美味しい蟹を求めて -石川編-

2006/03/03 - 2006/03/04

蟹が美味しいこの時期に、美味しい蟹を求めて加賀温泉まで行ってきた旅行記です。

エリア 山代温泉(石川)

3月3日、ひな祭り。
しとやかな女性とはほど遠い私は、蟹が美味しいこの時期に名古屋から蟹を食べに行くことにしました。

特急「しらさぎ」に乗って和倉温泉へ、出発！

＊補足*
特急「しらさぎ」の切符は、名駅の「エスカ」にある金券ショップで割安に売っています

私達が辿り着いたのは、国の有形文化財登録の宿となっている「白銀屋」です。

白銀屋は創業380年の宿で、皇太子様も訪れになられたそうです。

宿に入ると創業380年とは思えないほど新しくきれいでした。また、この日は外は寒かったのですが、宿の中はいたる所にストーブが設置されており、暖かったです。

写真をクリックして拡大して頂くと、後ろの方にお雛様が飾ってあるのがわかりますか?

部屋に案内される前にここでお茶を頂きます。
窓の向こうには茶室があり、抹茶を頂けるようです。
（宿泊客は無料で17:00まで利用できます。）

部屋は白銀クラッシックと加賀モダンタイプがあります。
私が泊まったのは白銀クラシックの2Fの部屋です。

写真ではあまりわからないかもしれませんが、5人ぐらい泊まれる部屋の広さでした。
私と主人とでは広すぎます。（^_^;）

お風呂に入った後は加賀のズワイ蟹を頂きに食堂へ移動しました。食堂といっても1組ずつ個室のように区切られている雰囲気の良いところです。

本日頂くのは、橋立産の地蟹源泉蒸し会席です。

まず1品目はメスの蟹が出てきました。
地元ではメスの蟹を好んで食べられる方が多いと
仲居さんに伺いました。
卵とみそが美味しいそうです。

私の蟹の卵は黒っぽかったのですが、主人のは赤かったので、食べ比べをしたら、黒っぽいほうが新鮮な味でした。

鱈白子変わり焼です。

お椀には、うずらの肉を饅頭にしたものが入っていました。

富士山型の器がにくいですね〜。
左にあるのは蟹の刺身です。
私は初めていただくことになります。
するっと口の中に入ってあっという間になくなって
しまいました。とーっても美味しかったです。
これ、美味しい！
もっと欲しいな。

蟹の絹糸揚げです。
蟹の天ぷらは今まで食べたことがなかったような、、
これも美味しかったです。

橋立産地蟹の源泉蒸しが出てきました。
このせいろの下には熱く熱した石が置かれており、
仲居さんが上から山代の源泉の湯をかけてくれます。
2分ぐらい蓋を閉めて蟹を蒸してから頂きます。

「源泉の湯をかける」ことがより美味しく頂けるポイントはだそうです。

大きすぎて食べずらかった、、、というのは
贅沢な悩みですね。
美味しかったです。

蟹鍋です。
鍋に具を入れる前に写真を撮るのを忘れてしまいました。
鍋には野菜と蟹が入っています。


この後、蟹雑炊をして、お腹いっぱいのところにデザートが出ました。

朝食は11:00までということなので、朝風呂に入ってから頂くことにしました。チェックアウトは12:00なのでゆっくりと朝を過ごすことができて快適です。
大抵朝食が9:00までだったり、チェックアウトは遅いところでも11:00だったりしますよね。
この点は、私にとってポイント高いです。

朝食です。お盆には、こんにゃく、温泉たまご、湯葉豆腐添えのサラダ、レンコンと人参、つけものがありあした。朝食はこれだけではありません。席に着いたと同時ぐらいに魚を焼いてくれています。どんな魚が出るのでしょうか。

鯵でした。網焼きにしたのでしょうか。
家で食べるより数倍美味しかったです。
当たり前か、、、。

食事が終わったら別室でコーヒーもしくは紅茶をいただけます。（セルフサービス）

これで蟹三昧の旅行はアーっという間に終わってしまいました。いかがでしたか?

ここは行くべし！というような蟹を美味しく頂ける宿をご存知の方は教えてくださいね。
来年もどこかに蟹を求めて旅したいと思っています。

では、この辺で。
お読み頂きありがとうございました。