ボルドーにある世界遺産のひとつ、サン・スーランの周辺

2006/04/28 - 2006/04/28

サン・スーランは、ボルドーでもっとも古いエリアのひとつ。初期キリスト教徒の時代からある、サン・スーラン教会を中心とした広場です。広場の周辺は、皆、石の古い家ばかり。ボルドー独特の小さくておしゃれな家が並んでいます。

ボルドーの中心にあるのに、まるでひとつの村かと思うくらいの静かなエリア。今でこそは高級住宅街となっていますが、こじんまりとしたおしゃれな空間。

サン・スラーンの教会では、時々、オルガンや室内音楽のコンサートが行われます。

エリア ボルドー(フランス)

サン・スーラン教会です。周囲よりはすこし高台にあるので、
遠くからもよく見えます。
この教会の建てられた土地は、ローマ人による占領時代、墓地の一部
だったとききます。

ロマネスク式の教会のファッサード。この教会にちなむ
聖人の話が語られているそう。
表紙の写真でお見せしたように、現在、コンパニオン・ド・サンジャック
社によって、彫刻の修復工事がされているところ。
この教会には、一冊の旅行記に既にかきましたが、若きプリンス、
ロランが戦場で死ぬ前に吹いた角笛が保管されているらしい。。

工事現場には、修復企業の看板がたてられていました。
表紙の写真でおわかりのように、若い女性(しかも美人！)が中心
となって、修復作業がすすめられていました。

広場です。この下は、旧墓地でした。今は、４月末、木々の
緑が新鮮！

広場にみごとに咲いていたとってもきれいな花々。
ニュアンスの違う同系色の花々が、エレガントな世界を
創っていました。

広場だけでなく、近くの家には、藤が満開でした。

この日は、あさ、曇り空だったので、光が弱く、
家が黒ずんでいますが、周囲は、狭い道路ばかり、
そして、こんな感じの石作りの住宅が両サイドに
あります。
一歩、家の中にはいると、中庭があったり、
内装が現代風だったりで、魅力充分。

カラフルな小さな中庭。外からはまったく想像ができません。