気温30度　香港 宣戦布告

2006/04/26 - 2006/04/27

「この度はおもいがけない災難にあわれた事を心からお見舞い申し上げます。」

帰国後、保険会社から届いた書類にこう書いてあった。
最初から最後まで自分で手配した純度100％完全自由旅行決行の初日、
希望に胸膨らませウカレていた私の後頭部を重い鈍器が打ち付けた。

以下、香港発キャセイパシフィック航空機内で乗り込んですぐに書いた日記で在る。

4/26
前日のパリ猛烈に行きたい願望はシブツタで「女は女である」を借りることですぐに解消され、スウェーデン行きを再開。（明日出発なのに再開なんて言葉有り得るのか？）
ユースの予約を取り直し朝５時まで部屋を片付け、フランス映画を観てたら夜が明けていた。そして仮眠という名の寝坊をして、荷物を渋谷西武クロークに預けて出社。たった一時間位しか仕事ができなかったが、時間的にやばくなったので、その足で渋谷で荷物を受け取り、猛ダッシュで地下鉄（半蔵門線）へ乗り込む。セーフ。まにあったぜ。。電車はわずか５分遅れたものの無事チェックイン。もろもろ片付けて出国審査へいざ香港！

CX251 東京17:00発→香港 20:50着(LHR)
≪飛行時間　04:50H≫

隣の席、アメリカ人？人種不明だがすごい巨漢デブでしかもいびきかいて熟睡しやがった！あんなに狭くて苦しエコノミーシート初めてだった。席の悪さは格安航空券とか関係あるまい。希望の窓際でもうなんかとても嬉しくて、家にCDもDVDプレイヤーもないので機内エンタメをみまくる、ききまくる。うざいほど執着。そんなかんじで、笑顔の素敵なスチュワートさんに何度もドリンクもらい（だいたいゲイらしいが）、香港到着前に窓からみた真っ暗な中で浮かび上がる雲が美しくて泣いてしまった。こんなのもカンドーというのだろうか、
。ふだん高度3000mにいないもんな、非日常だ、あたりまえか。かなり遅れて香港到着。マニラ乗り継ぎ の人はたった20分しかなく、空港でスタッフが対応していた。なぜ遅れたか？機内アナウンスによると「降りたい方がでて今その方の荷物を探しております」そういうことあるんだなー
そして私はロンドン便へ乗り換え。

CX251 香港23:55発→ロンドン05:45+1着(LHR)
≪飛行時間　12:50H≫

新しくなった香港の空港は八年前の旅館とは掛け離れ（場所もかわったが）、素晴らしく国際空港だ。キレイ・広い・お洒落。これにはまいった。香港くさくないのだ。うろうろしてから人目を気にせず、スーツケースを開けて荷物の整理をしてたらクーポンが落ちてて、そのクーポンで化粧品をディスカウントで買えた。幸せすぎる。しかもゲランのキットは日本の半額位。帰りもクーポン使おう〜
あー日本人がうようよ。そして当日空港で同じCX23：55発でパリ行きがあることを知った私。
でも平気だ。
イギリスはスバラシイ！（本当は空席があればパリ行きだった）

今から13時間フライトスタート！そうそう日本ー香港フライトで到着時に気付いたのだが（映画や音楽に夢中なので）小さかった。機体が。よく考えるとせまかった。いま窓際で私一人しかおらん。って書いてたら隣に二人きた、、そうロンドン便は機体がでかいのでゲームも映画プロデューサーズも見れるのだ。ビバ長距離便！サイコーだぜ！コントローラーがはずれてもうなけるーこれでなきゃCX
夜はゲームしてたらハーゲンダッツのアイスにカップルヌードルなど夜食がもらえるし、いわば空の上のニート状態なワケだ。今香港は

ここまで書いて、
このあと、23：55香港発ロンドン行きのフライトは、消滅した。
3時半ぐらいまで機内に閉じ込められた状態で、最終的にアナウンスで
「空港へ出てください。食事を用意しています。」といわれ、出たら
日本ラーメン屋しかあいてなく（無料でしたが）、朝8時のフライトに変更になったので皆あきらめて寝ていた。イギリス人は平気そうだったのでビックリ。こういう遅延とか慣れっこなのね。機内では子供は泣いてるし、空調とかどこが悪いのかわからないけど、カンカン音がしていました。こうなった原因は機体の技術的なものらしい（証明書にかいてた）
こんなことでは絶対へこたれないと、しょっぱなからこれでも頑張った香港乗り継ぎだった。今から旅が始まるのだ・・。
※写真は幻のフライトとなった、機内モニター画面。これを撮影しているときはまだ幸せに満ちていた。

エリア 香港(香港)

乗り込んだ直後の写真。かなりウカレてたのが実感デキマス。

香港国際空港内の免税店にて。Diorのアジアモデルは、チェ・ジウ。撮影時、免税店のお姉さんに「撮影禁止」と怒られました。

香港国際空港内の免税店にて。パート２。ビオテルム、アジアモデルは金城武！かっこよすぎ！またしても激写！

機内にて。乗り込み直後です。ウカレて撮った写真続編。