「秘湯」は嘘じゃない！

2006/02/12 - 2006/02/13

2日目の宿は、祖谷へ。「秘湯」「露天風呂はロープウエイでしか行けない」宿と聞いていたけれど、まあそれほどの「秘湯」が四国にあるわけもないなあ、と半信半疑で一路宿へ。そんなゆる〜い気分で向かったものの、次第に道が、右は山肌、左は崖という状況＋雪という、まさしく秘湯に向かうにぴったりの天候に！　どきどきどきしながら道を走っていると「がけ崩れ注意」という看板の横に、「今落ちてきました」と言わんばかりの石がごろごろ落ちてて、気分はすっかり秘湯に向かう心構えができたのでした。
宿に着いたのは午後4時すぎ。ロープウエイでしか行けないという露天風呂は、6時までしか入れないという。。。急げ〜！というわけで、用意されていた浴衣＋浴衣の上に着るもの２枚＋用意されていた靴下をもっていよいよロープウエイに向かいました。
途中ロビーを横切ったのですが、ロビーにたお姉さんが「30分以上お湯につかって、ゆっくり温まってきてくださいね」と、微笑んで見送ってくれました。そのとき、私たちと一緒にいたしらないおばちゃんも聞いていたのだけれど、きっとそのおばちゃんも「え〜、30分もつかってたら、ふやけちゃうよ〜」と思っていたに違いない！だって私もそう思ったもの。。。ところが！　の展開がお風呂で待っているなんて、ロープウエイで心躍らせていた私たちには、知るよしもなかったのでした。

エリア 祖谷渓・かずら橋・大歩危(徳島)

露天風呂に向かうゴンドラ。初めて乗る誰しもが「え〜・・・うそ〜っ」と口にしたに違いない。

ゴンドラから下をのぞくと・・・

誰もいなくなったので撮りました。下は川、目の前は崖。女風呂を覗きたい人は、かなり命がけです（笑）

お風呂はこの露天のみ。洗い場はないから、本当に「お湯につかってのんびりしたい」という人がはいるお風呂でした。（お湯の温度がかなりぬるかったけど）

もりだくさんの朝食！　おいしかったけどちょっと残してしまいました･･･

郷土料理のそば米雑炊

ゆず風味のかりんとうと、そば風味のかりんとうを会社へのお土産に買いました。

宿の外観です

「おぼけ処」って･･･まだボケたくはないと思いつつ、思わずシャッターを切ってしまいました

「おぼけ処」にいつの間にか住み着いてしまったらしいにゃんこ。

空も快晴！そして旅の3日目が始まるのでした〜続く･･･