりはるかに高く、ドイツの田舎町より高いくらいではないだろうか。旧共産圏ではどこでもホテル不足で値上がりしているという話だが、ここも例外では無かったようだ。バス、トイレ共同で、2段じゃないけれどユースの様なベッド3つとテーブルしか置いていない部屋で、1人使用で3,710トラリエヴ(約3000円)、2人で6,280、3人で8,220、バス付きだと、1人使用で5,510、2人で7,840、3人で10,030という具合。料金に端数があるのは一人当たり190の税金が掛かるためなのだそうだ。他の物価が安いスロベニアなので、せこくなってバス無しの部屋にした。

街のあちらこちらで焼き栗屋を見かける。年取った人が多い。
中には、外国人と思われる若い人たち(ジプシーかもしれない)の焼き栗屋がいるようだが、昼間は良いとしても、寒い夜にローソクの光で栗に切れ目を一つずつ入れている姿は何とも物悲しくっていけない。
そう感じるのは地元の人も同じなのか、能天気に見える若い方には客が待っているくらいの時間帯でも、物悲しい年寄りの焼き栗屋さんには客がいない。結果として、物悲しく見える年寄りは更に物悲しくなっている。

同行者
一人旅
交通手段
鉄道

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