熊野の長藤

2006/05/05 - 2006/04/04

今日のお昼は静岡市駿河区丸子（まりこ）のとろろ汁。
丸子は広重の「東海道五十三次」にも描かれた旧東海道の宿場町です。
弥次さん喜多さんでおなじみの「東海道中膝栗毛」では
とろろ汁のヌルヌルでみんながズッコケるシーンが描かれています。


静岡県磐田市行興寺の熊野（ゆや）の長藤祭りに行きました。
境内にある６本の藤の木はいずれも樹齢数百年で
うち１本（樹齢８５０年）が国、残る５本が県の天然記念物に指定されています。

遠江守平宗盛に愛された池田宿の遊女熊野（ゆや）は
宗盛とともに京都に向かうが，老母が病になったため，
「いかにせん都の春も惜しけれど
　馴れにし東の花や散るらん」とうたい，この池田に帰ったと伝わっています。


１ｍ以上もある長藤は淡い色合いで優雅でした。
匂いも優しくてうっとり。

エリア 磐田(静岡)

むかご

揚げとろろ

とろろ汁