2006/02/20 - 2006/03/02
2115位(同エリア4098件中)
なっすぃ〜さん
- なっすぃ〜さんTOP
- 旅行記4冊
- クチコミ6件
- Q&A回答3件
- 13,467アクセス
- フォロワー0人
7泊11日の、ペルー一人旅☆
リマ→クスコ→マチュピチュ→クスコ→プーノ→リマ
というハードな日程ではありますが、南米ペルーの魅力に満ちた旅を記したいと思います♪
-
★アンデス山脈★
リマ到着の翌朝6時のランペルーにて、リマからクスコへ。
写真はその時の飛行機から撮った、アンデス山脈! -
★クスコ★
午後のシティーツアーに参加した時に撮った、クスコの街並み。
クスコは、インカ帝国時代の首都だった都で、
ケチュア語(先住民族、インディヘナの言語)で
「へそ」という意味。
首都のリマとは全く違う街並みで、スペインとインカが融合した建物が多い。 -
★サント・ドミンゴ教会★
インカ帝国時代、「コリカンチャ(太陽の神殿)」と呼ばれていた神殿。
スペイン軍は、黄金で覆われていたこの神殿を見て、黄金を全て取りはがし、土台だけ残してその上にスペイン風の教会を建てた。
その後、クスコに大地震が起きた際、スペイン軍が作った教会は崩れ去ったものの、この石組みの土台だけは残っていたそう。
石を組み合わせるだけの作りで、接着剤は一切使われていないのです。
なんて精巧な石組み…! -
★サクサイワマン★
サント・ドミンゴ教会から車で5分くらい、山を上り詰めた所に位置する要塞跡とされる遺跡。
確かに、ここからなら敵軍の侵略の様子が良く見えるだろうなってくらい、高い所にありました。
ジクザクに続いている巨石は、やっぱり、インカの建物と同じく精巧に組み合わされている。どうやって作ったのだろう…。
山にはVIVA PERUという文字や絵。
こういうのが、クスコ辺りの山には沢山ありました。 -
★プカ・プカラと露店★
ここは、中に入らず概観のみの観光でした。
プカとは、ケチュア語で「赤」を意味するらしい。
ここの露店では、アルパカ製品の手袋、帽子、バック
などが売られていました☆
隣にはアルパカ達がお昼寝をしていて、ちょっとリアル(笑)。
どれもかわいく、アルパカの毛は気持ちがよい!
でも、まだ初日で相場が分からなかったので、
迷った挙句お買い上げはナシ^^;。 -
★ペルー滞在3日目★
6時15分クスコ発のバックパッカー列車にて、いざマチュピチュへっ!!
まずは、クスコの山を越えます。
天気も良く、列車からのクスコの街の眺めは最高! -
山を越えると、赤茶がメインのクスコから一転して、
今度は緑の高原の世界!
田んぼや山、せせらぎ、農牧など、馴染み深い風景でした。
が、そこにおっきなアロエやサボテンさんもいらっしゃるので、やっぱりここは南国なのね、と実感。
牛も放牧状態だったし(笑)。
4時間の列車の旅、そこからバスで30分山道を登り詰め、やっと念願のマチュピチュに到着!! -
★念願のマチュピチュ★
…つ、ついた!! -
でも、着いた時は感動よりも、列車とバス酔いのため、しばらく入り口で座り込んでました…(笑)。
復活し、入り口をくぐって歩いていくと…
今までに見たことのない、壮大な都市が現れました!
あまりにも、不思議で、壮大で、感動で、一瞬言葉を
忘れる程でした。
雨季で、3日前に土砂崩れがあったとのことで、
ワイナピチュには上れず、マチュピチュ山の高台から
パシャリ。
自分がこの謎に満ちた魅力的な遺跡にいることに、
とっても感動しました。 -
15世紀前半、インカ帝国はスペイン軍に滅ぼされたので、クスコを始め、現在の多くの都市は、スペイン文化とインカ文化が融合した建築物がほとんど。
でも、標高2400mに位置するマチュピチュは、スペイン軍に見つかることなく残された奇跡的な都市なので、“生粋の”インカ時代の建築物として、とても貴重な遺跡らしい。
周辺は多くの動植物が生息するジャングルが広がっていて、自然遺産にも登録されている、世界でも珍しい「複合遺産」だそうです。 -
★リャマと子ども達★
なんと、遺跡周辺にはリャマがのーんびーりと暮らしていました(笑)。
草も沢山あるからね、食べ物には困らないだろうね。
糞も沢山落ちてたけど^^;。
リャマって、すごく大人しいの!
人間慣れしてるのか、普通に触れるし、座っていることが多いから、一緒に写真撮る人も多い。
子ども達が恐る恐る触っているのがかわいい☆★ -
★今夜の夕飯♪★
マチュピチュ村の夜は、「地球の歩き方」に載っていた「Yakumama-Grill」というレストランへ。
安いはずだったのに、結構値上がりしてる。
このクイ(モルモット)料理はs/.45(約1500円)。
クイは、アンデスの人々の貴重なタンパク源として
食べられてきた肉で、結構高級品。
味は、豚肉と鶏肉の皮が混ざったような味…?
味付けが濃かったけど、美味しかったです♪
英語の話せる同い年くらいのウェイトレスが2人いて、
仲良くなりました☆
ここに行くと、私が書いた
ペルー料理の日本語メニューがあります(笑)。 -
★ペルー滞在4日目★
ペルー到着からこの日まで、結構ハードスケジュールにしてしまったので、4日目ともなると、疲労が出てきました^^;。
なので、この日はゆっくりと朝食を食べてマチュピチュ村の観光デーに☆
マチュピチュ村の停車駅は「アグアス・カリエンテス」。
日本語で、「水・熱い」→つまり、温泉☆
そう、マチュピチュ村は温泉街なのです♪
タオルだけ持って、途中で水着をレンタルして、
ぐんぐん坂を上って、いざ温泉へ! -
★温泉★
更衣室で水着に着替えて、シャワーを浴びて温泉に!
7つの温泉と打たせ湯(実際は水)があって、その内1つだけ日本の温泉のように温かく、あとはプールの温度でした^^;
ジャングルの植物、カラフルな蝶々、山から落ちる滝を眺めながらの露天風呂。
下に勢いよく流れるウルバンバ川の音を聞きながら、自然に癒されていました☆
なんとも贅沢な時間、2時間くらい居座ってました(笑)。
クスコから来たというご家族とちょっとお話ししました。
年に2、3回くると言っていて、マチュピチュ村は地元の人達の保養地でもあるみたい。 -
★マチュピチュ村★
とにかく坂の多いマチュピチュ。
ペルーに来て初めて、子ども達が元気よく、思い思いに遊んでいる姿を見ることができました。
マチュピチュ村の人々は、ペルーの中では金銭的に豊かな暮らしをしているんじゃないかな。 -
★カーニバル★
この日は、マチュピチュ村でちっちゃなカーニバルが行なわれていました。
とにかく、みんな水をかけてくる!
水風船や水鉄砲を子ども同士投げあい、かけあいの大騒ぎ!
こっちまで飛んできそうで、ヒヤヒヤでした^^;
アルマス広場では、子ども達がダンスや音楽の発表を
していました♪ -
★ペルー滞在5日目★
朝8時クスコ発の「First Class」というバスツアーにて、8時間半かけてプーノに向かいました。
有名な「INKA EXPRESS」バスと同じコースと停留所で、トイレが着いてないだけで、値段が少し安くあがります☆
ここでも大分くねくね道をゆくので、気分が悪くなり
酔い止めを飲んで1時間程寝てしまいました。
…もったいない… -
★Raqchi遺跡★
2つ目の停車場所、「Raqchi(ラクチ)」遺跡。
インカ時代の遺跡で、ビラコチャ神を祀った神殿とされているけど、実際は行政センターだったとか…?
高さ約15mもあり、土台はインカのあの精巧な石積み。
壁は、インカ時代には珍しい、石と泥で造られたもののようです。
聳え立つ柱は迫力満点!
英語とスペイン語混合ガイドで、油断しているといきなり英語の説明が始まっていたり、言ってることも難しいのでほとんど理解できませんでしたが…。 -
ラクチ遺跡に限らず、バスの停留所には必ず露店が
並んでいました。
みんな、日本人を見ると日本語で話してくるので、
いかに日本人観光客が多いのかがわかります…^^;。
「これ、3ソル。安い。買って。」というように。笑
色とりどりで、模様も細かくとても綺麗☆ -
★La raya峠★
バスツアー4つ目の停留地で、最高地点の「ララーヤ」峠。
なんと、標高4335m!
夏にも関わらず、息は白くダウンを着ても寒いくらい。
前に見える山は、5000m級らしく、万年雪を被っているそう。
-
★終点!★
クスコから約8時間、ついにプーノのチチカカ湖が姿を現しました!!
プーノの標高は3830m。
クスコの標高に慣れたのか、心配していた高山病にはならず、一安心。
夕方着いたので、翌日の島巡りに備えて、この日は夕飯食べてさっさと寝てしまいました^^;。 -
★島めぐり★
朝、ホテルまでピックアップが来て、1日かけてチチカカ湖のツアーに参加。
前日のバスツアーに参加していた人達も多く、
「またよろしくね」と挨拶。
晴天に恵まれ、モーターボートでいざチチカカ湖へ! -
★神秘の湖★
「空よりも蒼い」と言われるチチカカ湖。
その表現どおり、空の青を反映してとても深い蒼が、
どこまでも続いていました。
富士山よりも標高が高いなんて、信じられなかったけど(富士山3776m、チチカカ湖3810m)、雲の近さを見て、その高さを実感。
汽船が航行する湖としては、世界最高所!! -
★ウロス島★
これは、普通の島ではありません。
「浮き島」!です。
そう、この島はトトラという葦と、軽土を重ね合わせて造った浮島なのです!
作るのには、半年〜2年かかるそう。
こういう島が、チチカカ湖には40ほどあり、計2000人(ガイドブックには700人って書いてあるけど…)が
生活しているそうです。
大きい島には、学校もありました!
確かに、人が一気に移動すると揺れていた…笑
ちなみに、このトトラはみずみずしくて美味しいです★☆ -
ガイドからの島の説明を、住民も一緒に聞いていました♪
-
★タキーレ島★
ウロス島から約2時間、こちらは自然にできた島で、マーケットやレストラン、写真館(?)もある、比較的大きな島です♪ -
その中心まで行くには、約500段の階段を上って
いかなければならないのだけど、なんせ標高が高い!
休み休み、1時間くらいかけて登っていきました。
その分、景色はまた一段とキレイ!! -
★ボートの上で★
とっても陽気な、ブラジルからの旅行者さん。
ブラジルをこよなく愛し、いろんな人にブラジルの
紹介と旅行計画参考表(笑)を書いていました。笑
英語はあまり話せずとも、その感情表現と明るさで、
ツアー参加者を虜にしていました。
これは、アメリカからの旅行者さんが、歌っている彼女をビデオに収めている様子。笑
「笑顔には力がある!」
こう言って、いつもニコニコしていた彼女。
なんだか、こっちまでパワーをもらった気がします☆ -
どこまでもどこまでも、キラキラと輝くチチカカ湖。
帰りはダウンが必要な程風が冷たく寒かったけど、
あまりにも美しくて、結局プーノに戻るまでの3時間
ずっと、ボートの上でチチカカ湖を眺めていました。 -
★プーノの夜★
チチカカ湖ツアーでご一緒した方2人と一緒に、フォルクローレが聞けるレストランで夕食☆
知っている曲は少なかったけど、音色がとても素敵でウットリと聞いていました。
サンポーニャが、ペルーの民族性、自然を表したような音色で、イメージピッタリ! -
★ご馳走だーい★
高山病が怖くて、暴飲暴食を控えた今回の旅。笑
翌日はリマに戻るし、もういいだろう!
ということで、今夜のディナーのメニュー。
☆野菜スープ
☆アボガドサラダ
☆king fishのボイル
☆アルパカ料理
☆クスケーニャ(クスコで作られているビール)
☆ピスコサワー(葡萄の蒸留酒ピスコに、卵白とレモンを加えてシェイクしたアルコール)
Mucho delicious!
音楽といい、料理といい、有頂天になりました(笑)。 -
★プーノのカーニバル★
私が去るこの日と翌日が、プーノのカーニバルだったらしい。
夜ともなると、子どもや学生(?)が、通行人を容赦なく泡スプレーで襲ってきます!笑
旅行者も関係なし!
私も大分かけられ、泡まみれに…^^;
インカの花を、家の前や職場前にまいて、風船を
車につけて、街中が華やかになっていました☆ -
★空港にて★
プーノの空港で待っていると、どこからともなく
フォルクローレが…。
空港の中まで来て、演奏してくれました♪
巨大サンポーニャ…。
記念に、彼らのCDを10ソルでお買い上げ★
※※※
この後はリマに戻り、素敵なおばあ様と出会い、
2日間ご一緒させて頂きました。
この旅では、ペルーを自由に回る中で、本当に多くの人と出会うことができ、刺激を受け、いろんな世界を少し知ることができたように思います。
旅って、その国の風景や文化や人と出会える以外にも、そこに集まる人々との出会いがあるんですよね。
育った場所も違い、全く関係のない人達が、
偶然同じ時期に、同じ場所で出会うって、すごいこと
だと思います。
神秘の国、ペルー。
沢山の素敵な思い出をありがとう☆★☆
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
33