2005/06/16 - 2006/05/02
493位(同エリア808件中)
甲天下さん
去年から度々訪れていた古い村「江頭村」。桂林の北にある霊川県にある古建築群が今年の6月10日、全国重点文物保護単位に指定されました。この村はただ古いだけではなく、建築物としても価値のある物ばかりです。何故なら、この村から多数の官僚を輩出しているからです。よって品の良い建物が多く残っているのです。昔、中国には科挙と呼ばれる国家公務員試験がありました。最後の試験「殿試」にトップの成績で合格すると「状元」と呼ばれます。そして、この村の別名は「状元村」。景色ばかりが話題になる桂林で、文化と歴史を伝える村があるのです。
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表紙に写っている祠の正面にある小川です。石橋が掛かっていて風流です。さて、祠ですが、正面から撮らないのは門の前にあるはずの一対の獅子が何者かに盗まれて無くなっているからです。文物保護単位になったので修復されると思いますが、かなりの値打ち物だったそうです。さて、この小川、晴れの日には子供が水浴びをするぐらい綺麗なんですよ。
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中国で古い建物を見るなら彫り物に注目してください。この扉の彫刻は見事ですね。浮かし彫り、透かし彫り。日本でも鴨居の彫り物は高いですね。果たして、これぐらいの彫り物をしたら、現在の値段でどもぐらいになるのでしょうか?
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「進士」とは科挙の最終試験「殿試」の合格者です。この「殿試」にたどり着くためには、地方試験から合格していかなくてはいけません。中央試験である科挙だけでも三次試験まであります。三次試験が「殿試」。この試験は皇帝が自ら問題を出します。ある意味、今の国家公務員試験より難しかったかもしれません。この、村ではこの様に、先祖がどの試験に合格したか分かる様に、門の上にこの様な看板をかけてあります。
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古鎮で見られる石畳ですが、ここの石畳は目が細かい。流石、高級官僚を多く輩出している村です。地方、中央合わせて168人もの官僚を出しているんですよ。左手には通りの名前が書いてあります。その名も「秀才街」。凄い!
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さて、最後の画像ですが何だか分かりますか?ズバリ!ゴミ焼きです。試験勉強に使った、参考書やノートを焼却する場所です。中国では古くから、自分が勉強した事や、経験した事は他人に教えないと言う習慣があります。もし優秀な後輩が居て、教えてしまえば…、自分の仕事が無くなるからです。いかにも、中国的な発想ですが、現在でも観光業界を中心に、この習慣は根強く残っています。日本では有り得ない話ですね。
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この旅行記へのコメント (1)
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- ajiajiroさん 2006/07/08 11:20:19
- 江頭村、いいところですね!
- 甲天下さん、你好!
拝見致しました… なかなか良さそうな村ですね。
確かな文化に裏付けられた伝統的な街並みの良さでしょうか?
私も機会が有れば是非行ってみたいと思いました。
焼却炉に関するお話も初めて知りましたが、いかにも中国的と思わせるエピソードでなかなか印象的でした。
できれば、いつまでも観光地化しないでそっと残して欲しいような場所ですね…
では、また。 再 见 (^_^)/~
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