2006/06/14 - 2006/06/14
536位(同エリア594件中)
konさん
九分発14時半。またもやバスに30分ほど待たされたが、この道以外ないので待つ。台北行きのバスが来た。キールンまで乗せてもらうつもりで乗り込んだ。
先ほどのチケットを見せると、運転手はチケットを受けとった。一寝入りしたら、台北101が見えてきた。台北に着いてしまったようだ。良かったのかな、と思いつつ地下鉄の駅で降ろされた。どうやら、台北行きはここまでだよと言っているらしかった。
そのまま、地下鉄で新北投温泉に向かう。ここには、日本が建てた温泉施設が博物館として残っている。天皇裕仁も皇太子時代に来たことがあるそうだ。建物は、和洋折衷というか、なんだか歴史ある温泉地の古い宿のようだ。埃一つなくきれいで、床の木材がやさしい。
温泉博物館には畳も敷いてある。大浴場などもあり、入れたらなあなどと思った。
温泉博物館を見学後、陽明山を目指す。陽命山にも温泉があるそうなのだ。そろそろ夕方になりかかっていたが、まあいいだろうと思ってバスに乗った。
朝からバスに乗ったり、山歩きしたりと汗だくで疲れていた。バスの中でウトウトしていると、急にバスが停まって起こされた。外には、「陽命山公園」という看板がかかっている。
「やばい!降りなくては。」と思い、飛び降りた。
そしたら、ぜんぜんちがう場所だった・・・。
参ったなと思っていたら、近くの家のおじさんが通り掛かったので、「陽命山はどこだ?」と訊くと、「まだまだ先だ」とのこと。「次のバスを待て」とおじさん。次のバスまでは、45分と時刻表には書いてあるものの、どうせ来ないだろうと思って、タクシーを拾うかヒッチハイクでもしようと思ったが、なんと「温泉」の看板があるではないか!
辛抱たまらなくなって、入ってみることにした。
そこは瓦屋根の建物でなんとも和風でしゃれている。茶房などもあり入ってみたが、台湾マダムのような方々が茶道に勤しんでいるようで、微笑みをながらも相手にしてくれない。
しょうがないので、建物の中を進んでいくと、屋外プールのようなものがあった。オヤジがひとりビールを飲みながら海パン姿で本を読んでいた。
「ひょっとすると、これが温泉か!」と思って近づくと、係のおじさんが現れて何か言っているのだが、ちょっと聞き取れなかった。すると、海パン姿のおじさんが英語で話しかけてくれた。
このプールが温泉で、250元で入れるとのこと。ウォーッと、おじさんにお金を払って、温泉にザブーン!ちょっとぬるいがなかなか良い湯だ。しかも眺めが良い。新北投の街並みを見下ろしながら温泉に浸かる。なんとも良い気持だ。
海パンおじさんと話をすると、日本人相手の仕事をしているそうで、親切にいろいろと教えてくれた。この建物は、もともと旧日本軍の高官の保養所だったようだ。特攻隊の操縦士なども出撃前に訪れたのだという。
私の日本の足跡をたどる旅も、どうやらここに私を導きたかったのかもしれないと思った。
海パンおじさんには、もっとゆっくりして行けと言われたのだが、台北101にはどうしても行きたかったので、おじさんと再会を約束し別れを告げた。
http://onari.jp/
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
4