スコットランドでフォトハンティング①　シェットランド本島編

2003/07 - 2003/07

普通、イギリスという国で、動物の撮影というイメージは浮かばないと思いますが、スコットランドの島々は知る人ぞ知る海獣類や海鳥たちの天国！
ヨーロッパの大自然を満喫し、そこに暮らす動物や鳥たちを追うためにシェットランド諸島とスカイ島を訪れてみました。
ボートクルーズやバードウォッチングでサファリして撮ったヨーロッパの仲間たち…
そのときの写真を、当方のホームページ「アニマル・ワールド」で公開中！
アドレス http://animalworld.starfree.jp/ からトップページを開いて、“世界の動物たち”をクリック、世界地図上の⑨または、右ウィンドウのスコットランドをクリックしてスコットランドのページを開いてお楽しみください。

この旅行記では主に、シェットランド本島の自然の景観や街の様子など現地の状況をリポートしてます！

エリア イギリス

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ

（怪しい空模様ながら）エジンバラ空港からプロペラ機で、いざシェットランドへ！

エジンバラ上空から見た、スコットランドの田園風景。

シェットランドの島々が見えてきた。

まもなく、シェットランドに着陸！

シェットランドの玄関。本島のサンブラー空港。
（空港というより飛行場？）

空港からルーウィックへ移動。

専用車から見えた山側の風景。
シェットランドは牧羊が盛んなため、古くから森が切り開かれ牧草地にされた。
だから、高い木が一本たりとも見当たらない。

こちらは海側の風景。
こんな海岸線で、海鳥たちやアザラシなどの写真が撮れるかと思うと期待に胸が膨らむ！

シェットランド本島最大の街・ルーウィック

ルーウィックの街並み。

港町・ルーウィックの船着場にて…
シェットランドの海鳥や海獣類を撮影するため、いよいよシールウォッチクルーズに出発！
とてもワクワクする。

港を出てすぐにハイイロアザラシの群れを発見！

船に続々と集まってくるアザラシや海鳥たち。

羽を休めるヨーロッパヒメウたち。

このまま船は、南島を目指す。

チョット遠いが、岸辺に憩うゴマフアザラシの群れ。

シェットランド南島が見えてきた。

南島の沿岸は断崖絶壁！
船は、崖の下ギリギリまで着けてくれる。

絶壁の上空に舞う、無数のシロカツオドリ！

断崖の方に目をやると、崖のくぼみにシロカツオドリたちが休んでいたり、巣を作っていたりする光景が見える。

ここの断崖には、シロカツオドリの他にもパフィン（ニシツノメドリ）たちが営巣している。
　　　
※シロカツオドリやパフィンの写真は、「アニマル・ワールド」のスコットランド編にて掲載中！
http://animalworld.starfree.jp/scotlandindex.html

シールウォッチクルーズ終了後、船は本島へ…

無事ルーウィック港に帰還。クルーズ船の前で記念撮影。

島内散策編。

シェットランド諸島はその昔、バイキングが開拓し長く暮らしたためその伝統文化が残っているが、バイキングよりも以前の青銅器時代の集落跡が遺跡として今でも見られる。
それが、このヤールショフである。

写真の左手奥に写っているのは、小生が宿泊したサンブラーホテル。

島内では羊の他、牛の放牧も盛んなので、このような標識がいたるところで見られる。

紫色の花の向こうに写っているのが、小生の宿・サンブラーホテル。

翌日、鳥類観察ステーションのあるフェア島へ…
写真の奥に写っている軽飛行機（BAのセスナ）で向かう。
飛行場で、地元の旅行社シェットランド・ワイルドライフ社のガイド、ヒュー・ハロップ氏と…
彼は、ガイド以外にプロカメラマンの顔も持つ。
地元の新聞や自然科学系の雑誌に、頻繁にシェットランドの野生動物や野鳥の写真を提供している。

フェア島の様子については、別冊・フェア島編にて公開中（http://4travel.jp/traveler/katsy/album/10109062/）。

※　シェットランド・ワイルドライフ社（Shetland Wildlife）のH.P.―http://www.shetlandwildlife.co.uk/

島内観光編、沿岸の島々。

沿岸の岩場で休息するゴマフアザラシたちを眼下に撮る。

クジラの頭骨（たぶん顎の骨）の脇でポーズ！

さらば、シェットランド！
島を後に、本土のインバネスへ…

シェットランドで撮影した動物や野鳥の写真は「アニマル・ワールド」（ http://animalworld.starfree.jp/ ）のスコットランド編（ http://animalworld.starfree.jp/scotlandindex.html ）にて公開中！

この旅行記へのコメント （3）

• korotamaさん 2010/08/20 10:14:41

  いずれは訪れたい

  Katsyさん、こんにちは。korotamaです。
  
  少し前になるのですが、BBC放送が制作したシェットランド諸島で生きる海鳥に絶滅の恐れがある、といったような内容の番組を見、その記憶もあってこちらにお邪魔しました。
  記憶力が悪いので、もうアヤフヤナのですが、パフィンさんがその筆頭だったようなー。
  
  ルーウィックの街並みやバイキング時代の遺跡にも興味惹かれます。
  BAのプロペラ機も面白そうだし。
  機会があればぜひ訪れたいと思いましたー。

  Katsyさん からの返信 2010/08/21 00:07:34

  RE: いずれは訪れたい

  korotamaさん、こんばんは！
  掲示板への書き込み、どうもありがとう！！
  
  そうですか、パフィンが絶滅の危機にさらされているわけですか…
  korotamaさんがご覧になった番組の中では、シェットランド諸島の海鳥たちを脅かしている原因は何だったのでしょう…？
  小生が考えるに、地球の温暖化で海水温が上昇し、島の近海に住む魚の種類に変化が起きたのでは…
  主に魚を捕って食べている海鳥たちからすれば、致命的だと思います。
  まあ、このことは今の日本も同じですが…
  
  シェットランド諸島はイギリスの辺境にある島々ですが、街並みや遺跡には歴史を感じましたね。
  海鳥だけでなく海獣類たちの楽園でもあるシェットランド諸島。
  korotamaさんも、一度行かれてみてはいかが？
  
  そして、お互いにいい旅を
  
  
  http://www.h7.dion.ne.jp/~katsumi
  

  korotamaさん からの返信 2010/08/23 13:50:28

  RE: RE: いずれは訪れたい

  Katsyさん、こんにちは。korotamaです。
  
  記憶力が著しく悪い上に、その番組は字幕だったので、映像を観る合間に字幕を読まねばならぬ、という状況で…。
  
  原因は、海水温上昇による餌となる魚たちの分布の変化と、あと、漁の影響もあったかと思います。
  ただ、漁のほうも漁獲量を制限するなどの対策は取られているので、一概にそれが原因のすべてだ―、というようなものではなかったような…。
  
  いずれにせよ、私たちの存在が野生動物の生存を脅かしているのは事実なので、そのことは忘れてはいけない、と思っていますー。