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北スペインの「世界遺産」8ケ所巡って来ました。<br />「セゴビアのローマの水道橋」、「ブルゴスの大聖堂」、を見学した後、レオン、から「巡礼の道」へ入り、アストルガ〜「ルーゴの城壁」と、<br />バスでの長距離旅にうんざりしていた身には サンティアゴ・デ・コンテスポラ手前のゴッソの丘で<br />遠くに町の大聖堂の二つの尖塔が見えた時は、ちょっと感激。<br />道中を歩き通す巡礼の人達には申し訳無い!!思い。

サンティアゴ・デ・コンテスポラで素敵な美術館発見ヽ(^。^)ノ

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2006/03/13 - 2006/03/21

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かたまね

かたまねさん

北スペインの「世界遺産」8ケ所巡って来ました。
「セゴビアのローマの水道橋」、「ブルゴスの大聖堂」、を見学した後、レオン、から「巡礼の道」へ入り、アストルガ〜「ルーゴの城壁」と、
バスでの長距離旅にうんざりしていた身には サンティアゴ・デ・コンテスポラ手前のゴッソの丘で
遠くに町の大聖堂の二つの尖塔が見えた時は、ちょっと感激。
道中を歩き通す巡礼の人達には申し訳無い!!思い。

  • マドリドから90km、【セゴビアのローマの水道橋】.<br />南フランスのニーム郊外の広い場所にもこの手の2000年も経た建造物があって感嘆したが、ここはモロ街中に忽然と現れて驚いた。<br />空が美しくて久しぶりに本物?の”青空”も堪能。

    マドリドから90km、【セゴビアのローマの水道橋】.
    南フランスのニーム郊外の広い場所にもこの手の2000年も経た建造物があって感嘆したが、ここはモロ街中に忽然と現れて驚いた。
    空が美しくて久しぶりに本物?の”青空”も堪能。

  • かつてのカスティーリャ王国の首都、バジャドリード(標準語のスペイン語を話す街とか)は彫刻の街と言われる。<br />16C頃から荘厳で豪華な装飾彫刻建築が流行して、教会・聖堂の祭壇、建物のファッサードなどに贅沢なまでの彫刻(過剰気味に感じた)が施され、その粋を、その建物自体も素晴らしい国立彫刻美術館(この種のものではスペイン随一)で見られる。<br />が、私の興味はその隣り!!にあるこの写真の小ぶりなピメンテル邸(現在はお役所)。<br />角の白い石の窓の部屋で、スペイン国王フィリペ2世が誕生した由。「日の沈まぬ国」と言われるほど、南米はじめ世界中に版図を広げた王様。<br />ちなみにフィリピンもこのお方の名前からとか。

    かつてのカスティーリャ王国の首都、バジャドリード(標準語のスペイン語を話す街とか)は彫刻の街と言われる。
    16C頃から荘厳で豪華な装飾彫刻建築が流行して、教会・聖堂の祭壇、建物のファッサードなどに贅沢なまでの彫刻(過剰気味に感じた)が施され、その粋を、その建物自体も素晴らしい国立彫刻美術館(この種のものではスペイン随一)で見られる。
    が、私の興味はその隣り!!にあるこの写真の小ぶりなピメンテル邸(現在はお役所)。
    角の白い石の窓の部屋で、スペイン国王フィリペ2世が誕生した由。「日の沈まぬ国」と言われるほど、南米はじめ世界中に版図を広げた王様。
    ちなみにフィリピンもこのお方の名前からとか。

  • 【ブルゴスの大聖堂・サンタマリア門】〜【巡礼の道】〜などと世界遺産の行列!とバス移動にいささか飽きた頃、やっと山越えをしてカンタブリア海(大西洋)へ出た。<br />中世の佇まいの残すサンティリャーナ・デル・マールに到着。信号待ちのバスの車窓から、この写真の看板が目に留まった。ひえ〜っ、、、『アルタミラの洞窟・博物館はこちら』の道路標識!以前、マドリッドの国立考古学博物館で洞窟設えのレプリカ見学したとき有名な野牛の壁画など見て、いつか実物をみたいものだ、と思っていたがこんな所にあるなんて!(^〇^)v  1〜2万年前の旧石器時代クロマニヨン人が住んでいた辺りだ。ここらってそんなに住みやすい環境だったのかしら?と急に周囲を見回したりして。 もっとも、スランス、ラスコーの洞窟同様、ここもレプリカで周囲の景色を含めて雰囲気を味合うのみであろうが。直系のご先祖さまではないがちょっと敬礼。

    【ブルゴスの大聖堂・サンタマリア門】〜【巡礼の道】〜などと世界遺産の行列!とバス移動にいささか飽きた頃、やっと山越えをしてカンタブリア海(大西洋)へ出た。
    中世の佇まいの残すサンティリャーナ・デル・マールに到着。信号待ちのバスの車窓から、この写真の看板が目に留まった。ひえ〜っ、、、『アルタミラの洞窟・博物館はこちら』の道路標識!以前、マドリッドの国立考古学博物館で洞窟設えのレプリカ見学したとき有名な野牛の壁画など見て、いつか実物をみたいものだ、と思っていたがこんな所にあるなんて!(^〇^)v  1〜2万年前の旧石器時代クロマニヨン人が住んでいた辺りだ。ここらってそんなに住みやすい環境だったのかしら?と急に周囲を見回したりして。 もっとも、スランス、ラスコーの洞窟同様、ここもレプリカで周囲の景色を含めて雰囲気を味合うのみであろうが。直系のご先祖さまではないがちょっと敬礼。

  • 北スペイン1400kmの移動で、何度も感じたことだが、とにかく国土が広い。<br />車窓の右も左も地平線まで見渡せる。<br />空も広い、雲は低い。素人目にも、すべての”空き地”が有効活用されているようには思えない。<br />どうして500年前のスペインはあんなによその国の土地を欲しがったのだろう。<br />しかも超敬虔なカソリック教徒は、決して他の文化も宗教も認めず布教。<br />南米インカの末裔が教会で祈っている様子は時に痛々しい思い。フィリピンを340年植民地にしている間、現地の人の姓名はスペイン語名になりあのイメルダ夫人も、コラソン・アキノさんも、スペイン名。日本に出稼ぎに来るフィリピーナにマリアさん名が多い。<br />通り雨の後、虹が180度丸まる平原に姿を現した。こんなに見事に大きな虹を見たのは初めてだった。

    北スペイン1400kmの移動で、何度も感じたことだが、とにかく国土が広い。
    車窓の右も左も地平線まで見渡せる。
    空も広い、雲は低い。素人目にも、すべての”空き地”が有効活用されているようには思えない。
    どうして500年前のスペインはあんなによその国の土地を欲しがったのだろう。
    しかも超敬虔なカソリック教徒は、決して他の文化も宗教も認めず布教。
    南米インカの末裔が教会で祈っている様子は時に痛々しい思い。フィリピンを340年植民地にしている間、現地の人の姓名はスペイン語名になりあのイメルダ夫人も、コラソン・アキノさんも、スペイン名。日本に出稼ぎに来るフィリピーナにマリアさん名が多い。
    通り雨の後、虹が180度丸まる平原に姿を現した。こんなに見事に大きな虹を見たのは初めてだった。

  • マドリッドからイベリア半島西北の端、サンチアゴ・デ・コンポステラまでほぼ快晴に恵まれた帳尻合わせか、この街では雨続き。終日シトシト寒い雨が降った。<br />目抜き通りにこの写真の二枚の肖像画がデザインされたおしゃれな幟が並んでいるのが気になった。<br />どうやら美術館のお知らせらしい。<br />左の絵画は一目でエル・グレコの手のよう。<br />右の貴婦人はあのエボリの姫かも〜〜。<br />ホテルにとって帰しコンシェルジュに調べてもらった。<br />するとマドリッドのプラド美術館所蔵絵画の国内巡回展とか。<br />『イスパニアの肖像画ーエル・グレコからゴヤまでー』すぐに地図片手にダッシュ。<br />薄暗い中世そのままのような裏通り、石畳をあちこち巡って迷いながらもやっと行き着いたが、このポスターが張り出されてなかったら到底見つからないほど地味ないかめしい建物=Caixa Galicia=。<br />ところが入ってびっくり。<br />中はすごいハイテクの空調、照明、内装もとてもモダン。展示法も素敵。展示絵画に至極満足。でも午後の開場は4時から。やはりここもスペインだった。

    マドリッドからイベリア半島西北の端、サンチアゴ・デ・コンポステラまでほぼ快晴に恵まれた帳尻合わせか、この街では雨続き。終日シトシト寒い雨が降った。
    目抜き通りにこの写真の二枚の肖像画がデザインされたおしゃれな幟が並んでいるのが気になった。
    どうやら美術館のお知らせらしい。
    左の絵画は一目でエル・グレコの手のよう。
    右の貴婦人はあのエボリの姫かも〜〜。
    ホテルにとって帰しコンシェルジュに調べてもらった。
    するとマドリッドのプラド美術館所蔵絵画の国内巡回展とか。
    『イスパニアの肖像画ーエル・グレコからゴヤまでー』すぐに地図片手にダッシュ。
    薄暗い中世そのままのような裏通り、石畳をあちこち巡って迷いながらもやっと行き着いたが、このポスターが張り出されてなかったら到底見つからないほど地味ないかめしい建物=Caixa Galicia=。
    ところが入ってびっくり。
    中はすごいハイテクの空調、照明、内装もとてもモダン。展示法も素敵。展示絵画に至極満足。でも午後の開場は4時から。やはりここもスペインだった。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • さすらいおじさんさん 2007/02/23 18:17:57
    北スペイン

    かたまねさん


    私もツアーでしたが北スペインを回ったことを懐かしく思い出しました。「セゴビアのローマの水道橋」、レオン、「巡礼の道」 サンティアゴ・デ・コンテスポラ手前のゴッソの丘など思い出します。

    サンティアゴ・デ・コンテスポラでピレネーから800キロ1ヶ月歩いてきたという巡礼者の達成感溢れる晴れ晴れとした笑顔が印象的でした。
    観光バスで訪問するのは申し訳ないなあ、と私も思いました。

    かたまね

    かたまねさん からの返信 2007/02/24 11:45:07
    RE: 北スペイン
    さすらいおじさん,
    コメント有難うございます。この旅行記、少し修正をしたりして改めて読み返しました。去年、再度訪西して(通算5〜6?度目)マドリッド郊外の古い街ーブルゴス、ヴァジャドリード、トルデシージャス、メディナ・デル・カンポなどー巡りました。どの街もかつての栄光の中にいた街。どんなにご本を読んで訪れても「百聞は一見に如かず」を痛感します。スペインも奥深い歴史が幾層にも重なり合い興味は尽きません。映画「女王ファーナ」をビデオレンタルショップで借りてもう一回鑑賞しようと思っています。1人旅はそろそろ限界かしらと感じる昨今ですが、どなたかの言葉で「人間、できるうち、日の暮れぬうち、生きているうち、、、」に感銘。次回の脱出計画(立案、計画、ルート設定など旅行前の準備(足の手配も)が案外に一番楽しいです)に精を出しましょう。さすらいおじさんは今度はどちら方面へ??

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2007/02/24 12:20:45
    RE: 北スペイン
    かたまねさん

    >「人間、できるうち、日の暮れぬうち、生きているうち、、、」に感銘。次回の脱出計画(立案、計画、ルート設定など旅行前の準備(足の手配も)が案外に一番楽しいです)に精を出しましょう。

    体が動くうちに悔いを残さないように、旅に出たいし、いつも計画をしている、という思いは私も同じです。

    >さすらいおじさんは今度はどちら方面へ??

    雑務があって長期のたびができないのですが、短期で日本国内や、アジアに行こうかと考えています。
  • etretatさん 2006/07/12 23:34:11
    かたまねさん,訪問しました
    この写真、上の方にあるのはテルテル坊主でしょうか。
    空の中に何かが見えます。

    パリはオーベル・シュル・オワーズやコタン小路、あとルーアンや
    ルアーブル、エトルタ、オンフルールなど訪ねましたがデジカメ
    撮影でないので旅行記が作れません。マドリッドではバルセロナ
    五輪の後でマラソンコースを青い線に沿って歩きました。

    私は島原半島の最南端の町(天草へフェリーが出ています)出身
    なので小浜旅行記ははうれしかったです。

    フランスの隠れたいいところの紹介待ってますね。
    次はいつですか。フランス行きは。

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