2006/07/17 - 2006/07/18
112位(同エリア146件中)
ぺこたんさん
昨日の疲れからか17日は一日中、長男と共に爆睡しました。(夫は仕事です。当然の事ながら。お疲れさまです!)
起きてから、買い物に行きますが、ここで、ローザンヌの心やさしき青年に出会います。
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悲惨な誕生日から一夜明けてローザンヌ。思えば、無事帰れて良かったです。ローザンヌは疲れた我々を、上品に待っていてくれましたよ。
夫の両親は朝早く電車でジュネーブへ向かい、そこから空港でパリ経由日本行きの飛行機に乗れたようです。
17日は、両親を送ってから夫は仕事へ、うちらは部屋に帰って二度寝です。ぐっ〜っすり寝ちゃいました。
さて、18日はちょっといいことありました。昼間はいつもどおり、長男をつれてローザンヌ市内をぶらぶらして、お昼に戻り、夫の帰りを待ちました。
帰ってきた夫と3人で買い物に行こうと思っていたのに、遅いじゃないですか!7時に閉まっちゃうのに、6時になっても帰ってきません。
「なにやっとんじゃ〜もう食べる物がないというのに!」スーパーの嫌いな子どもと二人で行くのがいやだっていってるのに〜! -
(写真は昼間、長男を遊ばせていた公園での一こま。暑いのでスプリンクラーがそこらじゅうにおいてあって水をしぱしぱかけています。写真拡大して、スプリンクラー見てみて下さいね!形がおもしろい。動き方がこれまたおもしろいのですが、ビデオじゃないので割愛です。)
続き→夫6時15分に帰ってきました。歩いていくと15分かかるスーパーまでの道のり。少しでもゆっくり買い物したくて、うちらはスーパーまで走りましたよ。それはもう必死ですよ。私は子どもをベビーカーに乗せて、夫は私より先に行ってもらって買い物をしてもらおうと思い、とにかく二人して全速力で走ったんですよ。
「まだ〜む!」 「?」後ろから「まだ〜む!」と呼ぶ声が。「。。。私のこと?」後ろを向くと、上半身裸の青年が全速力でかけってきます。「???」なんだかわからないけれど、ぼーぜんと彼が私の所にたどり着くのを待ってみました。
私の所に着いた後、彼がすっと差し出しもの、それは茶色い財布でした。(続く) -
(写真は昼間遊んでいた公園です。)
(続き)→差し出した茶色い財布。。「あ、わたしのだ。」そうです。それは私の財布でした。「でも、なんで??」。背負っていたリュック見ました。財布の入っていたところのチャックが全開でした。
差し出した青年は、私の財布を私に渡し、身振り手振りで「ジョギングしていたら、あなたのリュックから財布がおちたのを見ました。あなたが走っていくので、ぼくは一生懸命追いかけたんです。間に合って良かった。」とフランス語で言っていたように思います。
わたしは彼の手を両手でがっしりと握りただただ「めるし〜ぼく〜」としか言えませんでした。彼は「どぅりあん」といってにこっと笑い、私達とは反対方向にジョギングして行ってしまいました。
時間が経てば経つほど、彼の優しさを思ってじんわりとあたたかい心持ちになります。わたしは彼のファンになりましたよ。そして彼をはぐくんだローザンヌというこの土地のファンにも。
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