1999/07 - 1999/09
590位(同エリア688件中)
Ritzさん
約1年間のロンドン学生生活、初の海外&ひとり暮らし
学校終了後、2ヶ月半かけて周ったイングランド・スコットランド・アイルランド放浪記。
写真はかなり画質が悪い上に天気も良くない。
そう、ここはGreat Britain!
イングランド編に続く、スコットランドの旅。
-
Edinburgh
ニューカッスルからバスに乗り、3時間ほどでスコットランドの中心地エジンバラ(Edinburgh)に到着。
コーチから見る景色が、緑の草原広がる穏やかなイングランドとはがらりと変わり、迫力の山・山・山。
イングランドとの境界のところで、タータンチェックのキルトを履いたおじさんが立っていた。
スコットランドに入ったことを告げるため?
それともただの仮装趣味?
エジンバラに到着、まずは宿探し。
さすが有名な観光地、街の中心にたくさんホステルがあって便利。
様々なスタイルのホステルがある中、一番ロックなホステルに決めた。外見は古く上品なビクトリア調の建物なのに、一歩中に入るとライブのフライヤーやらグラフィティーで目がチカチカするほど派手。
そして受付のおっちゃんはヘビーメタル。
街を歩いていたら一人の紳士に声をかけられる。
相当の日本人好きらしい。エジンバラに住む日本人の間ではちょっとした有名人らしく、自分が載った日系雑誌の切り抜きを自慢そうに見せてくれた。
「日本人の女の子数人と今夜ディナーの約束があるから一緒にどう?」
...まったく気が乗らない。怪しささえ感じてしまい、丁重に断る。
別れ際に穴の開いた5ペンス硬貨をくれた。
彼に出会った証。ペンダントにしている人はいるのかな?
2日目、朝からホテルを探しに出かける。
クリスが来る週末までに泊まるホテルを探さなければ...
B&B、ホステルを片っ端から訪ねてみるもののどこも予約で満室。
こんな調子なら、足で探していたら時間がかかりすぎる。
街のインフォメーションで宿のリストをもらい、電話をかけまくる。
...ひと部屋空きがあった!
部屋が見つかるまで結局5時間も費やした。
これでとりあえず一安心、旅に戻れる。
バスに乗りグラスゴーへ... -
Glasgow
Edinburgh→Glasgow
バスで約1時間、歴史を語る古い建物が迫力のエジンバラとは対照的な近代都市グラスゴー(Glasgow)に到着。ガラス張りのビルが建ち並ぶ。
YHAは元ホテルだっただけあり、上品できれいに整備されている。
スコットランド人の英語は面白い。
初めは英語にさえ聞こえなかった。慣れてくればとても愛嬌がある。
イングランド東北ニューカッスル地方の方言もかなり独特だった。
でもあちらは語尾がぜんぶ尻上がりなだけで、単語の発音自体は変わらない。
スコットランド人の英語は発音の仕方からして違う。
ノー(NO)やオーケー(OK)はそのままカタカナ読みに近い。
グラスゴーはアートな街。
街を歩いていると美術館やギャラリーを至る所で目にする。
建築デザイナー、レニーマッキントッシュの最高傑作とも言われるグラスゴー美術学校(Glasgow school of art)は有名。
(閉まっていたので見れなかった)
夜、YHAに戻ると同じ部屋に日本人女性が居た。
彼女は北のハイランドから南下してグラスゴーに来たらしい。
これからイングランドに入ると言う。
ちょうどお互いに真逆のルート、情報交換をして予定を決める。
さっそくルート変更。
明日はインヴァネス(Inverness)に向かおう。 -
Inverness
Glasgow→Inverness→Loch Ness
YHAでコンティネンタルブレックファストをしっかり食べ、朝9時30分のバスでインヴァネス(Inverness)へ。
バスから見る景色は噂どおり、素晴らしい。
連なる山々や激しく流れる川、ガラス越しに大自然が広がる。
気持ちよく晴れた青空も手伝って、テンションは上がりっぱなし↑
インヴァネスは穏やかに流れるネス川がとてもきれいな小さな町。
到着後、まずは宿探し。
ホステルに行くが、満室。
YHA(丘の上)まで行くが、満室。
どうしようかな、と川原に佇む。
腹が減っては戦はできない、サンドウィッチをほおばる。
ああいい天気。
人懐っこい小鳥が寄ってきた。
コイツかわいいなぁ〜と宿探しを忘れて和む(現実逃避)
......こうしてはいられない!
と我に返ったときはすでに午後5時。
とにかくバスに乗りロック・ネス(Loch Ness)のYHAへ向かう。
かの有名なネッシーの住む湖のほとり。ここも満室。
いよいよまずい。
鳥と遊んでる場合じゃなかった。
さすがにネッシーの出る湖のほとりで野宿はしたくない。
...すると天使が現れた。
バスで一緒だったドイツ人の女の子2人。
「あたし達は外にテントを張って寝るから」
すでにチェックインしたはずのベッドを譲ってくれた。
このベッドの温かさは今でも忘れない。 -
Loch Ness
Loch Ness→Isle of Skye
天使のベッドで眠り、迎えた翌日。
バスに乗ってアーカート城(Urquhart Castle)へ。とてつもなく大きいネス湖と夕日に映える城が幻想的。
翌朝ネス湖を出発。
スカイ島(Isle of Skye)のブロードフォード(Broadford)という町へ。
朝のネス湖は霧に覆われ神秘的...
ネッシーが出てきてもおかしくないと本気で思う。
ネス湖からカイル・オブ・ロハシュ(Kyle of Lochalsh)までの道はまさに「絶景」
写真でも言葉でも表現できない。実際に行って見るしかない。
スコットランドに来て良かったとしみじみ思う。今回の旅の中で一番印象に残った景色。
ブロードフォードに着き、ネス湖から一緒にバスに乗ったカナダ人とYHAに向かう。
湖のすぐそばにあり、見える景色が素晴らしい。
YHA自体も清潔でアットホームな雰囲気、まるで親戚のおばさんの家に泊まりにきたような感覚で居心地がいい。
ポートリー(Portree)に行くバスで、ネス湖のYHAでベッドを譲ってくれた天使達と再会した。
みんなスカイ島を目指していたんだ。
スカイ島は絶景だらけの宝島。
山、湖、川...なにもかもが想像以上に美しかった。
この大自然の中で出会う人達はみんな穏やかで、ピースで、すぐに仲良くなった。
目前に広がる素晴らしい景色を共有する仲間。
荷物を背負っての宿探し、時間を気にしての移動、
旅には当然、体力的にも精神的にもつらくなる時がある。
でも誰かに見せたいと思うような景色に巡りあった瞬間
それまでのどんな苦労も全部忘れて
ああ、旅をしていてよかったな、と単純に幸せを噛み締める。
その夜YHAの庭でみんなで見た満月は格別に大きく
誰もが無言で見つめるほど、力強く光っていた。 -
Isle of Sky
”アイリーンドナン城で、
スカイ島に入る手前のロッホダィイッチ湖ですよ。(多分、、?)”
by 迷子のプロさん
(フォローありがとうございます!)
いよいよスカイ島ともお別れ。
ブロードフォードからグラスゴーへ戻る。
バスは途中、フォートウィリアムやグレンコーを経由した。
行ってみたかった場所...降りたい衝動をどうにか抑える。
クリスが来るまでにエジンバラに戻っていないとまずい。
窓ガラス越しに見る峡谷...とてもきれいだった。
バスは事故渋滞に巻き込まれ、大幅に遅れてグラスゴーに到着。
ただいま大都会。そしてサヨナラ。
すぐに別のバスに乗り換えてスターリング(Stirling)へ。
YHAを探す。
自分の方向感覚をあてにしすぎて失敗、暑くて倒れそう。
お店の人に聞き、インフォメーションで尋ねて、やっと到着。
...広い!!
かなり古いけど中世から残る建物でしょうか。
部屋に落ち着いたときはすでに夕方、そしてぐったり。
町歩きは明日にしよう...??
回らない頭で考える。明日は荷物を持って歩くハメになる。
出発!疲れた体を引きずって部屋を出る。
新しい町を見たいという好奇心は疲労なんかに負けない。
それは認証済み。とにかく町に一歩飛び出せばいい。
もうすぐ夜、さすがに城は閉まっている。
城の隣にある墓地の美しさに思わず立ち止まる。
沈みかけの太陽の淡い光の中、手をつないで散歩している老夫婦。
まるで今日は世界中が平和になった記念日のよう。
翌朝YHAをチェックアウト。
荷物を預けて再び散策に出る。この手があった。
スコットランドの英雄William Wallaceに捧げられた塔、モニュメント・オブ・ウォレス(Monument Of Wallace)を目指し、丘を登る。
汗だく。必死。
明日はクリスがやって来る。
エジンバラへ戻り、ホテルに確認の電話をする。
「ダブルブッキングしちゃって」
勝手に別のホステルに予約をまわされていた。
クリスが到着してエジンバラに一泊。
翌日からさっそくキャンピングへ。2泊3日のテント生活。
1日目:エジンバラ→アバディーン(Aberdeen)のキャンプサイト
(いきなりテント破壊)
2日目:アバディーン→インヴァネス→フォートウィリアム(Fort William)のキャンプサイト
どこのキャンプサイトも法外な値段。納得できない私たち。
その辺の草むらに立てよう、と2人で適当な場所を探す。
するとものすごく変なキャンプサイトを発見。
受付らしきものさえ見当たらない。ただ草むらに何組かのテントが張ってある。誰に許可をもらえばいいのか。
独断で料金後払いということにして、クリスの壊れたテントを手際よく組み立てる。
完成。
壊れているので見た目は良くないけど、眠るには十分。
中で思いっきり寝転がってみる。
...微妙に筋肉が緊張している。リラックスできない。
よく見れば地面が緩やかな傾斜になっています。
やっぱり変な場所でしたね。
しかしキャンプサイトの後ろに聳えるのはベン・ネヴィス(Ben Nevis)というUKで一番高い山。ロケーションは最高。
海沿いの露店では無料でエビを頂いたり、人はとても親切でフレンドリー。
わたしが眠りについた後、クリスは隣のテントに住むおじさん2人組とこの怪しいキャンプサイトのオーナーと飲み会をしていた。
結果オーナーに無料で何泊してもいいと言われたらしい。
酒飲み同士はすぐに仲良くなっていい。
3日目:フォート・ウィリアム→マレイグ(Mallaig)→エジンバラ
翌朝早く出発。
壊れたテントは立てたまま、オーナーへのギフトとして置きざりに。
痛恨のミス。
朝9時30分だと思いこんでいたバスが実は9時15分だった。
GONE...
仕方なく予定変更、マレイグで時間を潰すことに。
マレイグに行ってみたいと密かに思っていたわたし、心で微笑む。
しかしのんびりできる時間はあるはずもなかった。
バス往復2時間半、マレイグ滞在時間30分。
きれいな町、青い海、時間があれば泳げたのに。
こうしてクリスの休暇が終了。
スコットランドともお別れ。
次回はもっと時間に余裕をもって訪れたいね!
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この旅行記へのコメント (2)
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- 迷子さん 2006/02/02 00:46:22
- もう英語もバッチリですね!
- 今晩は、スコットランドの方へお邪魔したです。
いいなぁ〜英国中周られて〜、ホリーアイランドまで行かれたなんて!
迷子も行きたいっ!
ぐるっと周ったなかでどこが一番でしたかな?
それと、最後の写真に写る湖畔の城はアイリーンドナン城で、
スカイ島に入る手前のロッホダィイッチ湖ですよ。(多分、、?)
- Ritzさん からの返信 2006/02/02 13:14:40
- 只今苦戦中!
- 自分の行った場所の位置や名前もろくに思い出せず苦しんでます(涙)
そっか〜あの城はスカイ島に入る手前かー♪助かります!
個人的には、スコットランドがめっちゃ印象に残ってます。
イングランドからコーチでスコットランドに入る時に、ボーダーのような場所にキルト着たおっちゃんが立ってて「ついに来たー!」★☆
イングランドはどっちかというとフラットな地形で緑が広がる田園風景を見る機会が多かったけど、スコットランドに入ってゴツゴツした灰色の岩や険しい山の間をバスで走ったりして、「大自然」を感じた気がする。
スカイ島は(これまた具体的には思い出せないけど)行って良かった〜!って後々ロンドンに戻ってから友達に熱弁した思い出があります。
あと、スコットランドの訛りが最初は???やったけど...慣れれば面白くて無意味にしゃべろうとしてたな(笑)
また行きたいっすよ〜!
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