2005/12/01 - 2005/12/02
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merlionさん
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アジアを旅していると「日本もやはりアジアなのだなあ」と強く感じてしまうことがある。
旅先であらためて「日本を振り返る」というほど大げさなものではなくて、なにげなく日本のなにかと重なってしまうシーンに出会うのだ。
欧米で感じることがなく、アジアで日本との重なりを強く感じさせられるのが「正月」だ。
欧米ではただの「新しい年」の始まりでしかない一日を、宗教や暦の違いこそあれ、アジアではとても大事にしている。
中華系住民が多い国では太陽太陰暦の正月、つまり「旧正月」を盛大に祝う習慣が根強い。
中国、台湾はもちろんシンガポール、マレーシア、インドネシアといった華僑、客家の人々が暮らす国でも同様だ。
年明けに「魔」除けのための爆竹を盛大に鳴らし、派手な獅子舞が舞い踊り、「魔」を祓う。
「破魔矢」や「お屠蘇」など「魔を忌む」習慣にどことなく重なる、と考えるのは身びいきが過ぎるだろうか。
「形が財布に似ているだろ。それを食べれば財産が貯まるというわけさ。子宝にも通ずるって意味もあるんだよ」
中国では年の暮れにたくさんの餃子を作り、大きな皿に盛りつけた水餃子を家族で囲んで食べる。
子供の頃、家族揃ってコタツで食べた年越しそばが重なる。
「日本では年越しそば、なんて習慣がありますよ。でも餃子というと焼餃子が主流です」
「焼餃子?そんなものは前の日の余りものの調理法だよ。餃子といえば水餃子が当たり前さ」
「日本の餃子は皮が薄くて、具が多いほうが喜ばれるのですが」「それならシュウマイを食べればいい、中国では『餃子は皮を味わい、シュウマイは具を味わう』というんだ」
「正月の味はやっぱり餃子ですか?」
「いや、チマキだね。木の実やキノコといったその家独特の具と母親の味付け、家々によって味が違うからチマキを見ると実家の味を思い出すのさ。ホラ、来た、食べてみな」
チマキの熱いモチ米を噛みしめながら、具材や味付けなど色とりどりの日本の雑煮に思いは飛んでいた。
メールマガジン【Escape】が形を変え、【おとな休み】に。
しかしその後、まもなく休刊。
http://escape.mailvision.jp/bn/20030609/index.html
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