1994/06 - 1994/07
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たぬきつねこさん
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デュッセルドルフ郊外に、周囲が3キロ弱の城壁に囲まれ永く孤絶していた小さな町がある。
城壁は強固な石造りで、見張り棟(塔)には今も管理人が住んでいる。
狭い城壁内には、駅や公園・教会・商店街・学校など、すべてが揃っている。
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日系企業の多いデュッセルドルフ市。
その中央駅前で712番の路面電車に乗ると約10分で繁華街を出て、静かな高級住宅街を通り、森を抜け、のどかな田園地帯を走り、40分ほどで終点のラティンゲンに到着する。 -
城壁の中の建物はすべて石造りかレンガ造りだ。
城壁内の中央部に駅がある。デュッセルドルフからの電車の終点になっているが、折返しの必要がないようにループになっており、そのループの中が駅舎兼商店街になっている。ループの外周は道路で、一周できる。さらに、それを囲むように公園・教会・庁舎・商店が並ぶ。夕刻になると教会前の広場がビアガーデンと化し、大道芸人やアマチュアバンドの演奏に大勢の客が集まり夜中までお祭り状態が続く。
まさにビールの国を実感できる。 -
中でもひときわ大きく目立つのがこの建物。
城壁の南側中央にある何百年も前の戦国時代の監視塔がほぼ原形のまま現存する。
現在は、管理人であるコワ〜いオバサンが住んでいて、うっかりカメラを向けると怒鳴られる。
(今でも軍事施設か?(^_^.) -
城壁の構造は中国の万里の長城によく似ている。城壁の高さは平均約5メートル・厚さは約3メートルで、上を歩けるようになっており、さらにその両側に高さ1メートル・厚さ50センチの石垣が積まれている。
(写真は通路になっている城壁の上部)
=========それでは、城壁を一周してみよう========= -
まず最初の角で目についたのが、この円筒状の建物。
入口ドアの鍵は開いたままで、覗くと暗闇の中にらせん階段があった。 -
上を見ると、何やら足場のようなものが・・・。
こうなると、登って見たくなるのは当然だ。
らせん階段を昇り周囲を見おろすと、城壁の外側とその周囲に作られた公園が一望できた。 -
城壁の外側から見たところ。
足場は内側の角にあるので外からは見えない。 -
城壁外側にある自然の森をうまく利用して作られた公園で乗馬を楽しむ。
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長い城壁の片隅にガス灯の影
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人通りがほとんどない場所もあり、樹木に占領されている。
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途中に何箇所か城壁の分岐点がある。
しかし残念なことに、この先は城壁が崩落していた。 -
崩落していない方へ歩くと間もなく一週して元の場所へ。
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