2005/01/31 - 2005/02/01
1463位(同エリア1821件中)
天満屋さん
「『キング・アーサー』の世界に行きたい」
「イギリス海軍の世界にふれたい」
「ミュージカル見たい」
2人分のわがままをつめこんだらイングランドを北へ南へ大奔走!
5泊7日の強行軍☆お楽しみください。
-
そもそもこの旅自体が無茶な始まり方をしたのだ。
旅行に行くことが決まったのが1月10日。「パスポート持ってない!」と騒ぐ友人の尻を叩いて書類を書かせ、出発前日の30日までテストとレポートの嵐。
まったくもって、初めて自分たちで企画して行く旅の進め方ではなかった。
格安航空券を利用してヒースローまで往復55,000円…安すぎる…オフシーズンだったこともあってか、なんとヴァージンアトランティック航空に乗れることに!
無論エコノミー4人がけの真ん中に12時間でしたが、それも気にならないくらいサービスよかったですよ☆
しかし。
あと1時間でロンドン、というところでコンタクトを装着した私。テーブルに置いておいたはずの眼鏡がない。あれ?と探し回ってたら後ろから手にいっぱい荷物を抱えたCAさんが。
フレームの赤さが床の色と同化していて
眼鏡旅行たった半日にして脱落。
あああ……
でもその後の対応もとても親切で、イメージ悪くなったりは全くなかったです。落としたのに気づかなかったのこっちだしね。
うまいこと気流にのったのか、予定時刻より1時間前に到着。
これからイングランドとスコットランドの境まで電車で北上する私たちにはありがたい話…
なはずだったのだが… -
あらかじめ日本で買っておいた「ブリットレイル・イングランドパス」(JTB)を使い、空港からパディントンまでヒースロエクスプレスに。この電車音しないのね。静かで綺麗。
パディントンからキングズ・クロスまで地下鉄。
私より一回り小柄で一回り大きいトランクを持っていた友人は、イギリス紳士に何度か助けられていたよ。
私にも声かけて!!!
切ない思いを胸に長距離列車のホームへ。
さあ北上。
いざ北上。
飛行機が1時間早く着いたおかげで、17時の北行きに乗れる。
外は早くも日が沈み真っ暗。ロンドンからニューカッスルまで3時間。景色はまるで見えず、時差もあって交代で寝る。
午後8時ちょっと前にニューカッスル着。
北方では中くらいの都市になるかと思うんだけど、人少ない。開いてる店一つ。すごく閑散としてる。
歩道橋をえっちらおっちら越えて、カーライル行きの電車の時刻表を探す。途中のハルトウィッスルという町で降りるつもり。
午後8時以降のカーライル行き
21:10(最終)
………なんですとー!!!
1時間以上待つ?
もう一本遅い北行き(18時ロンドン発)でも間に合った?それもともと乗る予定だった電車だよ。
パイロットの頑張り形無し…?
ロンドンで1時間待っときゃよかった…!
ニューカッスルの街に繰り出せるほど時間ない!
かといって駅面白くない!あ、8時で店も閉まった!
浮浪者(っぽい人)いてすごい怖い!!
なんといっても寒い!
唯一ベンチのあった切符売り場(ガラス張り)に入り、疲れきった友人に荷物を任せて、ハルトウィッスルより手前のヘクサムまでは頻発してるのを恨めしげに見ながら、時刻表を写したのでした。 -
無事21時のカーライル行きに乗り、爆睡。
頭がガックンガックンして乗り合わせてた女の子たちに笑われたらしい。
それを見て友人は笑っていたらしい…ああそういうやつさ……
22時、ハルトウィッスル着。
ここでも友人、紳士にトランク運びを手伝ってもらう。ふ〜ん…
石畳の道をトランク持ってゴロゴロゴロゴロ…うるせぇ!(笑)
ハルトウィッスルの宿を予約したのは私だが、おおまかな地図しか持ってなかったため迷う。夜で人通りほぼない街をゴロゴロゴロゴロ……
途中別の宿からでてきた女性が道を教えてくれて、22時半やっと予約していたB&Bに着く。
遅い時間にも関わらず、奥さんは暖かく迎えてくれました。
イギリスでは夜遅いけど、日本はもう朝だよ〜とか雑談をしたあと、奥さんからとんでもない話を聞く。
「この期間、ハドリアヌスの城壁までは一日に一本しかバスが出ていないのよ」
[宿情報]
名前:Hall Meadows
値段:25£/泊(冬季値段?)
備考:
トイレバス/室
駅前にあるホテルを除いては、一番駅に近いホテル(だと思う)
Webサイトの確認はしていない(ホテルが満杯だからと紹介されたB&Bのため)
あるサイトでは18£/泊と載っている… -
2日目
ものすごいボリュームの朝食。朝っぱらから卵に太いソーセージに直径30cmの皿をはみ出さんばかりのベーコン。それに好きなだけ食べていいパン。
イギリス人は食べ過ぎだ。
しかし前日晩ご飯を食べ損ねた私たちはたらふく食べ、バスの時間が来るまで町を散策することにしました。
まずは駅前、バス停と時刻の確認。
←あまりのバスのなさについパチリ。
ハルトウィッスルから出ているハドリアヌスの城壁の観光ポイントは”Housesteads Roman Fort”。だから下段が時刻表。
え?バスは一本て言ってたじゃないか?
いえいえ。ハウスステッズからハルトウィッスルに戻るバスが16時なので、15:40は無いに等しいのです。
ですので、絶対12:40に乗らなければいけません。
そう、乗らなければいけないのですが…
その話はまた後で。 -
宿から見た街。
女性と子どもと老人しかいません。 -
「靴下のある風景」
これはこの旅一番の傑作です!!!(自信あり)
画像が小さいとよく見えないかもしれませんので、ぜひ大きくしてみてください。
外国人が日本に来ると、ベランダに干してある洗濯物に驚くという話を聞いていたけど…どうやらこの辺りの人たちは外に干すらしい。 -
ほら、人目につくところに干してる。
-
ハルトウィッスルに残るハドリアヌスの城壁。
この先の期待感を煽りますね! -
木の根にガッチリ掴まれた石壁。
-
イギリスのポストは赤い…しかもここは丸ポストだ
-
ハルトウィッスル駅。
可愛い… -
電車も可愛い…
-
買ったチョコを頬張りながら12:00過ぎに駅前に。
↑の電車の写真を撮った直後、その電車に乗ってやってきた観光客に話しかけられました。
「君たち日本人?僕は中国人なんだよ!」
ハドリアヌスを見に行く中国人でした。
上海大学で先生をやってるらしい(おおお…)
実は天満屋、中国語をやっていてこの時2年生終了。
しかし中国語で話しかけられると非常に困るので
「まだ一年目なんですよ〜」
と大嘘ぶっこいて英語で会話。
彼は駅員さんをつかまえて、ハルトウィッスル行きのバスの停留所は絶対にここか、きちんと確認。何度も確認。
…めんどくさそうな対応だなおっちゃんよ。
そんなこんなしてたら12:38。
向こうからいかにもそれなバスが。お、お、お……?
駅のロータリーに入る直前で右に曲がって行ってしまった。
「あのバスじゃなかったかもしれないよ、ちょっと早いしね(2分)」
と、バス停の表記を何度も確認して待つ。
10分待っても来ない。
中国人の彼が最初にとった行動は、「バス停はここだよ」と教えてくれた駅員さんにつめよることだった。 -
「話が違うじゃないか!バスが行ってしまったぞ!」
とつめよる彼。ホケーッと見てる私たち。
「なんとかしろ」という言葉に駅員さん、なんと車でハルトウィッスルまで送ってくれることになりました。
中国人の彼はちょっと合わなくて苦手だったのだが、彼がいてくれなかったらハドリアヌスに行けなかった。感謝してます。
超アップダウンの激しい道を…なんでそんなスピード出して走るんだ!
狭い車内。猛スピードジェットコースター。
よ…酔う……
えれえれ思いながらも周りからじょじょに家が減っていき、向かいに山が見えてきてものすごい広い平原になるのには感動しました。
道が地平線まで伸びているのが見える……
素晴らしい景色にポーッとしてたら着いた。
「ハウスステッズ・ローマン・フォート」 -
入り口の看板。
この看板から山登りの始まりです。 -
石の塊が遺跡。
後で紹介しますが、一番手前に見える壁は、私の身長(163cm)より高いのです。
どんだけ遠いんだ… -
表紙にもしている写真。
大きくすると白い点々が見えます。
羊です。
冬場は人も少ないこともあって、遺跡のすぐ近くまで放牧場を広げているようです。 -
メエエェェ…
(警戒心が強くてこれ以上近づけなかった…) -
博物館入り口
-
ハドリアヌスの城壁想像図。
城壁の真ん中にあるのがハルトウィッスルの中心的建物、指揮官の居住区等々です。
ここにアーサーがいたわけです(きっぱりんこ) -
ローマ兵。
彼は今でも城壁を守っています(違) -
大工
当時の生活を紹介するポートレートが何枚もあります。 -
兵舎
-
衆人環視(!?)
-
さっき遠くに見えていた城壁に辿り着きました。
-
↑の私から見えていた風景
-
遺跡には日本語の案内もあります。
博物館にはなかったのに…(併設してるのにね) -
たぶん炊事場
-
床暖房。
昔の人ってすごい。 -
サクソンが来るぞ〜!
-
カメラワークが未熟で申し訳ない…
どこまでも広がる草原をわかっていただけるか… -
あおーい空
-
自己満足
-
西門へ続く道
城壁の上を歩きます。 -
西門(スコットランド側)へ続く道の右手は崖になっています。
その遠近を撮れないか頑張ってみた一枚。
…わからない…! -
西門は手前の盛り上がっているところ。
行こうと思えば丘を二つ越えた向こうまで行けたようですが… -
西門!
-
西門からはこんな風景が見えます。
ハウスステッズはどこから攻めてきても見つけられるほど見晴らしがいい。 -
羊の糞がそこかしこに積み上げられていて、ロングコートだった私は触れないように常に気をつかっていなければなりませんでした。
そういう写真を撮ればおもしろかったのに!
次旅行行ったときはネタ写真いっぱい撮ろう。 -
ハウスステッズの目抜き通り。
-
さらば…
-
帰りにちょっとした事件が。
西門で中国人の彼と別れました。(「僕向こうまで行ってみるよ!」と言うから…)
その後ちょっとブラブラして16時のバスに乗車。
……来ない…!!
彼が来ない!
しかしもう下山してたし、連絡の取り様がなかったのでそのまま置いてきてしまいました。
彼はどうしたのか…
英語を流暢に操れるようだから、博物館勤務のお姉さんに頼んでハルトウィッスルまで送ってもらったんだと…信じたい。 -
17時半くらいの電車に乗ってハルトウィッスルを後にしました。さらばさらば…
22時半にロンドン着。これはユースホステルの写真です。
初めて泊まるので4人部屋にしたのですが、この日は向かいのベッドに誰も来なかったので4人部屋の料金でダブルの待遇でした。
ハドリアヌスはまだたくさん写真があるので、ご要望があれば追加UPします☆
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (3)
-
- sallyさん 2015/04/13 18:49:18
- ハドリアヌス。
- こんなところまで来たかローマ人は…と思いますよね。
イギリスには行きたいところが沢山ありますが、なかなか行けないだろうなぁと思うところの一つです。(しかも公共交通機関ってかなり大胆でしたね。さすがは学生時代の旅、って感じ満載でいいです)
さて、ロシアに行かれるということでQ&Aに回答をよせたのですが、
>sallyさんの旅行記を拝見しましたが…かなり精神が削られそうですね…
あ、それ…。読んだらガッカリしちゃうだろうな、とあえて”参考URL"に入れなかったのですが、もし、ロシアへの夢を壊してしまったらスミマセン。
ただ、あれは「個人旅」だったのでより過敏に、現代ロシア的矛盾や不効率や…モロモロを感じ取ってしまっただけで、天満屋さんは自由時間ありのツアー参加であろうかな、、、と想像しております。
団体かお友達連れの旅ですと対応がかなり違うと思いますよ。
おひとり旅でしたら、何かアドバイス出来るかもしれません。気をつけて行かれて下さいね。
先入観を押し付けるのは良くないのでこのへんで。
- 天満屋さん からの返信 2015/04/14 01:04:20
- RE: ハドリアヌス。
- sallyさん
Q&Aではお世話になりました。
こちらまで来ていただき、ありがとうございます。
今見返すと下調べの足りなさに赤面の至りですが、なんとかなったのがすごい事だなと思います(笑
sallyさんにお気遣いいただいたにもかかわらず、
旅行記にお邪魔してすみませんでした…
ただ私は苦労した事やトラブル、ちょっとした齟齬を集めて、対策を立てた上で旅行したいタイプなので、sallyさんの旅行記は「夢見過ぎ」なところをいい意味で現実に引き戻してくれました。
「考えているより2倍時間がかかる」という心構えは、今回の旅行で先に持っておくべきものだと思いました。
感謝こそあれど、気分を害したなんて事はちっともありません。
貴重な体験を分けて頂き、ありがとうございます。
そして今回、ツアーでもなんでもなく独り個人旅行です…笑
今後また、不安に思う事をご相談させていただくかもしれません。
その時はご教示いただけますと幸いです。
ありがとうございました^^
- sallyさん からの返信 2015/04/14 18:52:04
- そうでしたか。
- > 今見返すと下調べの足りなさに赤面の至りですが、なんとかなったのがすごい事だなと思います
いえ、素敵です。そして、最後のバスに乗らなかった彼がわたしも気になります(笑
> そして今回、ツアーでもなんでもなく独り個人旅行です…笑
・・・・おおおお。まさかの。
”旅猛者”とお呼びしても良いかもしれません。そのチョイスは勇者のみが、、ええ、まぁ自分も「どれだけ物好き?」と自問自答しながらも行っちゃったクチですが。
でも面白い国であることは間違いないです。
旅行記が楽しみです。
もし忘れなかったらで良いのですが、旅行記アップしたらお知らせ頂けましたら幸甚です。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
3
43