2005/07/24 - 2005/07/31
118位(同エリア273件中)
すいさん
二年前にチェコを初めて訪れたものの、途中でパスポートをホテルに置き忘れたまま移動してしまうという痛恨のミスで、未消化のまま帰国。
今回はそのリヴェンジ旅行。
前半はイフラヴァという街を中心に、グスタフ・マーラーの足跡やテルチ、クトナー・ホラの世界遺産をたずねました。
チェコの地方都市のほのぼの感が、たまらなく好きです。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ANA
PR
-
フランクフルト経由でプラハへ。
ようやく戻ってきたよ〜。
早朝の市民会館と火薬塔。
昼間は観光客でにぎわうこの界隈も、朝は静か。 -
今回はまず田舎を回ってから、プラハに戻ってくるプラン。
ホテルに荷物を置いて2泊3日の小旅行。
プラハ本駅より出発。 -
旅のお供は今回もボヘミアチップス。
これ、とってもおいしいけど、日本で売ってるところをみたことない。
誰か輸入してくれないかな。
ベーコン味、パプリカ味、ハム味、ガーリック味、プレーンの5種類が確認済み。他にもあるかも。
チェコに行かれる方はぜひおためしを。 -
クトナー・ホラ本駅で乗り換えてクトナー・ホラ・ムニェスト駅に到着。プラハから約一時間。2等で60k程度。
青空がまぶしい。 -
クトナー・ホラ最初の観光は世界遺産のバルバラ大聖堂。
見事なゴシック建築にはただ息を呑むばかり。
触ったら痛そう‥
それにしても観光初日からむちゃくちゃ暑い。ビールがうまいのなんのって。 -
バルバラ大聖堂から、炎天下の中、徒歩で30分ほど。
お目当てのコストニッツェにようやく到着。
ここは、シュヴァンクマイエルの映画で見て、かねてから訪れたかった場所。
ガイコツがおでむかえ〜。 -
納骨堂の中はホネ・ホネ・ホネ。人骨の装飾で埋め尽くされてます。
観光客が多すぎて、雰囲気がざわついていたのが残念。
日本語のインストラクションあり。
入場料 大人40k カメラ30k ビデオ60k
http://www.kostnice.cz/ -
コストニッツェを後にして、今日の宿泊地、イフラヴァへ。
車窓から、田舎ののんびりした風景を楽しんでいたのもつかの間、直通電車のはずなのに、車掌さんの言葉もよーわからんまま、電車に乗り換え、その次はバスに乗り換えさせられる羽目に。
やっとイフラヴァに着いた〜、と思ったら、その後がまた大変なことに! -
イフラヴァにバスが到着。我々はそこで降りたが、他のみんなはそこからまた電車に乗り換えている。
一抹の不安を抱えながら歩き出したが、どうもあやしい。
「Jihlava」と「Jihlava mesto」があることをこの時点でようやく知る。本当なら「Jihlava mesto」で降りなければいけなかったのだ。
イフラヴァの街ははるか彼方。しかもかなりの登り道。あーあ。さすがにバテバテ。
写真はイフラヴァの砦。 -
イフラヴァは中世の面影を残した小さな街。
作曲家グスタフ・マーラーが少年期を過ごした街でもある。
これはマーラーが通った小学校(たぶん) -
イフラヴァでの宿は「ホテル グスタフ・マーラー」
http://www.hotelgmahler.cz/
エントランスにはマーラーが幼少期イフラヴァに住んでいたことが記されている。
マーラー・ファンなら是非、とおすすめしたいところだが、ホテルにはマーラーとのゆかりを感じさせるものはこのプレート以外ない‥。
普通にホテルとしては、部屋も広くて快適。
家族3人で一泊2000k程度。
フロントのおばちゃんはものすごいドイツ語なまり。
ここまでくると英語よりドイツ語のほうが通じやすいようだ。
ホテルのレストラン「Viola」はウェイトレスのお姉さんがフレンドリーでとてもいい雰囲気だった。 -
三階建てのホテルのエレベーターには、なぜか折りたたみの椅子が‥?
-
ぐっすり寝て、前日の疲れもとれたところで、イフラヴァの街を散歩。
チェコのショーウィンドーはセンスのない、古臭いものが多いなか、この食料品店は健闘しているといえよう。 -
チェコといえば、もぐらくんのクルテク。
しかし、この絵はどうみてもズデニェク・ミレルさんの著作権を侵害していると思われる。 -
バスで世界遺産のテルチへ。イフラヴァから30分くらい。バス代 大人30k程度。
しかしバスに冷房は当然なく、熱中症になりそうな暑さ。
テルチはガイドブックで見たとおりの、おもちゃのようなかわいい町並み。
しばし日陰でスケッチなぞ楽しむ。 -
テルチから帰って、イフラヴァの街をぶらつく。動物園があったので、寄ってみる。
敷地も広く、開放的な動物園。イフラヴァの地元の人々の憩いの場所になっているようだ。 -
さて、この日最後のイベントはマーラーの住んでいたお宅訪問。
イフラヴァのほとんど中心にあるその家の壁には、しっかりとマーラーのプレートがつけられていた。 -
なのに、なんと、そこは「インターネット・カフェ マーラー」
しかも平日なのにクローズしている。つぶれているのか?
たしかに街の地図にマーラーの家の表示がないのがなんとなく不安だったのだが、まさかこんなことになっていようとは‥。
極東からマーラー目当てでたずねてくる者がいるのに、せっかく街の観光の目玉になりうるのに、
これでいいのか、イフラヴァ?
この力の抜け方にはおそれいった。 -
素朴な街、イフラヴァでの滞在はこれでおしまい。
はりねずみ印のビール工場にもカタコンベにも行きたかったなぁ。
未練をたらたら残しつつターボルへ移動。
バスで一時間程度。55Kくらい。 -
ターボルはフス戦争のとき、フス派の拠点となったところ。砦で囲まれた城塞都市だ。フス戦争博物館などを見て回る。
写真はフス戦争の際に使われた戦車。 -
連日の暑さで、観光より休憩が多くなってきた。
山盛りのパフェ。当然食べきれず、私が引き継ぐことに。 -
さて、ターボルからいよいよプラハへ。
というところで、今度は間違えて反対方向の電車に乗ってしまった。あ〜あ、またやってしまった。
2時間、何もない駅で時間をつぶしてから、プラハに到着。やれやれ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (3)
-
- wiz さん 2006/11/02 22:00:55
- ボヘミアチップス!
- すいさん、
「国内外の美術館」コミュニティにご参加ありがとうございました。
ところで、
このボヘミアチップスに反応してしまいました(苦笑)。
なんと私も旅行記に1枚載せていたので(笑)。
コレ、当たりですよね!
適当にスパイシーなチップスが食べたくて買ったのですが!
何回かこの会社のトラックをチェコで見かけて、それで、
あーー有名なんだな、っと理解したのでした・・・(笑)。
ホテル・グスタフ・マーラーなんて・・・いいですね!!
それでは、これからもよろしくお願いいたしますm(__)m
- すいさん からの返信 2006/11/03 09:00:13
- RE: ボヘミアチップス!
- voodooさん、早速お越しいただき、ありがとうございます!
チェスキークルムロフのガソリンスタンドでご購入、ですね。
私もおそらく同じところで買いました(笑)
ボヘミアチップス、輸入食料品店に行くと必ず探しますが、日本では未発売のようで。おいしいのになぁ(特にベーコン味がお気に入りです)。
冬のウィーン、とっても素敵ですね!
今まではマーラーが中欧旅行の大きなテーマだったんですが、次行くときはvoodooさんの旅行記を見習ってクリムト&シーレ巡りをしたいです。
- wiz さん からの返信 2006/11/03 13:38:10
- RE: RE: ボヘミアチップス!
- 奥さんアルマ・マーラーも
数々の画家や音楽家達と恋の遍歴を重ねたことで有名ですね。
クリムトも彼女を熱愛した一人。
それにクリムトの有名な作品の1つ、
「ベートーヴェン・フリーズ」も飾られた
第14回ウィーン分離派展では
グスタフ・マーラーが
ベートーヴェンの「第九」の
タクトをふりました。
クリムトの話を読んでいても、
マーラーが登場してきますね・・・。
魅せられる「人」を辿る旅っていいですよね。
その人の作品を感じるのはもちろん、
暮らした空間とか見た景色とか・・・。
そこに自分がたどりついた時はとても感慨深いです!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
3
22