ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｳｨｰｸ　宿なし無謀な広島・山口ドライブ旅行

2006/05/03 - 2006/05/05

【広島平和記念公園・山口秋芳洞・秋吉台へのドライブ旅行】＜旅行記作成０６年５月＞
＜写真は、広島のシンボル原爆ドーム＞
５/３〜５/５日車でドライブ旅行に行くことは決まっていたが、
どこに行くのかは決めておらず、当然旅館・ホテルの予約も
していない。
メンバーの友人夫婦・友人姉夫婦それに私の５人で、前日の
２日の夜に、ケンケン・ガクガクの末、通過はするがあまり立ち寄った
ことのない広島平和記念公園・山口秋芳洞に行くことに決定。
ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｳｨｰｸの真最中に旅館・ホテルの予約なしで宿泊できるはずもないことは、
充分に解っているのに、どうにかなるという気持（最悪、車の中かラブホテルに
泊まればいい）で、宿なしの無謀なドライブ旅行に出発することになった。
果たして、無事にホテル・旅館に宿泊出来たのでしょうか？

エリア 広島

【５月３日　第１日目　山陽道〜広島に向け出発】
＜写真は、原爆ドームをバックにメンバーの５人で〜す＞
午前１１時、車に乗り込みいざ広島に向け出発。
大阪を通過、山陽道を西へ西へ、快晴に恵まれ爽やかなドライブを
続ける。
このメンバー、食べること寝ることが大好きな面々。
ドライブインで食べるわ、車の中でも食べるわ、おとなしいと
思ったらグーグーと寝ている、ホント幸せな面々である。
夜８時頃広島市内に到着。愈々旅館・ホテル捜しが始まる。
車を走らせながら、眼にとまる旅館・ホテルを見つけては、
「予約なしなのですが、、」⇒「すいません、今日は満室です。」と
断わられ続ける。
市内では、ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｳｨｰｸ中「第３０回ﾌﾗﾜｰﾌｪｽﾃｲﾊﾞﾙ」が開催されており、
どこも満室とのこと。こんな小さな旅館も満室か！
これでは旅館・ホテルはどこもダメや！
ラブホテルをあたるも、２人と３人に分かれて泊まる為、１軒目は断られ
２軒目にかろうじてOK。３人組の所には掛けフトンを用意してもらい、
ベットと畳の所に座ふとんを並べて眠ることにした。
足を伸ばして眠れるだけ車の中よりもましか！

【５月４日　第２日目　広島平和記念公園・秋芳洞・秋吉台】
＜原爆ドームは、広島市中心部中区の太田川河畔にある旧産業奨励館の
　焼け跡。この上空で、S20.8.6日米軍により世界初の原爆投下を受けた
　時の残骸で、当時のまま保存されている。＞
平和記念公園の近くの喫茶店を見つけ入ろうとするも「モーニング」の
看板が出ていない。「モーニングやってますか？」と聞くと「やってます」
とのこと。我々が行く喫茶店では、「モーニング中　AM○時〜AM○時」と
看板があるのに、広島では殆どの店がやっているので看板は出さない店が
殆どとのこと。でも、やはり出しておいた方が親切だと思い店主に言うと
そうしますか、、、とのこと。
モーニングのメニューは、パン・飲み物・サラダ・卵（ゆで又は目玉）が
定番と思っていたが、広島では更に味噌汁がついていて５００円也！
所変われば品変わるで、味噌汁付のモーニングは初めての経験だった。

＜写真は、原爆の子の像＞
腹ごしらえの後公園内へ。原爆ドーム・原爆の子の像・慰霊碑などを
見て歩く。

＜写真は、広島平和記念資料館の入場チケット＞
モーニンクを食べた喫茶店の店主が、「皆さん地下の展示場を見過ごして
行かれるので、忘れずに見て下さいね」と言われ、地下展示場を
覗いて見ることにする。
店主が言ったように、入場者は多いのに殆どの方は見逃している。
原爆当時の悲惨な写真・展示品を見て、眼をふさぎたくなるような心境で、
物凄さ・恐ろしさ・悲しさを肌で感じた。
平和記念公園・資料館を後に、秋芳洞に向け出発。

＜写真は、秋芳洞への入口＞
秋芳洞は、秋吉台の地下１００mにある東洋屈指の大鍾乳洞である。
洞内総延長は１０?、その内観光コースは約１?。
温度は四季を通じて１７度で一定し、夏涼しく冬暖かで快適に探勝
することが出来るとのことです。

＜写真は、秋芳洞最大の目玉「黄金柱」＞
私が今までに見た鍾乳洞は、上からツララ状にぶら下がったものや、
雫が滴り落ち積もり積もって上に積みあがったもの等が殆どであったが、
この秋芳洞は今までとは違って、ツララ状や積み上がったものは少なく、
スケールの大きな造形美にただただ驚き、目を瞠るばかりでした。
写真を撮るにもカメラに入りきれず、かろうじて写すことが出来たのは
この「黄金柱」のみ。それでも大きさの半分しか写すことが出来ませんでした。

＜写真は、「黄金柱」の麓の部分＞
写真から、その大きさが判って頂けるでしょうか？

＜写真は、秋吉台のはずれの一部分です＞
秋芳洞の探勝を終え、秋吉台に車を走らす。
日本最大のカルスト台地。高原に石灰石の岩がいたるところに突き出ている
不思議な光景に眼を奪われながら、アッと言う間に写真スポットを通過して
しまい、広大なスケールの秋吉台の景色を写真に納めることが出来ず残念である。
秋吉台を通り抜け、今夜は萩市内で泊まろうと車を走らす。
午後５時過ぎ萩市内に入る。駅案内所でホテル・旅館を聞くも、
「本日は全館満室」との張り紙がしてあり、えぇ！こんな所も満室か？と
驚いた。おまけに、「ここにはラブホテルなどはない」とのことでガク〜ン！！
２〜３のホテル・旅館をあたるも、やはり満室だった。当たり前やろ！この〜！
明日は帰るだけなので、それじゃ帰りの方向に車を走らせ、ホテル・旅館を
捜しながら行こうと決断する。

＜写真は、秋吉台にてのメンバーです＞
萩市のはずれに民宿らしきものが数箇所あるのを見つけ、声をかけるもダメ。
諦めかけていて最後の一軒に声をかけるとOKとのこと。
なんと昨日と明日は満室だが、何故か今日は一組の客があるだけで「空室がある」
とのこと。１泊２食付８千円、やった！
夕食は魚づくしの料理に大満足。ゆっくり足を伸ばして寝ることができる。
バンザーイ！！

【５月５日　第３日目　山陰道〜帰路につく】
＜写真は、フウランで〜す＞
今日も五月晴れの清々しい朝を迎え、朝食後東へ車を走らせ帰路につく。
途中山陰地方で、姉夫婦が「フウラン」を採取したいと一軒の農家に立ち寄り、
柿の木の幹に自生している「フウラン」を採取。
以前は、高い値段で売ることが出来たが、最近では行き渡り高い値段で売れない
とのこと。私には、この雑草のような「フウラン」が何故良いのかわかりませ〜ん。でも、美しい花を咲かすんだって！

ドライブインで休憩をとりながら家路を急ぐ。
途中一ケ所渋滞にまきこまれ、帰り着いたのが夜０時。
この３日間、本当に良い天気に恵まれ快適なドライブ旅行をすることが出来た。
宿もかろうじてあったが、やはり旅行するならば、ホテル・旅館は事前に予約し、
安心して旅行したいものです。
ましてｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｳｨｰｸ中に、宿の予約なしで旅行するなんて無謀きわまりないですよね！

【旅行記完】

この旅行記へのコメント （5）

• SUR SHANGHAIさん 2006/06/28 12:15:08

  おひさしぶりです

  私も今年のＧＷには日本に帰国したついでに外国の友人たちも引き連れて東北地方を回りましたが、同じく宿の事前手配は無し。(^^ゞ
  
  その友人たちの希望は
  「名高い日本のラブ・ホテルに泊まってみたい。」というわけでして…。
  事情もよく分からず、大汗をかいたわたくしめでありました。(^^ゞ
  結局、最終日にチャンスあり！だったんですが、
  どこもかしこも満室…。車中泊と相成りました。(ーー;)
  
  ＧＷには心せねば、と反省。
  
  私は中国在住ですが、日本の中国地方はほとんど行った事がないので、四国も含めてそのうちに行ってみたいです。
  
  

  オジラーさん からの返信 2006/06/28 22:00:18

  RE: おひさしぶりです

  こんばんは！
  書き込み有難うございました。
  東北は如何でしたか？
  私も青森へは２度訪問しておりますが、
  機会があれば青森以外の県にも出かけて
  みたいと思っております。
  但し、宿の手配を確実にしてね、、。
  行き当たりバッタリで宿を捜すのもいいですが、
  やはり時間の無駄と疲れが出ますからね。
  宿を予約していると、気持ちよく安心して
  旅行できますからね。
  これからもよろしくお願い致します。　　〆
  

• obaqさん 2006/05/27 08:33:34

  おはようございます

  只今、再入院中でしょうか。
  その前にＧＷを利用、ご友人と広島へ行ってこられたのですね。
  久しぶりの旅行とＵＰ、疲れませんでしたか？
  秋芳洞を歩いたり、なんか、とても電気そうに見えました。
  辛い治療中ではと思いますが、又旅行へ行くことを思い浮かべながら、頑張ってください。

  オジラーさん からの返信 2006/05/27 15:37:42

  RE:itumo

  いつもご心配頂き有難うございます。
  又掲示板に書き込み頂き本当に有難うございます。
  友人のあきかやさんといつも話しているのですが、
  「obaqさん、我々の旅行記によく訪問してくださるよなぁ〜」と
  感謝・感激しております。
  私事で恐縮ですが、４/１４日に仮退院し５/２２日よりの再入院
  の間、自宅で休養することになり、その間を利用して、友人及び
  友人兄弟の方々と広島・山口の国内旅行に出かけ気分転換を
  してきました。
  現在は、入院中ですが週末は外泊で自宅に帰っております。
  今回の入院は短期間で６月上旬には退院の予定で、
  以後は経過観察をしながらの通院となります。
  完治はしなく、病気と付き合いながらの生活となります。
  日常生活をする上においては、なんら支障がなく普通の生活を
  送ることが出来ますので、働きながら頑張ってゆこうと思っております。
  海外旅行は当分予定がないので、国内旅行で気分転換を図ってゆこうと
  思っております。
  皆様の旅行記を楽しみに拝見させて頂き、思いを馳せたいと思います。
  今後ともどうぞよろしくお願い致します。
  では、またの日まで、、お元気に、、、。〆

  オジラーさん からの返信 2006/05/27 15:41:28

  RE: おはようございます⇒返信です。（再送）

  いつもご心配頂き有難うございます。
  又掲示板に書き込み頂き本当に有難うございます。
  友人のあきかやさんといつも話しているのですが、
  「obaqさん、我々の旅行記によく訪問してくださるよなぁ〜」と
  感謝・感激しております。
  私事で恐縮ですが、４/１４日に仮退院し５/２２日よりの再入院
  の間、自宅で休養することになり、その間を利用して、友人及び
  友人兄弟の方々と広島・山口の国内旅行に出かけ気分転換を
  してきました。
  現在は、入院中ですが週末は外泊で自宅に帰っております。
  今回の入院は短期間で６月上旬には退院の予定で、
  以後は経過観察をしながらの通院となります。
  完治はしなく、病気と付き合いながらの生活となります。
  日常生活をする上においては、なんら支障がなく普通の生活を
  送ることが出来ますので、働きながら頑張ってゆこうと思っております。
  海外旅行は当分予定がないので、国内旅行で気分転換を図ってゆこうと
  思っております。
  皆様の旅行記を楽しみに拝見させて頂き、思いを馳せたいと思います。
  今後ともどうぞよろしくお願い致します。
  では、またの日まで、、お元気に、、、。〆