2006/06/08 - 2006/06/08
1980位(同エリア2221件中)
アンリさん
ニースの近く、カーニュ・シュル・メールにはルノワールが晩年の12年間を過ごした家「コレット荘」があります。
コート・ダジュールの光の中でたくさんの作品を生み出したルノワールの家と庭は広々としていて穏やかな空気に包まれていました。
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昔、この一帯を畑にする計画がもち上り、オリーブの木が伐られることになったそうです。そのことがルノワールの耳に入りルノワールはこの土地を買い取ることにしたそうです。樹齢千年以上のオリーブの木々に囲まれたこの地にコレット荘はありました。
パリの寒さを逃れ過ごした場所、冬のアトリエがコレット荘でした。 -
コレット荘を建てるまでに使用した作業小屋です。
今は一部おみやげやさんになっていますが、コレット荘が出来上がるまでルノワールはこの小屋に寝泊りすることもあったそうです。 -
コレット荘の玄関までのアプローチ
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コレット荘です。ルノワールは66歳から78歳までの12年間をこの家で妻と3人の子供たちに支えられながら暮らしました。
今は「ルノワール美術館」になっています。ルノワールの作品はあまり展示してありませんが、ルノワールの暮らしぶりが目に浮かんできます。 -
家の窓からは地中海の海が見え、素晴らしい眺めです。
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リューマチに冒され、医者の勧めで南仏に住むことになったルノワールは、日に日に悪化する病状でありながらも、数々の作品をこの地で作り上げました。
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庭からの眺め。
カーニュ・シュル・メールにある鷲の巣村も見えます。 -
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50代からリューマチを患い、生涯大変な生活を強いられたルノワールでしたが、悲しみや苦しみをキャンパスの中に持ち込ます、人間の喜びと命の輝きを描き続けました。
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作業小屋として使っていたものを、今はおみやげやさんにしています。
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