2004/06 - 2004/08
28014位(同エリア29291件中)
Ritzさん
Frankfurt→Wurzburg→Fussen
スペイン・バルセロナから飛行機でドイツ・フランクフルトへ。
空港に向かう早朝のバスを待つためにバスターミナルで一晩明かす。
ここまでの旅でごちゃごちゃになっているリュックの中身を整理。
そしてこれから向かう東ヨーロッパの下調べをしながら過ごす。
目の前のベンチ。
同じようにバックパックを抱え、何かを書いているアジア人の女の子。
あたしからだったか、彼女からだったか、自然に会話を始めていた。
彼女はベティーという英語名を持つ韓国人だった。
韓国人の女の子が一人で旅をしていることと、彼女の英語の発音がきれいなことに驚くと、ベティーもあたしに対して同じことを思っていたと言う。
彼女はオーストラリアの大学に行っていて、休暇と失恋旅行を兼ねてヨーロッパに来たらしい。
その日初めて会ったような気がしないほど打ち解けた。
旅について、人生について、恋愛について、色々なことを話した。
バスターミナルでの一晩はあっという間だった。
翌朝、空港で別れた。
あたしはドイツ、ベティーはイタリアへ。
「Good luck!」
到着したフランクフルトの町は小さなロンドンのように感じた。
メインストリートの屋台で食べたフランクフルトのハンバーガーと
かわいい牛乳瓶に入った手作りのヨーグルトがめちゃ美味しかった。
翌朝の電車でヴュルツブルグ(Wurzburg)へ。
車内で隣に座ったインド人に教わったのは
「ドイツでのお得な電車の乗り方」
半ば強制的に聞かされたものではあったけど、この後かなり役に立つことになる。
学んだこと:ドイツは一見交通費が高いように感じるけれど、それは買い方を知らないだけである。期間限定パスや回数券を駆使すると意外と安くあがる。
なーるほど。
ヴュルツブルグは中世の雰囲気たっぷりの小さな町。
路面電車も走っているけど、町の中心だけなら散歩でまわれる。
欧米人、そして年配の観光客が多い。
ホステルで一緒の部屋になった中国人の2人組。
ドイツの旅について色々と質問攻めにあった。
中国語のガイドブックまで持ち出し、どこに行けばいいのか聞いてくる。
あたしはまだ来て間もないし、何のプランもないんですけど...
ヴュルツブルグからは電車で一気に南下、フッセン(Fussen)へ。
ドイツといえば、”ロマンチック街道”
もちろん心惹かれた。
正直、行こうとした。
しかしバスに乗り遅れた。
あたしはロマンチック街道には呼ばれていないらしい。
時間もない。
どこかで時間調整をしないと、インド行きまで危うくなる。
潔く断念。
フッセン行きの電車内で話しかけてくれた日本人カメラマンのマキちゃん。
マキちゃんはイタリアから来る友達と待ち合わせのため、ミュンヘンへ向かっているところだった。
フッセンで城を見た後の予定は全く考えていなかったので、マキちゃんに誘われるままミュンヘンでその夜待ち合わせることに。
フッセン到着。もちろん目指すは
”ノイシュバンシュタイン(Neuschwanstein)城”
写真には見ていたけれど、まさしくシンデレラ城!
-
Cycling in Berlin
Fussen→Munich→Berlin
フッセンでシンデレラ城を拝んだ後、電車でミュンヘン(Munich)へ。
インフォメーションの前でマキちゃんと待ち合わせ。
マキちゃんの友達でヨーロッパを旅している2人組の女の子と合流。
ミュンヘンといえば、のビアホールへ!
彼女達は今日イタリアから着いたばかり。
これからモロッコに行くという計画があったらしく、モロッコ帰りのあたしは熱く語る。
情報を交換しながらソーセージとビールで乾杯!
ミュンヘンのホステル・ホテルは週末も重なりどこも満室。
彼女達があらかじめ確保していた部屋に泊めてもらった。
次の朝、ベルリン(Berlin)へ向けて出発。
電車で会ったインド人とマキちゃんに教えてもらったお得な情報、
Weekend Ticketという週末限定の切符を使って格安でベルリンへ。
マキちゃんの友達がベルリンに住んでいるので、そこに泊めてもらえるように電話で連絡までしてくれた。
マキちゃんには本当に何から何まで感謝!
10時間の電車の旅、ベルリンに着いたのは午後9時半。
そんな遅い時間から泊まる場所を探すのはかなりの困難。
マキちゃんとマキちゃんの友達のおかげで本当に助かった。
マキちゃんの友達はリョウちゃんという男の子。
彼が住むアパートにはワーキングホリデーで来ている日本人が3人住んでいた。
アパートはロンドンのフラットシェアと似たような感じ。
キッチン、バスルームを共同に使う。
違うのは、部屋にしろバスルームにしろ数段新しくて清潔!
(注:あたしの個人的なロンドンの生活環境と比べて)
しばらくひとり旅を続けていたので、ロンドンで友達と遊んでいた頃を思い出し、とても楽しかった。
自分自身と話す時間は有り余るほどあるけれど
人とこんなに話す機会がなかったもんな。
彼らはみんなドイツ語を勉強していた。
切符を買う時のために必要なドイツ語を紙に書いてくれた。尊敬。
みんなが学校に行ってる間、リョウちゃんの緑色のかわいい自転車を借りてベルリンの街をサイクリング!
ベルリンで出会ったみんなには本当に感謝。
自分の勉強も忙しいのに、突然現れた見知らぬ旅人をすんなり受け入れてくれて...
ありがとう。
おかげでベルリンはあたしの中で
とても楽しい出会いと思い出のある素敵な街です。
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