2006/05/21 - 2006/05/21
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mia sakoさん
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児島八十八ヵ所を知ったのは、この4月ですが、実にタイミングよく新聞に特集記事が連載されて、さらに興味を引かれました。
出来たのは江戸中期、四国遍路の10分の1サイズです。海を渡らなくて良いし、必ず1日でいくつかのお寺に行けるし、これはかなりハードルが低い。お遍路初心者にはうってつけです。気候もまだ暑くないし、実行するなら、思い立ったら、吉日!
話に乗ってくれたアンモちゃんと行く気まんまんのわが母と3人で行ってみることとなりました。
朝8時、駅で待ち合わせ、市バスにゆられて終点まで1時間。児島湖の締め切り堤防を渡ると、海がひろがり、山の緑は濃いし、お天気は最高に良いし、気分良好です。岡山市内なのに別天地。
途中乗り合わせたおばちゃんの「汽笛がきこえたらね、家からここを走って港にいって舟に乗って学校いったのよ。」という娘時代のお話をいつの間にか聞かされてるアンちゃん。
終点に到着。この風景は…!島です。島に来たみたい。(今は干拓、埋め立てにより半島になってます)
あーここって、やっぱり昔島だったんだ、とひとり感激しつつ、地図を片手にお遍路を開始しました。
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祖母の家の近くにも確かにあった、手のマーク。児島遍路道はこっちですよというしるしです。
お寺とお寺の間は、それぞれ1.5〜5キロ弱くらいまでとさまざまです。
いまでは、一人のご住職がいくつかのお寺を管理されている所も多く、ご朱印もまとめて頂いたりしました。 -
一番札所、中蔵院。
ここで、一番〜三番、そして八十八番のご朱印をゲット。
確かに1番と八十八番は近いですが。始めたばかりですので、八十八番には行かず、順を追って二番札所の瑞泉院へ。古い遍路道をさがそうとして、迷ってしまいました。
諦めて、車の通う現在の道路を選びます。
三番札所福寿院までは川べりの歩道を、炎天下雲雀の声を浴びながら進み、境内のベンチでおにぎりのお昼ごはんをしました。 -
現在の道なりに行くと七番札所に先に寄れるので七番札所、常楽院へ。
表紙の写真がそうです。老犬がお出迎え。
途中、ゴルフ場があったり、なんか臭うわ!と思ったら乳牛が放牧されていたり、ここでサイロを見るとは思いませんでした。
お寺の境内には弘法大師の50年ごとの法要の記念の石柱がたっています。 -
四〜六番札所は、三宝院といって現在ひとつのお寺になっています。
少し高台にあって境内からは海がみえます。
景色を楽しみたい所ですが、バスの時間が迫っています。
現在では、多分歩いてまわる人はとても少ないでしょう。途中お会いした方も、皆さん車でまわっていらっっしゃいました。
大変のどかな所なので、バスの便は1日に数えるほどです。 -
岡山市内と隣の玉野市の境を、てくてく歩きました。
でも、もっとずっとずっと遠くに行ってきたような感覚が、心の中に尾を引くように残っているのです。
これは旅ですね。お遍路でトリップ。
この六地蔵さんだけでなく、千手観音、顔の三つあるお地蔵様など、素朴ですが、いろいろな石仏に出会いました。
さて次は何番までまわれるか、そしてどんな風景が広がっているのか、とても楽しみなのでした。
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