交通博物館　The last day

2006/05/14 - 2006/05/14

　去る5月14日、とうとう交通博物館はその歴史をいったん閉じました。これはそのまさに最後の瞬間を捉えた記録です。

エリア 秋葉原(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩

　交通博物館が他の博物館と一番違うのは、その騒音です（笑）。その音源は真上を走る中央線。でも、こういう音があったほうが交通博物館“らしい”のです。

　さてこれは聖橋。乗り換えの待ち合わせです。

　さあ、電車が来ました。いよいよ、交通博物館がある秋葉原へ向かいます。

　げっ！！！早朝なのにこんなに並んでる。閉館前ならありえない光景。

　ここは万世橋。駅から交通博物館へ向かう時に必ず通る場所です。

　どこまで続くのだろうか？もう万世橋は向こう側。

　植物は詳しくないのですが。何の花でしょうか？それにしてもこの待ち時間は長かったです。なんでこんなにいっぱい人がいるんでしょう？徹夜組も前（万世橋のあたり）に並んでいました。

　やっと列が動きました。丁度万世橋の上です。列はまだまだ後ろのほうに…。

　おっと。これは抑えなくては。TVの取材です。これだけ大規模になるとねぇ。

　さすがの大入りに目玉のパノラマ運転も大増発です。

　これだけ人が多くいると、警視庁も大変なようです。

　会館からそんなに時間が経っていないのにこんなに人が…。

　万世橋駅の階段を見るだけの窓を覗くだけでもこんなに並んでいます。

　早くから売店も大盛況。

　閉館記念弁当の売り場。私は…GETしました。手前でやっているのは、閉館の日付が入った領収書。私は…GETしました。

　屋上もこんな感じ。喫煙族はもはや悠々と煙草をふかしているところではなさそう…。

　意外と家族連れも多いんですね。おっと、サラリーマンっぽい方もいらっしゃる。

　まっすぐこちら側に向かって歩いている人達は図書館へ向かう方々。普段図書館へ人が入っていくのを見たことはありません。

　これは券売機の列。この後、この列は更に増殖していくことに。

　映画館の列。実は映画館もあったのですね。記録映画が見られますが、これではゆっくりと見れたものではないですね。

　最期の時を前に何を思うか。

　本物と同じ原理で動くリニアの模型を見てしげしげ。

　さて、下へ向かいましょう。

　自動車の記録映像観覧。結構年配の方も多い。懐かしいのでしょうね。

　大分込んできました。

　売店前も…！

　どんなに混んでいても、子供は興味あるものには貪欲です。ちょっとうらやましい。

　１階で唯一まともに撮れた1枚。不思議な画になりました。

　これで撮ってもらった方も多いのでは？

　券売機の列です。これは入り口からは離れたところで撮っているのに…。

　Leicaらしい美しい描写。

　パノラマ模型のような光景。この姿も見ることは出来なくなるのか…？

　パノラマ運転の様子。往年の写真にもこのような光景がありました。

　さあ、いよいよ最後のパノラマ模型運転です。

　最後の運転士さん。本当にこの人の説明は上手かった…。

　表に出るとたくさんの取材陣。ちょっと政治家の気分がわかっちゃったり。

　まあ今までボロクソ書いてはいますが、この日ほど思い出に浸った日はありません。またいつの日か会いましょう！