2005/12/28 - 2006/01/04
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pixieさん
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モロッコの旅も最終日となってしまった。帰りの飛行機は夜中の1時55分出発。時間はたっぷりある。と言う事で、カサブランカから足を伸ばし、モロッコの首都ラバトへ行く事にした。
起床後、さっさと荷物をパッキングしチェックアウトする。今回の旅で一番まともなホテルであったが、料金は300MDH(3.600円)なり。安いなぁ〜。カサ・ポール駅へ向かうのだが、途中マックに寄ってモーニング。店の入り口で金属探知機を持った用心棒に体をチェックされる。
カサ・ポール駅前に着くと、そこに靴磨き&タバコ一本売り屋のおっちゃんがいた。すると相棒RICKが”靴を磨いてもらおう”と言う。そのシーンを写真に撮ろうとカメラを出すが、”ノー、カメラ”と言ってくる。だが、こんなおいしいシーンを撮らずにはいられない。
とりあえず切符を買いに行き、再び戻ってくる時に携帯のカメラで撮ろうとするも、おっちゃんの視線が僕に突き刺さる。残念ながら、激写をする事は出来なかった。
電車に乗り、いざラバトへ向かう。何時もの通り相棒は俺の前でグースカピー。乗り過ごす訳にも行かないので、オイラは流れる景色を堪能する。
ラバトに到着。さすがに首都、人の行き交いが激しい。取り敢えず、スークの方へ向かって歩く。まだ日も高いせいか、そんなに人も多くない。スークを真っ直ぐに歩き、スークの外へ出る。道沿いに歩くと、川岸に辿り着く。対岸にはサレの街を見る事が出来る。時間がたっぷりとあるので、サレの街を見に行く事にする。
反対側の岸まで距離にして50m。したがって、サレに行くには船に乗るか
大回りしてタクシーで行かなければならない。だが、目の前に渡し舟があるのに、乗らない手は無い。地球の歩き方によると、船着場が2つあると書いてある。どうやら料金が違うらしいのだ。
情報通りかどうかを確かめるため、1つ目の船着場で料金を聞いてみる。すると150MDHと返事が返ってくる。おうおう、情報通りだな。俺たちを馬鹿にすんなよと思いつつ、もう1つの船着場へと言ってみる。早速、料金を聞くと”ワンフィフティ”と言う。えっ、さっきの所と一緒じゃんと呆気に取られるRICK&pixieだった。
しかし、船を待っている地元の兄さんが”ワン&フィフティ”と言う。つまり1.5MDH。なんだなんだ、情報通りじゃんと再確認する僕らだった。何故、こんなに価格差があるのかと言うと、後者の方の船頭はお爺さんだからだと思う。高い方は若い船頭だったしね・・・。
船着場からサレの街の入り口まで歩いて15分ほどだっただろうか?冬のモロッコと言えども昼間の日差しは強い。歩いているうちに汗をかいてしまう。
ここでお昼を取る事にするが、こ洒落たカフェやレストランは無い。ちょっとした食堂に入る。そこでサンドイッチとコーラ、相棒はチキンとポテトをオーダーする。う〜〜〜んっ、イマイチ!!
見るべきものも無さそうなので、スークを歩き回る。迷子になりながら、タクシー乗り場へと辿り着き、再びラバトのスークへと戻るのであった。
お土産タイム。何か記念になるものを買おうと、スーク中をくまなく探索する。モロッコに着てからと言うもの、地元の人が着ているジェラバという服が気になってしょうがなかった・・・。男も女も老いも若きも色んなデザインのジェラバを着ている。
相棒に”ジェラバ買わない?”と誘ってみる。すると、”良いかも”と乗ってきた。早速、店に入り相場を確かめる。最初に入った店で250MDHと言われ、相棒と200MDHがBUYの値段だねと決める。次から次へと店に入り、お気に入りの色&デザインを探す。
とある店にて試着をさせてもらい、良いものがあったので買う事に決定。しかし、値段を聞いてビックリ。なんと2着で800MDH!!話にならない・・・。荷物を背負い、店を出ようとすると、”幾らなら買うのか?”と言ってくる。”400”と答える僕ら。店員は600でどうだと計算機を見せてくる。
僕らは計算機を手にとり、400と打つ。”これは綿で出来ているし、ハンドメイドで縫製しているから高いんだ”と言ってくる。そんなに欲しい訳でもないからと帰ろうとすると、”分った、10MDHでも良いから上乗せしてくれ”と言ってきた。
でも、ここで負けるわけには行かない!!再び計算機を取り400とアピール。すると店員も諦めたのか、握手を求めて来た。勝ちましたよ!粘り強く交渉したかいがありました。
夕方になり最後の晩餐!今日こそはビールを飲みたいという思いが僕らの中にあった。駅前のレストランへ行き、店の中をのぞいてみる。すると、とある机の上にビールがある。YES!!この瞬間を待っていましたよ。さすがに首都のレストラン、カサブランカとは違うネッ。
レストランに入り、ハイネケンをオーダーする。今回も充実した旅が出来た事を祝して乾杯。最後の食事にはブロシュートとオムレツをチョイス。付け合せの玉ねぎが美味しかったので、メニューには無いのだがオニオンスライスを特別に作ってもらいました。
時間となり電車にてカサブランカ・モハメド5世空港へと行くのであった。カサブランカを出発しドイツのフランクフルトを経由して成田への帰路についたのである。
さて次の旅は何処へ??
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