2004/03/19 - 2004/03/20
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tanippiさん
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旅行が始まって二日目の夕方、首都のヤンゴンに戻ってきました。ヤンゴンに着いてからは、タクシーの運転手というかガイド状態になっているチュウェイに案内してもらってピンクの象がいてる動物園とか、ミャンマーの民族衣装を買いに街中に行きました。三人ともスカート状になってるロンジーという民族衣装を買いましたよ。これを着て(履いて)明日からのバガンは過ごします。
三日目の朝は、早朝6時ヤンゴン発の飛行機でバガンに向かいました。ミャンマー旅行記「その2」の今回は、パゴダが乱立する草原を馬車に乗ってめぐる、ゆっくりとした時間が流れるバガンでの観光の様子をお伝えします。
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ミャンマー3日目の3月19日、今日は早朝6時発のエアーマンダレー(6T)401便にてバガンへ。ミャンマーには3つの国内線会社があるんだけど、うち1つは、あの地球の歩き方にさえも「乗らないほうが良い」と書かれている始末。うちらが乗るエアーマンダレーは、その航空会社じゃないから、多分大丈夫(と思いたい)。
乗るのはもちろん(?)、プロペラ機。50人ほどの小さな飛行機。わたくし、プロペラは初体験です。初体験をミャンマーの飛行機で迎えるのが不安ですが。。。
この早朝便のために、めっちゃ早起きして、ホテルの人にサンドイッチのような朝食を作ってもらってタクシーで空港に急いで向かいました。まだ街中は暗かった。ねむい。。。 -
航空券は、便名などはスタンプで記入され、座席番号の指定はシールを貼っての対応と手作り感あふれる仕様。日本では飛行機のチケットとは思ってもらえないかも。
うちらが乗る6T−401便は、定刻どおりの離陸。遅れが日常茶飯事らしいミャンマーの航空事情からすると運が良いようです。
国内線のはずなのに、国際線並みのセキュリティーチェックを受け、国際線ターミナルから出発。うーん、ミャンマー人の言うがままに進んで手続きをしたけど、よく解らなさすぎ。 -
1時間20分のフライトですが、朝ご飯が出ました。横に写っているキャラクターは、「その1」の日記に引き続き登場。一部の人にしか解らないネタですいません。
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プロペラ機を降りたら、ターミナルまで歩きます。結構遠いんですけど。
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空港のターミナルから出たら、例によってタクシーの客引き合戦に巻き込まれる。馬車のチャーターとセットで交渉してきた。
なんとか乗るタクシーを決めて移動。 -
途中のニャンウーで馬車に乗り換え。道中、少し観光をしながら泊まるホテルまで連れて行ってもらうことにしました。
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ここからしばらくは、移動手段は馬車ですよ。最初は揺れが大きくて、こりゃ大変やと思ったけど、慣れれば快適。
広大な草原が広がり、期待以上の雄大な景色。そこをゆっくりと馬車で移動。ぜいたくだー。 -
ウパリ・テェン
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ニャンウーからオールドバガンへの道中に撮った写真。相当古そうなパゴダです。
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こんな風に、あっちにもこっちにもパゴダがあるんですよ。この中を馬車で、パッカパッカと進むんですよ!
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これからの2泊は、バガンの中でも城壁に囲まれた考古学保護区に指定された「オールドバガン」と呼ばれるエリアにある、「バガン・タンデ・ホテル」というところに泊まりました。
この写真がそのホテルですが、コテージがいくつも集まった形態をしていて、これぞリゾートホテルっていう雰囲気です。 -
これからの2泊は、バガンの中でも城壁に囲まれた考古学保護区に指定された「オールドバガン」と呼ばれるエリアにある、「バガン・タンデ・ホテル」というところに泊まりました。
この写真がそのホテルですが、コテージがいくつも集まった形態をしていて、これぞリゾートホテルっていう雰囲気です。 -
この時期はあまり水が無かったけど、このホテルはリバービューです。このリバーとは、エヤワディ川のことです。地理で習いますよね。
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まずは、馬車の運転手さんに連れられて、焼き物の工場に見学に行きました。
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ちょっと写真が上手に撮れていないけど、マヌーハ寺院の仏像。この仏像の人は、ある国の王様だったひとで、捕虜としてここに連れてこられたんだって。だから、こんなに窮屈なところに入ってるらしい。
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多分、ミンガラーゼディパゴダ。上に上がることができます。この階段、結構急なんですよ。
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このパゴダから見える景色。
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夕日のスポットでもあります。太陽が沈んでいきます。
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流れる時間もゆっくりですし、とても心地よい空間です。
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バガンの夕日でした。もう、うっとりです。
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今日の夕食。泊まっているホテルから、10分ほど歩いて、道端にあるお店に入りました。特に外国人向けというわけではなく、庶民的なお店。バガンに来てからは、ガイドやタクシーの運転手さんと一緒にご飯を食べる機会も無くなり、3人での食事。
お店のミャンマーの人たちと、日本から持ってきた「指先会話帳」でコミュニケーション。様々なシチュエーションのイラストに、ミャンマー語とカタカナが載っているこの本は、ミャンマーの人にかなり受けましたよ。
だてさて、食事ですが、ミャンマー料理は旅行前は前評判がかなり悪かったですが、確かにすごく油っぽくて、そんなに清潔でないのは見て解るけど、現時点では誰もお腹を壊していません。ビオフェルミンを持ってきたのに、活躍なし。 -
食事後、真っ暗な道をホテルに帰る途中にある「ゴドーパリィン寺院」。真っ暗な中で、このお寺のライトアップしている電飾がひときわ目立ちます。うちらは、このお寺を、ずーっと「後藤さん」と呼んでました。ガイドさんの発音がそのように聞こえるもので。
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一夜明けて3月20日。朝食は、泊まってた豪華ホテルのリバーサイドで、バイキング形式の食事です。もちろん今回の旅の中で一番豪華です。っていうか、ミャンマーっぽさがありません。ホテルの人も、1テーブルに1人付くような勢いでお世話をしてくれます。。。
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タビニュ寺院です。どこのお寺でも、物売りの人たちが寄ってきます。東南アジアを多く旅している友人によると、他の国に比べてミャンマーの物売りの姿勢は可愛いものらしい。でも、こういうのを初めて経験するわたくしには、ありきたりな言葉を使うとすると「カルチャーショック」でした。
日本という国でたまたま生まれただけで、小さいころから衣食住に不自由なく裕福な暮らしができていて、ミャンマーで生まれた子はこのようにまずしい生活をしている。こんな違いがあって良いのだろうか。物売りは無視をしたほうが、その子にとってもその国にとっても良いのはわかるけど、無視するのは可愛そう。かといって、どこに行ってもつきまとわれるのは、正直イライラする… ならどうすれば良いかと言われると答えが思いつかない自分も情けない。
絵葉書を持って、「おにーさんかっこいいねー、おねーさんかわいいねー。これ全部で100チャット」とか言いながら、物売りをしている子供たちは、みんな目が輝いてて可愛かったな。 -
バガンの風景
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これもバガンの風景。人が歩いています。
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多分、シュエサンドーパゴダ。とっても急な階段です。
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どっかの寺院から、どっかの寺院を眺めた写真。記憶があいまいで寺院名がわからずすいません。
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マハーボディパゴダ。他のパゴダとスタイルが違いますね。
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川岸にあるプーパヤーパゴダ。川岸に白い台座に金色に光る釣鐘型のお堂。他のパゴダとは一味違う風情です。
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そのプーパヤーパゴダの片隅でたそがれるバガン滞在中に馬車の運転をお願いした運転手さん(名前忘れちゃいました)。
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プーパヤーパゴダから、エヤワディ川を見た風景。この船で何をしてるんだろうなぁ。
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珍しいピンクの建造物です。
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以上で、バガンの観光は終了。午後からは、タクシーをチャーターして、片道2時間くらいのところにある、ポッパ山というところに行くことにしました。
写真は、相変わらず内輪ネタで申し訳ないですが、パゴダにお参りするときに持っていくとご利益があるらしい花輪から取れた花を身につけた、とあるキャラクターさんです。 -
ポッパ山までの道中、突然車を止められ、これは見とけと運転手に言われた、「シュエズィーゴォンパゴダ」大きいですよ。
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ポッパ山までの道中、また突然車を止められ、「ヤシの実取り」を見ることになりました。ヤシの実ジュースおいしかったよ。
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これまた、ポッパ山までの道中にあった、よくわからないお寺。
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で、これは何なんでしょ? うーん、かわいいとは言えないなぁ。むしろ怖いよなぁ。神様なのか、悪者なのか。。。 ポッパ山のふもとには、このキャラ(?)があっちこっちにありました。
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これが、ポッパ山。山の上に大きな岩石が乗っているような感じです。変わってるでしょ?
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急な参道を登っていきます。
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わかりにくいけど、ポッパ山から見た景色。夕焼けです。
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頂上には、お猿さんがいました。っていうか、山中、かなり猿がいたような。
さて、ポッパ山を見た後は、またタクシーでホテルに戻り、明日のヤンゴンへの出発を前にゆっくり休みました。ロンジーの洗濯などもしたよ。次回、この旅行記の「その3」はヤンゴン編です。
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