豊島　06年6月17日

2006/06/17 - 2006/06/17

6月17日、雨の中を柚の浜〜不法投棄現場のいきものを撮ってきました。

エリア 直島・豊島・小豊島(香川)

豊島中に繁茂するテリハノイバラの花がちょうど満開です。

ヌマガエルがいました。
今年は低温や日照不足で餌になる虫が少なくて、生活が大変そうです。

柚の浜のオリーブ基金植樹地の中坊先生のオリーブの花です。もう花は終わりごろです。

オリーブは花が落ちて小さい実に代りつつあります。
去年は日照りで実が付かなくて困りましたが、今年こそいい実がなりますように。

マツバウンランの紫の花も咲いていました。
空き地や線路沿いで良く咲いています。
不法投棄現場にもたくさん咲いています。
最近思うのですが、こうの史代さんの「青い花」という短編の作品に登場するあの青い花が、自分の中ではイメージとしてこのマツバウンランと重なります。
気が付いたら空き地にいっぱい群生していて、その次の年は全然咲いて無かったりする、そんな不思議な感じの帰化植物です。

アオツヅラフジも咲き出しました。
秋に山葡萄と間違われるような黒紫の実を付けます。

ニワゼキショウも咲いていました。
北米原産の帰化植物で、白花の種類もあります。

ハマナデシコの花が咲き出しました。
1?位の小さい花を咲かせます。

ハマボッスの花が終わり、実になりつつあります。

クサガメが不法投棄現場の溝の中に迷い込んでいました。
15?位とまだ小さく、捕まえて北海岸の浜の奥の茂みに放してやりました。
クサガメは捕まえようとすると尻から臭い匂いの汁を出すので｢臭亀｣と呼ばれるようになったようです。

雨の中、ヤマツツジの花が北海岸の茂みで咲いていました。

浜辺の一番海側の条件の悪い所に生えるハママツナです。
杉の苗みたいな格好をしています。

6月4日に掘り取って砂浜に埋めたユッカもほぼ枯死したようです。他所に持って行かず北海岸で自然に分解させる方策をとっています。

北海岸の浜辺でもテリハノイバラの白い花が満開です。

花粉を食べようとカナブンも夢中です。

ハマヒルガオの花も雨粒が付いていい感じです。

アカメガシワにも花が付き始めました。
赤い新芽の頃は山菜として天麩羅にすると美味しいです。

北海岸の護岸の上にキツネノチャブクロ(キノコ)が生えていました。成熟すると天辺の穴から煙のように胞子を出します。

護岸の上にはナワシロイチゴの実も見られました。

軒下で育っていた｢ど根性菜の花｣は、もうほとんど実になっていました。

菜種の実を透かしてみると種子が見えます。

柿の実も小さい青い実を付けています。
今年は春寒かったし日照不足で実が少ないような気がします。

アジサイの開花も少し遅めですがやっと咲き出しました。

枇杷の実が食べ頃になってきました。