富士宮旅行記(ブログ) 一覧に戻る
持っていく荷物をまとめて、前日泊まる友人宅に送って、これで準備はほぼ完了となった。後は、登山靴をジムで履き慣らすことと、細々した残りのグッズと、当日着る服と装備を準備して持参することだけである。<br /><br />当日着る服も決めた。白のソフトデニムジーンズと黒の速乾Tシャツ。首にタオルを巻く。登山用靴下の下にはショートストッキング。そして黒の野球帽。眼鏡はコンタクトに換えて、埃が入りそうなら防塵ゴーグル。でも念のため眼鏡はリュックに入れていく。これに滑り止め付き軍手、寒ければ上から長袖前あきトレーナーとフリースを着る。後はウエストポーチとリュックを身につけて、ステッキを持っていくのである。<br /><br />登山前2日間は、トレーニングを中止して体調を整えることに専念した。食事に気をつけたり、水分を普段より意識して摂ったり、トレーニングでやや疲労している筋肉をクーリングしたり、登山靴の当たりそうなところを確認して、当日の工夫を考えたり。こんな風に、ある期日に向けて体調を整えるのは、大学時代のスポーツをしていた頃を思い出して、ちょっと懐かしい。<br /><br />前日まで頭を絞って、最終的に持っていくことにした物をボストンバッグに入れて、いよいよ登山前日である。宿泊させてもらう友人宅に行くため、飛行機に乗る。手荷物を増やすのは好きではないが、ぎりぎりまで履き慣らした登山靴は持参するしかない。<br /><br />空港に着き、無事に友人と落ち合って、居酒屋で前日の夕食を取る。普段はこういうところに来るとビールがおいしいんだけど、今日はさすがに1杯でやめておく。前日に深酒なんて、自分をいじめるようなものだ。<br /><br />そのかわり、ウーロン茶をたくさん飲む。水分摂取を心がけることが、高山病予防のコツらしい。(と、ガイドブックに書いてあった)友人宅に行き、早めに就寝。<br /><br />そして当日。<br />朝、友人の車で出発する。車内は3人。最後の一人は5合目で合流予定である。<br /><br />高速道路をひた走って、途中のサービスエリアで昼食を摂る。全員軽く麺類。これから目一杯肉体を酷使することを考えると、あまりお腹を一杯にする気分にはなれない。気分が悪くなったりしたら取り返しが付かない。<br /><br />そのサービスエリアから、富士山の遠景が見えるはずなのだが、本日は雲(ガス?)がかかっていて、頂上が見えない。ちょっと不安になる。頂上が見えない時に登ると、ご来光を拝める確率が悪いらしいのだ。折角行くなら、やはりご来光が見たい。こればっかりはお天道様の都合なのでどうしようもないのだけど。<br /><br />高速道路を降りて、富士宮口5合目を目指す。富士山入り口からしばらく走ると、いきなりすごい霧にまかれて、視界がすごく悪くなってしまった。こんな霧の中を自動車で走るのは久しぶりである。数メートル先までしか見えないため、友人はフォグランプをつけて、ゆっくりゆっくり運転している。<br /><br />一生懸命道をたどっていくと、急に視界が晴れた。飛行機で雲を抜けたときと同じような感じだ。今までの霧が嘘だったかのように日が差してくる。目の前に富士山の稜線がきれいに見えた。山の天気は変わりやすいというが、ここまであからさまなものなのか。みんなで驚きながら、車は道を進む。<br /><br />ようやく道路の両脇が駐車場スペースになっているところまでたどり着いた。駐車場と言うよりは、路肩の駐車スペースを広めに取ってありますという程度である。考えてみれば富士山5合目、標高2400mだ。そうそうスペースがあるわけはない。ちゃんと警備の人が配備されていて、あちこちのスペースを案内してくれている。<br /><br />ここの駐車場は、明日(つまり本日24時)からマイカーが制限されて、許可車以外は5合目まで直接来ることができなくなってしまうらしい。だから今日は、マイカー登山で5合目まで来ることの出来る最後の日なのである。さぞ車が混雑していて、駐車場に車を停めるまでに時間がかかるだろうと我々は踏んでいた。<br /><br />ところが、この駐車場に着くまで、混雑一切無し、駐車スペースも何台も空いていた。ちょっと肩すかしの気分であった。やはり霧がかかるような悪天候のせいだろうか。結局車を駐車したのは、昼過ぎで、ゆとりのスケジュールとなったのであった。我々が車を停めたスペースは、5合目の山小屋の真ん前、登山口のすぐ近くのいい位置であった

富士登山記 その3

1いいね!

2004/08 - 2004/08

1022位(同エリア1084件中)

0

0

Domi

Domiさん

持っていく荷物をまとめて、前日泊まる友人宅に送って、これで準備はほぼ完了となった。後は、登山靴をジムで履き慣らすことと、細々した残りのグッズと、当日着る服と装備を準備して持参することだけである。

当日着る服も決めた。白のソフトデニムジーンズと黒の速乾Tシャツ。首にタオルを巻く。登山用靴下の下にはショートストッキング。そして黒の野球帽。眼鏡はコンタクトに換えて、埃が入りそうなら防塵ゴーグル。でも念のため眼鏡はリュックに入れていく。これに滑り止め付き軍手、寒ければ上から長袖前あきトレーナーとフリースを着る。後はウエストポーチとリュックを身につけて、ステッキを持っていくのである。

登山前2日間は、トレーニングを中止して体調を整えることに専念した。食事に気をつけたり、水分を普段より意識して摂ったり、トレーニングでやや疲労している筋肉をクーリングしたり、登山靴の当たりそうなところを確認して、当日の工夫を考えたり。こんな風に、ある期日に向けて体調を整えるのは、大学時代のスポーツをしていた頃を思い出して、ちょっと懐かしい。

前日まで頭を絞って、最終的に持っていくことにした物をボストンバッグに入れて、いよいよ登山前日である。宿泊させてもらう友人宅に行くため、飛行機に乗る。手荷物を増やすのは好きではないが、ぎりぎりまで履き慣らした登山靴は持参するしかない。

空港に着き、無事に友人と落ち合って、居酒屋で前日の夕食を取る。普段はこういうところに来るとビールがおいしいんだけど、今日はさすがに1杯でやめておく。前日に深酒なんて、自分をいじめるようなものだ。

そのかわり、ウーロン茶をたくさん飲む。水分摂取を心がけることが、高山病予防のコツらしい。(と、ガイドブックに書いてあった)友人宅に行き、早めに就寝。

そして当日。
朝、友人の車で出発する。車内は3人。最後の一人は5合目で合流予定である。

高速道路をひた走って、途中のサービスエリアで昼食を摂る。全員軽く麺類。これから目一杯肉体を酷使することを考えると、あまりお腹を一杯にする気分にはなれない。気分が悪くなったりしたら取り返しが付かない。

そのサービスエリアから、富士山の遠景が見えるはずなのだが、本日は雲(ガス?)がかかっていて、頂上が見えない。ちょっと不安になる。頂上が見えない時に登ると、ご来光を拝める確率が悪いらしいのだ。折角行くなら、やはりご来光が見たい。こればっかりはお天道様の都合なのでどうしようもないのだけど。

高速道路を降りて、富士宮口5合目を目指す。富士山入り口からしばらく走ると、いきなりすごい霧にまかれて、視界がすごく悪くなってしまった。こんな霧の中を自動車で走るのは久しぶりである。数メートル先までしか見えないため、友人はフォグランプをつけて、ゆっくりゆっくり運転している。

一生懸命道をたどっていくと、急に視界が晴れた。飛行機で雲を抜けたときと同じような感じだ。今までの霧が嘘だったかのように日が差してくる。目の前に富士山の稜線がきれいに見えた。山の天気は変わりやすいというが、ここまであからさまなものなのか。みんなで驚きながら、車は道を進む。

ようやく道路の両脇が駐車場スペースになっているところまでたどり着いた。駐車場と言うよりは、路肩の駐車スペースを広めに取ってありますという程度である。考えてみれば富士山5合目、標高2400mだ。そうそうスペースがあるわけはない。ちゃんと警備の人が配備されていて、あちこちのスペースを案内してくれている。

ここの駐車場は、明日(つまり本日24時)からマイカーが制限されて、許可車以外は5合目まで直接来ることができなくなってしまうらしい。だから今日は、マイカー登山で5合目まで来ることの出来る最後の日なのである。さぞ車が混雑していて、駐車場に車を停めるまでに時間がかかるだろうと我々は踏んでいた。

ところが、この駐車場に着くまで、混雑一切無し、駐車スペースも何台も空いていた。ちょっと肩すかしの気分であった。やはり霧がかかるような悪天候のせいだろうか。結局車を駐車したのは、昼過ぎで、ゆとりのスケジュールとなったのであった。我々が車を停めたスペースは、5合目の山小屋の真ん前、登山口のすぐ近くのいい位置であった

この旅行記のタグ

1いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP