2006/06/05 - 2006/06/05
400位(同エリア518件中)
熊野ぷーさん
新婚旅行でイタリア,スペイン,フランス3カ国を巡る地中海クルーズに出発!
第一の港町ナポリではポンペイ遺跡で世界遺産を堪能しました!半日じゃ足りないポンペイ遺跡。79年8月24日午前、ヴェスヴィオ山が大爆発を起こし7メートルの灰に埋め尽くされたポンペイ。
1709年に偶然壷を発見した事で街そのものが発見されるが、本格的に発掘を始めたのは1748年になってから。びっくりした事は1900年も昔の都市でありながら近代的な機能を備えており、現代人と変わることのない人々の生活だった事。
都市全体が灰の中に埋まっており、現在も都市の1/3は未発掘。
私が見学したのは発掘された部分の1/3。あーん円形闘技場も見学したかったよぅ(涙)
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ポンペイ遺跡入り口(マリーナ門)までの道から。
日本国内以外で初世界遺産の観光でワクワク!
※もうひとつの入口は闘技場近くにあります。 -
ポンペイ遺跡への入り口。
右側が大きなトンネル(入口)は馬車用、
左側の小さなトンネル(入口)は人間(徒歩)用として分かれていました。
※現在左側は閉鎖しているので馬車用の入り口から入ります。
ちなみに、トンネルの前にある建物はお風呂(混浴)さん+遊郭だったようです。 -
右側の階段を下りたところに「今日のわんこ1」
ポンペイ遺跡の至る所に犬がいました。 -
混浴場(二階が遊郭)跡地。
ここでは旅人が街に入る中にキレイに垢・汚れを落とし、ナニかをしてスッキリして街の中へ入ったそうです。
遊郭では言葉が分からなくても女性に何をしてもらいたいかイラストで表現しており、商人・旅人は「イラストを指してアレして欲しい」とお願いしたそうです。
ここは混浴ですが、街中の銭湯は完全に男女別になっています。 -
釜の跡地。
そっくりそのまんんまに残っている。 -
入り口からの大通り。
真ん中は馬車が通る場所で、左右が一段高くなっているのは人が通る場所。
この時代に車道・歩道が整備されている。 -
道路のアップ
石の間にある白い石は大理石。夜になるとピカピカ光り、街灯が無く夜道が暗くても安心して道を歩くことができるようになっている。 -
道の間にある3つの敷石はポンペイの横断歩道。
当時の車道は汚かったらしく、両サイドに行き来するためにこの敷石(横断歩道)が利用された。馬車の車輪が横断歩道乗り上がらないよう、石幅が調整されている。スゴーイ! -
馬車の手綱を引っ掛ける場所。今の駐車場かな。
この近くには何かお店屋さんがあったのかな? -
ゼウス神殿の跡地。
ゼウスはギリシャ神話の最高神で、ポンペイの守護神でもある。 -
広場。
遠くにヴェスヴィオ山が見えます。
もの凄く天気が良い日で山がきれいに見えました。
ココは日陰が無くて帽子必需品です。あっあと水も! -
柱の細工が細かい!!!!
この近くに両替所があったそうです。 -
「フロントーネの家」と呼ばれる遺跡
横の壁画が本当にきれいに残っている。
人ごみがある場所は人型石膏がある。
※この写真は後ほど。 -
壁画アップ。本当に今見ても鮮やかです。
(写真には写ってませんが)今は風化しないよう屋根がついています。 -
人体があった空洞に石膏を流しこんで掘り出した像。怖い写真でゴメンナサイ。
苦痛に満ちた表情が当時を悲惨さを思い起こさせます。ベルトをしている・・・と言うことはこの人は奴隷だったのでは?と推測されているそうです。
※歯は本物。左手の指先から出ているのは骨。 -
石膏人体の指アップ。
火山灰の熱さで皮膚は溶けて骨だけ残った。 -
フロントーネの家の石膏人体から庭側?を撮った所。
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あるお店屋さんの柱前。
何屋さんかわかりますか?
上のレリーフを見てくださいな。
※白いトコロは発掘の時につけられたもの。 -
レリーフのアップ。
2人で壷みたいなものを運んでいます。
正解は(ブドウ)酒屋さんでした〜。 -
柱の横に石溝があります。
これはシャッター(引き戸)の跡。
引き戸自体は木で出来ていた為、火山灰で燃えてしまったそうです(ガイド談)。 -
商店街の街並み
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ファウヌスの家(1)
1300坪もある大豪邸。ウラヤマシイ。 -
ファウヌスの家(2)
入り口です。HAVEとは「こんにちは」等の挨拶。 -
ファウヌスの家(3)
中庭にある噴水・・・と思うけど、実は屋内の水盤です。
この像(レプリカ)がファウヌス神なので、ファウヌスの家と呼ばれています。 -
ファウヌスの家(4)
水盤の右側に祠があります。
この近くに奴隷の部屋があったそうです。 -
ファウヌスの家(5)
第二次世界大戦でアメリカが落とした爆弾。
遺跡が壊されました。
このことを忘れないためにも爆弾を残しておくそうです(ガイド談)。 -
ファウヌスの家(6)
モザイク。これは当時のまま(本物)だそうです。 -
ファウヌスの家(6)
こちらはアレクサンドロスをモチーフとしたモザイク画(レプリカ)。
本物はナポリの国立考古学博物館にあります。 -
モザイク画アップ。
凄く細かい。 -
街の一角にある共同の水汲み場
水のみ場は街に数箇所あり、その水のみ場のレリーフ(模様)で「○○の通り」と呼んでいたそうです。
ちなみにこの模様は牛。 -
さて、また問題。ここもお店屋さんです。
なんのお店でしょう?
ヒント:石の置物は石臼です。 -
正解はパン屋さん。
釜も残っています。
ピザ屋さんも同じ釜がありますが、ここ(石臼)はパン屋さんの釜です。 -
道路の写真。
馬車の行き来が激しかったんでしょうね。
轍がきれいに残っています。 -
当時使われていた水道管。
お金持ちの家には水道がひかれていましたが、一般市民は共同の水汲み場まで水を汲みに行きます。 -
ある家の柱にあるレリーフ。
矢印に見えるけど、実は男性器の象徴。
これは子孫繁栄を意味しています。
※同じ通りの右奥に遊郭があったからではない(ガイド談)
。 -
ここにも共同水汲み場を発見。
女性をモチーフにしているようですね。 -
スタビアーナ浴場の運動場(1)
ポンペイで最も古い浴場。ここは男性用・女性用と別れています。左側にはプールがあります。 -
スタビアーナ浴場の運動場(2)
二重床の跡。 -
なんと、この時代に下水道が完備されていました。
柵がいつからあるのかは不明・・・。 -
まだまだ発掘中です。
新しい発見は見つかるのか!! -
今日のわんこ2
日陰で涼んでいます。
本当に犬が多いです。 -
今日のわんこ3
お土産屋さんの近辺で寝ています(ギリ日陰)。
ピクリともしませんでしたが、生きてました。
ガイドさんになぜ犬がこんなに多いのかを聞いたところ、「観光地で人が沢山来るから餌には困らないだろう」と考え、犬を捨てていく人がいるそうです。
確かに観光客は多い。そして餌(水)をやる人も居た。 -
お土産屋さん前。
ポンペイ解説本(日本語バージョン)があります。
『ポ「ソ」ペイ』じゃなくて良かったです(笑)
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