2006/03/29 - 2006/03/31
175位(同エリア984件中)
タピラピさん
麗江(リージャン)車で約3時間したところにある、虎跳峡へトレッキングしに行きました。
名前の由来は、ここの峡谷を虎が飛んで渡ったという、
その名前のまんまらしいです。
本来はバスで行ったりするのですが、麗江で泊まった宿から、
ミニバンで入り口まで直接連れて行ってくれるサービスがあって、それを使うと入場料込みで40元(600円)。
自力で行くより安いし、なによりバス停まで行かなくてもいいという便利さ。
ぜひこのサービス使ったほうがいいです!
本当は28日に行こうと思ったんですが、
同じ宿の日本人の女の子が、「明日、一緒に来てるイギリス人の彼と行くんで、明日行こうよ!」とありがたくも誘ってくれ、
結局この2人とわたし、そしてオーストラリア人、イギリス人2人計6人でトレッキングすることになりました。
1泊2日を考えてたんだけども、結局2泊3日してきました。
コースの途中で山の中に何軒か泊まるポイントがあって、そこに宿泊。
感想はというと・・・・・最高だった。
景色がほーーーーんとにすごい。感動です。
麗江行く人は、ぜひともここでトレッキングしてほしいです。
気候も、昼はちょっと暑いくらいで最高のシーズン。
夜は冷える。
コースは、橋頭(チャオトウ)という場所からと、もう一つ「具なんとか」とかいう場所からと、二つ選べるんだけど、
今回私たちは橋頭からスタート。
わたしは、このトレッキングの後に、ここからさらに2時間ほど行ったところにある香格里拉(シャングリラ)という町に行くことにしてたので、橋頭のところにあるGHでバックパックを預かってもらいました。
3日で5元くらいだったかな?とりあえず安かった。
最初は、麗江に預けてからじゃないとダメかも・・と思ってましたが、ちゃんと預かってくれるところがあって安心。
シーズンがずれていたのかどうかしらんが、
トレッキングしてる人が全然いなくて、とても静かな環境で歩くことができ、大自然をこれでもか!ってくらい満喫できました。
虎跳、ビバ!
PR
-
ちょっと歩きはじめて、振り返ればもうこんな風景。
キテます。 -
スタート付近の道に座ってた赤ちゃん。
カメラ向けた瞬間に、この猪木顔になった。
「おい、なんだこのやろう。かかってこいや。」顔。
おもろい。
いい顔をありがとう。 -
でかい。
なんつうか、景色がでかい。
音ないし、何分見てても飽きません。
壮大すぎ。
わたしたち、ちょっと歩いては休憩、ちょっと歩いては休憩してボーーーっとしてました。
ま、景色見るために休憩してたんじゃなくて、
すぐ疲れちゃうからやむ得ず止まってたんだけどね!
「ちょっと休もうや・・」みたいに。 -
わたしは、日本の女の子と二人で登ったんです。
というのは、この二人は「体力に自信ない組」なので。
歩いてるとスタート間もないところから、このおにいちゃんと馬がついてくる。
英語ゼロなんだけども、まあようするに「馬に乗りなよ。」ってことね。
馬屋さんですわ。
「不要。」と断っても、ずーーーーっとついてくるんだけど、
きっとね、疲れてくる頃を狙ってるの。
道に迷いそうになったときに教えてくれたりしていい人だったから、とりあえず追い払うことなく、なぜか一緒に行動してるみたいに歩きました。
休憩すると、一緒に休憩しだすし。
すんごい細い道とかも馬は器用に歩くんで、それにビックリ。
お金があったら乗りたかったなあ。 -
途中から馬に乗ってついてきたんだけど、
それがほんとうらやましかった。
「いいなあ・・・」と指くわえて羨望の的ですよ、彼。
そして、彼のこの角刈りぶり、すてきでしょ。 -
これが道。
こういう斜面にひたすら続く一本道があって、
それをひたすら歩いていく。
途中登ったり下ったりする道があるけど、
基本はこんな感じかな。
目の前をさえぎるものがないので、歩きながら果てしないすんごい景色を見ることができます。 -
うっはーーー・・・です。
-
光の具合とかで、表情がいくつも変わるので、
何度シャッターを切ったことか・・・。
写真の整理が半端なく大変。 -
天気にも恵まれてほんと良かった。
-
空の青さ、やばかった。
-
わたし、今回のこの虎跳峡のおかげで、
岩好きになりました。
なんというか、とてもダイナミックでありながら優雅で、力強くなりながら繊細で、という感じ。
岩魅力にとりつかれた!
岩、好き! -
初日は、3時間ほど歩いて、夕方のうちに
「ナクシー ゲストハウス」へ到着し、ここに一泊。
ドミで一泊10元(150元)。
わたしはシングルに泊まって15元。
「ナクシー」というのは「納西」で、つまり「ナシ族」のこと。
ここの宿はナシ族の人が経営してました。
もちろん、宿は年季が入ってたけど、雰囲気あっていいところだった。
中庭のテーブルで、ビールを飲みながらご飯を食べる。
そしてそこから見える景色がまたすごかった・・。
超超超贅沢です! -
これが宿から見える景色。
これまた、どえらい所に宿があるでしょ。
手前の暗い部分は宿ですよ。
ご飯食べながら、この景色を鑑賞できるわけです。 -
宿の裏手につながれてた馬。
これ、食事中。
おじさんがやってきて、エサの入った白い袋を、
写真のように馬の口に入れて、ひもを耳のところにかけていった。
で、馬はそのままの姿勢でエサたべる、みたいな。
いわば、自動です。
餌場を設ける必要がないこのやり方、かなり画期的でした。
ちょっと馬かわいそうだったけど。 -
-
これも宿のところにいた牛。
こんな模様の牛、見たことない。
そして、また凝視してくる。こわーー・・ -
宿にいた、たぶんここの子供。
わたしと、もう一人が必死に追いかけては写真をパシャパシャやってたんで、
同行の女の子が、
「いやいや、ていうかその子一体どこのアイドルなん・・。」と突っ込みいただきました。
二人とも必死だったんでね。 -
この門くぐると、段々畑が広がってた。
途中で道がなくなったりするんで、わたし必死だった。 -
祭壇みたいなところに、毛沢東が。
うーーん・・・・ -
真ん中の方にある、白い線が歩く道です。
絶壁!!
途中で、「これ、落ちたら死ぬね。」と思う
死亡ポイント多数あり。 -
歩いてるそばにこの景色。
あー、もっかい行きたいです -
途中、子ヤギに出くわす。
わたしたちのこと、完全無視!
尻がかわいかった。 -
-
歩いている道はこういう感じです。
-
-
山好き決定です。
-
記念に。
ここの場所に入る手前で看板があって、
そこに「10元」みたいなことが書いてて。
要は、お金かかります、とのことらしい。
でも人がいなかったんで払わなくて済んだ。
というか、きっと勝手に個人でそういうの作って
観光客からお金徴収してるんでしょう。
きったねーーー -
歩いてる途中にあった御茶屋さん。
ここで梨を買って剥いて食べました。
とにかく虎跳峡の宿も飲食施設も
とっても良心的。
日本の山小屋で「カレー1200円(しかもほぼ具なし)」などという、人の足元見るような卑劣なことは一切ありませんでした。
ほんのちょっとだけ高い、くらい。
こんな山の上までどうやって運んでるんだろうと
思ってたら、やっぱり馬を使うみたい。
車が通れるような幅の道は皆無なんでね。
水とかもちゃんと冷えてて、ようございました。
写真の人は、「水飲んでって!!」とすごい元気に客引きしてくれたんで、コーラ飲んでみた。 -
光の当たり具合が神秘的。
-
山の湧き水を貯めてるドラム缶。
透き通ってて、とてもきれいだった。
水道通ってないんで、飲料水以外は
すべて湧き水使用。 -
ちなみにコーラ。
コーラは世界共通味で、じつにホッとする飲み物。
今回の旅で何十リットル飲んだかわかりません。
・・ってくらい飲んだ。 -
夕方の風景。
最高にきれい。 -
歩いてると、いたるところに写真のような
道案内が、思いっきり岩に書いてあるので、迷わない。
・・というより、書いちゃっていいんですか?
看板立てたりしなくていいんですか・・・ -
二日目の宿は「Five fingers Guesthouse」というところ。
ここも宿からの景色が強烈。
一泊いくらだったっけな。きっと10〜15元。
1日目の宿からここに来るまでに、
名物の「26くねり」みたいなのがあって、
登りの道を、くねくねと26回折り返しながら行く、という難所。
これがねえ・・・意外に大丈夫だった。
なんせ、アホみたいに休憩とりながら登ったんで。
きっと急いで行ったりすると、たまらないんでしょうね。
虎跳峡行くときは、日数に余裕持って行ったほうがいいですよ。 -
3日目の朝。
わたしはここで、みなさんとお別れ。
途中のこのポイントから下山できるので、
急いでるわたしはここで下山して次の町に向かいました。
そして。
しばらく1時間ほど一人で歩いてると、前のほうから
「ザーーーー・・・」という水の音が聞こえるわけですよ。
で、くねった道の先に見えたのが、この滝。
これ、わかりますかね?
どう見ても確実に、この滝、道を遮ってる・・。
え・・・。
わたし、道を間違えちゃったかな、と思ったけどそんなわけない。
だってずっと一本道なんだから。
ということは・・、ここ行け、ってこと・・?
人に聞こうにもヤギしかおらず、すごい動揺。 -
これ、その滝。
真ん中からやや下に、一本横に入ってる線が道。
完全に滝がかぶっちゃってる。
あわあわしながら滝のほうに近づくと、
また岩に直接ペンキで、次のGHの案内があって、
矢印がやっぱり滝の方面になってたんで、
意を決して行くことに。
どっかのアミューズメント施設じゃないんだからさあ・・とぶつぶつ言いながら、
バッグからバスタオルを取り出し突入! -
これが滝の間近で撮った写真。
近くに行くと、これが意外に通路のところで勢いが弱まってて、軽い水しぶきを浴びるくらいで無事通過。
怖くて上と下、見られなかった・・・。
だって普通に超でかい滝ですからね・・。
ただ、渡るとき、足元は小川みたいになってるんで、
岩と岩とを渡っていくんだけど、これで滑ったりしたら「確実に死亡だな・・」と真剣に思った。
すごい死亡ポイント、また発見。 -
これ、渡る前に撮った写真。
すんごい迫力で水が落ちてきてるんでね。
音もすごいし、量も半端ないし、ほんとに怖かった。
ここのところを通過するんですよ。
「行けるか!」って本気で突っ込んだ。でかい声で。
思い出してまた怖い! -
無事渡りきったあと、振り返ってみてたら平和そうに虹が出てた・・。
そんな平和な気分にはなれませんでした・・。
余裕なし! -
あーーー怖い。
絶対引くからほんと! -
そして、また景色に癒される。
-
-
ほんとうにすばらしいところでした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
中国 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
43