え！完結！？インド世界遺産の旅-【ウダイギリ編】

2005/05/05 - 2005/05/05

午後はブバネシュワール近郊の遺跡を廻ることに。ブバネシュワールといえばウダイギリとカンダギリの丘が有名だが、ここの石窟をくまなく廻ることにした。

ホテルより車で20分程、ウダイギリ石窟群の前に付く。

一応デリーでウダイギリ、カンダギリの地図は確保していたが、念のため入口あたりでうろついていたガイドを捕まえ、こう言った。

「下らんごたくは全く要らない。とにかく石窟を第一窟から黙って順番に案内せい。見所は全部わきまえておく。ただ黙っておけ」

そして彼は言われたとおり第一窟から案内しはじめた。

エリア ブバネシュワル(インド)

【第一窟】

ウダイギリ最大の石窟で、二層建築。
ウダイギリの丘を南側に回りこんだところにある。

下層部、上層部共に右翼、左翼、中央翼に分かれており、それぞれに特徴の有る彫刻が施されている。特に中央翼の彫刻は圧巻。

第一窟下層部の右翼。

二本の支柱の裏のベランダの更に奥に、二つの出入り口を持つ小部屋が見える。

更にベランダの左側にはターバンを付けた兵士の彫刻が見られる。

第一窟中央翼の小部屋入口の三角小間にある彫刻。全部で8つの場面から出来ている。それぞれは独立したストーリーである。

第3窟

第5窟

第8窟

第8窟

【第9窟】

ウダイギリで2番目に大きい石窟で、第1窟と同じく2層建築となっている。

第9窟

第9窟の支柱と天井の間の腕木。

空飛ぶ想像上の乗り物に乗った神の像をイメージさせるようなデザイン。

【第10窟】

テラスの上段の奥まったところに一つだけ位置する一層の石窟。入口に3頭の象の彫刻が有るのが特徴。

現在はフェンスに覆われているが、3本の支柱を持つベランダより更に奥の小部屋に行くことが出来る。

最大の見所は小部屋の入口アーチと天井の間にある三角小間の彫刻。

第10窟の三角小間の彫刻。全部で4つあるが、それぞれが独立したストーリーとなっている。保存状態は特に良い。

【第12窟】

石窟そのものが特徴のある形をしている。まるで獅子がパックリと口を開けて、その口の中に小部屋への入口が有る。獅子は歯まで精巧に彫刻されている。

第14窟

第15窟

第15窟

第17窟

この旅行記へのコメント （2）

• 招き猫さん 2006/10/29 15:49:07

  初めまして

  　krisflyerさん、コミュ「インド、、」に参加ありがとうございます。
  
  インドは本当に広いですね、いろいろなインドがあって行きたい所がいっぱいです。
  
  では今後、よろしくお願いします。
  
  招き猫

  Krisflyerさん からの返信 2006/10/30 00:00:41

  ようこそ

  招き猫さん、ようこそ
  
  インドへは仕事で3年間滞在しました。インドを理解するのに3年かかるといいますが、未だに完全に理解出来たとはいえません。本当に広い国ですね。まだまだ行った事の無い州もたくさんあります。
  
  もう一度仕事で駐在したいと強く希望しています。