
1996/02 - 1996/03
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okusanさん
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マンダレーからバガンへ行くスローボートに乗った。1階がローカル、2階が外国人用のキャビン。船は何気ない日常を乗せて、イラワジ川をゆっくりと下っていく。
途中で船着場がいくつもあり、どこも物資を受け取りに来た人たちでごった返している。
ある船着場で、10代の男の子が、マネー!ワンダラー!と叫ぶと、外国人旅行者がチャット札を川に投げ始めた。まるで池の鯉にえさをやるみたいに。あろうことか、まだ6,7歳の子供にお金を投げさせている人まで…。ヒラヒラと舞うお金を、現地の人たちが奪い合う。それを見て、同じアジア人だからか、ちょっと苦しい気持ちになった。
不快そうにしていると、どうしたんだろう?と不思議そうに顔を覗き込む旅行者達に、天まで届きそうに高い人種の壁を感じてしまいまった…。
いやなところも素敵なところも、この船は全てを乗せて進んでいく。
夜の帳が下りると、空には満天の星が降るように見えた。みんなキャビンの屋根に上って寝そべって、飽きることなく星を眺めた。14時間もの旅はあっという間に過ぎ、船は9時ごろバガンに到着した。
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2等キャビンというべきだろうか?船は人々の暮らしを運びます。
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外国人はこのキャビンのチケットしか売ってもらえませんでした。ゆったりとしたひじ掛けイスが並べられています。
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船の中で、タナカを塗ってもらう子供。
これで、どんなにお日様の下で遊んでも大丈夫。 -
イラワジ川から汲み上げた茶色い水で沐浴している人もいます。沐浴したくなるくらい暑かった…。
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イラワジ川を行く小舟。
山盛りにつまれたのは竹かご。 -
船着場。桟橋はありません。小舟で近寄って品物を受け取っていきます。
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近付いてみると、出店まで出る大騒ぎ。ちょっぴりの荷物しか降ろさなかったから、全員が荷物を取りに来たとは思えない。もしかすると、船を見に来た人もいたのかもしれない。数少ない外界への窓口なのでしょう。
ここでもお金をばら撒いたばか者がいました。 -
品物を受け取って牛車に乗せ、家路に付く人々。カサカサに乾いた大地から、もうもうと土煙が立ち上ります。
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イラワジ川のほとりのパゴダ。
貧しい国のはずなのに、きらびやかなパゴダが驚くほどたくさんあります。パゴダの数だけ、御仏のみ恵がありますように。
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