2006/05/02 - 2006/05/02
124位(同エリア147件中)
牛街さん
タンかの里は、青海省の同仁の近くにあります。ここはチベット語でレゴンと言われていている地方で、同仁は中国語の地名だそうです。わざわざ中国語の名前など付けなくもよさそうなものですが、“レゴン”のほうはレゴン芸術として名前が有名らしいです。それくらいこのあたりはチベット芸術では有名なところらしいです。そんなことを調べて行ったので、同仁に行ったら、タンカのお土産屋でもあるのではないと思いましたが、そんものは一軒も見かけません。タンカとはチベット仏教の仏画で、布に描いて表装がしてあるものです。
しかしタンカはチャンとあって、タンカペインター達が居たのです。同仁の町を離れて数キロ北上したところに、下吾屯寺があり、更に北上すると上吾屯寺がありました。では、そのお寺の周りにお土産屋があったか? 無いのです。無いのですが、両方のお寺の近くの民家で、タンカの画家達がタンカを書いていました。
上上吾屯寺での話ですが、吾屯寺の前にラマ僧がいたので、ここはこのお寺か? と漢字で書いてあるお寺の名前を見せたのですが、漢字は分からないと言うのです。中国語は話せるのですが字は駄目らしいです。この寺の入場料は無料です。あまり観光客など来ないからかもしれません。入っていいかとそのラマ僧に聞くと入ってもいいとのことで、どうやら案内してくれるらしいです。この漢字が読めないラマ僧は実は少し英語が話せるとのことでした。何故、少し英語を操れるかそれは後で解りました。
写真は上吾屯寺の仏塔です。
吾屯寺やタンカの里がどこにあるかは、
http://www.catv296.ne.jp/~t-homma/newpage2.htm
を見てください。
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上吾屯寺の外観
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上吾屯寺の外観
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上吾屯寺の外観
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上吾屯寺内部の壁画、勿論件のラマ僧に写真を撮ってもいいかと聞いたところ、いいと言うので撮らしてもらいました。これは歓喜佛と部類の図柄か?
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この寺は装飾を施した部分が全部新しいようです。綺麗でした。
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上吾屯寺の仏塔、これも装飾と色彩が綺麗でした。
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屋根の上の飾りはチベットのラサのお寺でも見たような気がする。
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寺を見終わった後、案内してくれたラマ僧が自分の家を見に行かないかと誘ってくれました。チベット人の家の中など滅多に見られないので、喜んでついて行きました。
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ただの民家だと思っていたら、タンカの画工がタンカを描いていました。今画工が書いているタンカは、カナダ人のためのものだと言っていました。アメリカ人も来る、ドイツ人もフランス人もここまでタンカを買いに来るとのことでした。そういうことで、案内してくれたラマ僧も英語が話せるということらしいです。つまり営業に役立つと言うことなのでしょう。
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チベット人の家は土塀で囲まれていて、入り口は一つだけです。中庭があります。中庭では丁度梨の花が満開でした。
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一つの部屋に案内されましたが、そこには売り物としての沢山のタンカが並べてあったり、壁に掛けてあったりしました。この民家はタンか売り場でもあったのです。値段は結構高くて、言い値のまま買ったとすると旅行が続けられないくらい高かったです。
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部屋の中は意外に綺麗にされていました。ラマ僧が屋根に登っていもいいと言うので、こんな機会もまた滅多に無いので、屋根に登ってみました。屋根の上もチャンとほうきの目が通っていて、屋根の上もきちんと掃除するらしいです。
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秋の収穫期にはここで収穫物を干す処でもあるようです。屋根の上は土ですから、天井が抜けそうでしたが、そんな心配はなさそうです。雨の排水口も付いていました。
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屋根の上のパラポラアンテナ。この辺ではテレビの受信にパラポラアンテナは必需品であるらしいです。
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屋根の上から見たラマ寺の・・・・・ 何と言うものなのか解りませんか、宗教に関係あるものであることは確かです。
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この旅行記へのコメント (3)
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- Muffinさん 2006/07/05 12:44:59
- また珍しいところを見せていただきました
- 新しい旅行記を見せていただきました。
ラマ僧のおうちを見れるなんていいなあ、お坊さんも日本人を見るのは初めてだろうに、と思っていたら海外から随分お客さんを迎えているとのことで、これが一番ビックリでした。
Muffin
- 牛街さん からの返信 2006/07/07 20:00:23
- RE: また珍しいところを見せていただきました
- Muffinさん、こんにちは。
新しい旅行記を見ていただきまして、ありがとうございます。
私も昨日まではアメリカにいました。一昨日は、Muffinさんのように
レンタカーを借りて、観光地を走り回りました。
アメリカと言っても、日本から3時間のグアムですけれどね。
この旅行の写真を、4travel に載せるとアメリカに
行ったことになるのでしょうか。今は日本に戻ってチョッと
はやい夏の休暇です。
ところで、あのあたりのチベット族がいるあたりは、以外に
白人系の旅行者が来るところらしく、夏河にはピザ屋が
ありましたし、ここから四川省の方の九寨溝に行く途中に
郎木寺と言うところがありますが、不便なところですが
外国人にも人気のあるところらしいです。なんでも鳥葬も
見られるらしいです。我々も行きたかったですが、
時間の制限でそんな奥までは行けませんでした。
Muffinさんも中国に興味がおありでしたら、郎木寺と言う
あたりも将来の旅行の予定リストに載せておいては
どうでしょう。
夏河までは行ったので、近い内にその写真を載せますので
また見てください。
ホームページ http://www.catv296.ne.jp/~t-homma/
- Muffinさん からの返信 2006/07/07 23:42:21
- RE: RE: また珍しいところを見せていただきました
- 牛街さん、おはようございます。
グアムですか〜。いいですねえ。私はまだ行ったことがないのでまた是非アップしてください。
日本にも戻られるんですね。私が今日本に帰ってしたい事は、まず大きなお風呂につかって(肩を入れようとすると膝が出てしまう洋風呂じゃなく)、頭と骨になっても舟盛りの上でビチビチ跳ねているお刺身が食べたいな〜といつも思っています。
中国の急激な変化はなかなか外からはわかりずらくイメージが持てないのですが、欧米から中国内陸へ多くの観光客が訪れるのも初めて知りましたが、逆の流れで中国から北米に観光でやってくる人の数も半端じゃなく、どこに行ってもその多さに驚かされます。大型バスに子供からおじいさんまでの大家族が何組も乗ってきて買い物も随分されるので、日本人観光客よりもはるかにいいお客さんじゃないでしょうか。最初は北米在住の華僑かと思いましたがやはり大陸からのようです。
また新しい旅行記を楽しみにしています。
Muffin
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