スイス旅行記04：トップ・オブ・ヨーロッパ「ユングフラウヨッホ」

2005/07/17 - 2005/07/17

写真：「アイガーを背景に走る登山列車」2005/07/17撮影（スイス、ベルナー・オーバーラント）

　ベルナー・オーバーラント Berner Overland は、とても広い。1日2日で全て周れるものではないので、ここだけは外せないというところに行ってきました。

フィルスト First
　冬は一面のスキー場になる牧草地を見下ろしながら、ゴンドラに30分以上乗った終着点がフィルスト。
少し先のバッハルプゼー Bachalpzee の湖まで往復しました。7月半ば、お花が満開でした。午後は風が強くなり、景色がぼやけてしまいました。
　フィルストから町まで、時間があれば牛やヤギを見ながら歩いて下ることもできます。乳母車押してハイキングを楽しんでいる家族もいました。
　
ユングフラウヨッホ Jungfraujoch
　ユングフラウヨッホへはとにかく朝一番でということで、朝食抜きで登山電車に乗り込みます。
復路の戻り駅を決めていなかったので、ヨッホまで片道で切符を買おうとしたら「片道切符は登山する人だけよ」と言われました。頂上に切符売場はあったのですけれど、原則往復購入のようです。
グリンデルワルトは始発なので、ビューサイド席の確保がしやすいです。
　クライネ・シャイデックで列車を乗り換え、長い急勾配のトンネルを抜けて山頂へ。
幸い天候が良かったので外に出ることができました。さ、寒い〜！　
氷河や雪は、思いの他きれいだと感じませんでした。夏場だからなのか、それとも温暖化と大気汚染で雪が少なく汚れているせいなのか？　
　ヨッホでひと通りの観光を終えて、絵はがきを書いている頃、続々と団体客がやってきました。日本人団体客が一番多かったけど、韓国・中国の団体もチラホラ。
皆さん、私より後に来て先に降りていきます。

アイガーグレッチャー Eigergletecher から クライネ・シャイデック Kleine Scheidegg
　ユングフラウヨッホから降りるトンネルを抜けた最初の駅が、アイガーグレッチャー。
列車を降りて後ろを振り返ると、アイガー北壁がそびえ立っています。
ここから氷河を眺めつつ、ときどき後ろのアイガーを仰ぎ見ながら、クライネ・シャイデックまでゆっくり降りて2時間。
　真緑の草原には色とりどりのお花、アルプスの風景に赤や黄色の登山列車がよく映えて、絶好のハイキングルートでした。下りで楽だったし。
クライネ・シャイデックでは手作りのアイスクリームを食べました。美味し〜い♪　

ラウターブルンネン Lauterbrunnen
　クライネ・シャイデックから黄色い登山列車に乗り、ラウターブルンネンへ。
そのままグリンデルワルトに戻ってもよかったのですが、昔何気なく手に取って始めたジグソーパズルの写真がラウターブルンネンだったので、ぜひ行ってみたい場所だったのです。
　途中のヴェンゲン Wengen は活気と閑かなたたずまいの街。そしてラウターブルンネンは、駅の大きさの割に実に清楚な町でした。町並みは写真にあるとおり。
　目指すシュタウプバッハの滝は、静寂の中で美しく、感無量(T^T)。　
残念だったのは、午後になると日差しが滝の背後に回るため、よい写真が撮れなかったこと。
ここで滝を押さえるには、絶対午前中です。

エリア ユングフラウ周辺(スイス)

「アイガーを背景に走る登山列車」2005/07/17撮影（スイス、ベルナー・オーバーラント）

この旅行記へのコメント （1）

• ぺうさん 2007/05/23 23:31:15

  こんばんは

  先日は、ご訪問有難うございました。
  
  雲ひとつ無い青空ときれいな山で赤い車両が映えてよい天気だったのですね。
  私が行った時は、結局下から3山は見えなかったのです。
  でもアイガーグレッチャーより上は快晴だったので
  ユングフラウヨッホは楽しむことができました。
  
  ラウターブルンネンも含め、リベンジ要素大いにあり　です。