2005/12/24 - 2006/01/02
16142位(同エリア16695件中)
kyontaroさん
- kyontaroさんTOP
- 旅行記12冊
- クチコミ1件
- Q&A回答0件
- 32,738アクセス
- フォロワー0人
サヌールを後にし、1時間くらい山沿いへ車を走らせると「ウブド」に辿り着く。近頃「ウブド」は人気だ。「クレア」やその他女性誌を中心に「癒し」「エステ」「芸術・文化」をテーマにした特集が組まれている。「地球の歩き方」でも巻頭特集で扱われている。それほど下調べをしては行かなかったけど、実際行ってみて、その人気の秘密・魅力が良く分かった。美しい「ライステラス」、鬱蒼とした森、点在する寺院や王宮跡、もちろん昨今の人気で近代的なショップやホテルも増えたけれど、決して地元の人々の生活を排除することはなく、うまく調和した上での観光地化がされていると思った。中心街はゆっくり回っても1日あれば全体を把握できるほどの狭いエリアだが、少し足を延ばすと景勝地や見所も多く、数日滞在しても全然飽きない。「スパ」は確かにいたるところにあり、日本では考えられないような金額でマッサージやエステを受けることができる。しかも気持ちいー!その為だけにココに来る価値があるくらい。のんびりした空気と美味しいインドネシア料理、至福のマッサージで、心も体もすっかり癒されました。
PR
-
「BIYUKUKUNG SUITES & SPA HOTEL」に滞在。2階建てのつくりで、1階にバスルームとトイレがあり、テラスにはお昼寝場所もある。2階のベットルームからはすぐ前の田圃が一面に見渡せて良い眺め。エアコンもあったが、窓を開け放つと心地よい風が入るので一切必要なし。ベットは天蓋つきのお姫様仕様。ココでゴロゴロしながら読書をするのは最高の気分。時々「チッチィ」と鳴き声がしていたので「小鳥が屋根裏に居るのね♪」と思っていたら、旅先で出会った日本人の男の子に「それはヤモリの鳴き声だ」と教えられ、ちょっとショックでした・・・。
-
夕方散歩していたら、なにやら着飾った人々の行列に出会いました。どこかの寺院でセレモニーがあるらしい。それにしても小さな子供達もみんなキレイにお化粧していてかわいい。おーいかにもバリって感じだなあーと思ってしばらく見ていたが、一向に列が途切れる気配が無い。。。先頭から最後までやり過ごすのに10分くらいかかった(ような気がする)。総勢200人はいたと思う。イヤ、もっとかな。
-
上手に頭の上にモノを載せて運ぶ女性達。よく落とさないなーと感心。体の前で持つよりも力の無い女性にはこのほうが楽だからだって。でも、載せる時と下ろす時はどうするのでしょう??一人じゃ無理だから手伝ってもらうんだろうけど・・・。
-
バリには宗教的な本格的芸能から、観光客用の娯楽芸能まで、さまざまな形態があるらしいが、もちろん全く宗教的な意味や歴史も分からない私にとっては観光用芸能で充分。毎晩のようにどこそこで公演されており、チケット売りのおじさん達もたくさんいるので、いつでも気軽に行ける。歌舞団によって演目も違うし、レベルも違うってガイドブックには書いてあるけど、よほどの通でないかぎりは大概は違いがよく分からないんじゃないかな。。。日本語で書いたストーリーも配ってくれるので話の大筋は分かるけど、話というよりはダンサーの体の動きや表情に釘付け・・・。
ものすごい角度に曲がる指先や、白目をカッと見開く目の動きが、最初は「すごーい」って見てるんだけどそのうち「こ、怖い・・・」になってきて、夢に出てきそうだった。 -
コミカルな動きの仮面劇。でも、最前列で見ていた子供は「こわいよー」って泣いていた。東北の「ナマハゲ」を思い出してしまった。。
-
「モンキーフォレスト」へ。その名の通りおサルさんがいっぱいいる公園です。公園といっても、もともと自然に生息していて保護されているらしい。入り口でバナナが売っているので一房買って入りました。人間慣れしているのですぐに寄って来ます。大人サルは怖いので子供サルにバナナをあげようとすると、つかさず大人サルが「俺にもよこせー」って寄ってくる。オモロイなーと呑気に歩いていると・・・。
-
「もっとよこせー」って体によじ登ってきます。私も登られました。この子ザルはこのご夫人の肩から降りた後にシャーッて放尿してました。おおぅ、危機一髪。
-
赤ちゃんサルを見てると、人間の赤ちゃんにそっくり。
-
「モンキーフォレスト」の中は鬱蒼としたジャングルのようにもなっています。南国特有の巨木を見ていると、やはり精霊が宿っているような気がしてしばらく見入ってしまいました。
-
少しヒンヤリするような森の中にいると、マイナスイオン効果か、ストレスが全部抜けていくような感じがした。トトロでも出てきそうな雰囲気。。
-
ウブドの街中。メイン通りではないけれど、そこそこ土産物屋やカフェが建ち並ぶ通りなのに、あまり人は歩いていない。客引きのタクシーやツアーへの勧誘の声がけっこう煩い事もあったが、テロ以来の観光客の激減で彼らの生活も脅かされている。旅行中、「何故こんなに旅行客がすくないのか」と悲痛な面持ちで何度か聞かれた。
-
ウブド市場。食料品、生活用品、民芸品、お土産品など何でも売っている。しかし値段がめちゃくちゃなので、まずスーパーに行って値段の相場を確認しないと絶対高く買わされる。最初に言ってくる値段は定価の10倍くらいの時もあった。値下げさせる駆け引きを楽しむ為なら行ってもいいと思うけど、正直いって商品のクオリティも保存状態も怪しいので、お土産を買うのはちょっと・・・。街中のお土産屋さんでも同じものはいくらでも売っていて、保管状態も良いと思うし、値引き交渉もできるから、そっちのほうがいいのかも。ただ、独特の混沌とした雰囲気は味わえる。
-
渓谷沿いの村「サヤン」。ライステラスが眼下に広がる。
-
バリで2番目に大きい寺院「タマン・アユン寺院」へ。
-
ちょうど日が落ち気味の時間帯だったので、シルエットがキレイに撮れた。塔みたいなものは「メル」といって通常は奇数の層になっているらしい。
-
途中でライステラスを見ながら・・・
-
目的地「タナロット寺院」へ。ココは夕日がキレイで有名なところ。夕日にタナロット寺院のシルエットが幻想的に映え、なんともロマンチックな風景が望めるはず・・・であったのに。。。やはり雨季のサダメ。途中までは晴れていて、今日は絶対大丈夫!と信じて向かいましたが、やはり雨が・・・しかも土砂降りでした。。とほほ。。荒波にもまれるタナロット寺院を拝んできました。
-
「ナシチャンプル」。滞在中、何度コレを食べたことか。いろんなお店で食べてみましたが、どれも美味しくて安くて大満足。真ん中に白飯、周りにお惣菜がちょっとづついろいろ載っていて、ご飯に絡めながら食べます。辛い「サンバルソース」をかけて食べるのがこれまた美味。たまりません。
-
バリの田圃はなんと3期作。一年に3度も収穫があるそうです。だからいつも大忙し。作業の様子を見ていると、何とも原始的な感じでした。全部手作業でやっている感じ。歴史の教科書に載っていた江戸時代の農耕具みたいな。鳥に荒らされないように、朝っぱらからお母さんが「カーッカーッ」と叫びながら旗を振っていたのが印象的。
-
ウブドには私設ギャラリーもたくさんありますが大きな美術館も2つあります。自分は「ネカ美術館」へ。時系列で並んでいて、日本語解説のリーフレットもあるのでちゃんと分かります。街中から離れた静かな山の中にあるので、ゆっくり半日くらいかけて見るのも良いかもです。
-
2005年を締めくくるべく、大晦日の夜に「ケチャ」を観に行きました。100人くらいの半裸の男の人達が「ケチャ、ケチャ」と言いながら楽器を使わずに盛り上げ、ダンサーも登場してストーリーを見せてくれるものです。なかなか迫力があって良かったです。よーく見ると、100人もいるので、すっごい一生懸命やってる人と、結構テキトーにやってる人がいて、そんなのを観察してるのも楽しかった。
-
カメラを構えると嬉しそうに「ピース」してくれたお茶目なダンサー
-
元旦は初詣もかねて「ブサキ寺院」へ行くことに。写真は途中で寄った「ゴア・ガシャ」(象の洞窟)この中に入っていくと、ヒンドゥー教の3大神のリンガ(いわゆる男性のシンボルですね)が祀ってあります。ポッ(*^_^*)
-
「ティルタ・エンプル」に立ち寄る。聖なる泉の沸く寺院だとか。入り口を入ると沐浴場があり、熱心に水をかぶる人々がたくさん。
-
ここがその「聖なる泉」水底から水がどんどん湧き出ているのが分かる。確かに聖なる感じがする。ちょっと神秘的な雰囲気も。
-
バリ随一の景勝地「キンタマーニ」へ。なんか日本語で言うと微妙な響きデスネ。バトゥール山とバトゥール湖がキレイに見えました。でも、ココを見るための展望用遊歩道は物売りの子供達でビッシリ。すんごい勢いで売ろうとして来る。やれやれと思って場所を移動してみれば、怪しげな絵画を売る男性に遭遇。どう見ても価値があるようには見えないんだけど・・・。とにかくみんな生きていくのに必死。。。
-
バリヒンドゥーの総本山「ブサキ寺院」へ。元旦だったので初詣も兼ねて。。大小30あまりの寺院を合わせた複合寺院。入り口からはかなりの坂を登っていかねばならない。(結構しんどい)寺院入り口にはインチキ自称ガイドがずらりと待ち構えていて、「あなた達だけで入ってはいけない。ガイドをつけなければ拝んではいけない」みたいなことをしつこく怖いくらいに言ってくる。事前に注意されていたが、直面するとやっぱり怖い。あれじゃあ、信じて法外なガイド料を払ってしまうのも仕方ないと思う。入り口で振り切って安心していても、途中で「ココから先はダメだ」と待ち構えている奴らがいるので頂上に上がるまでは気が抜けないのだった・・・。
-
ガイドを振り切って見晴台から眺めると、全体が見渡せてキレイ。晴れていればもっと遠くのほうまで見えたんだろうな。でもしっとりとした雨の寺院もそれなりに雰囲気はありました。
-
元日の夕日を眺めながら旅を振り返る(ホテルの部屋より撮影)。前半のサヌールでのビーチライフ、後半のウブドでのまったりとした日々。心の底からのんびりできた。毒素を全部抜いた感じ。まさにデトックス!来る前に抱いていたイメージよりもバリ島は呑気なところ。もちろん途上国ならではの物売りや不衛生な部分もたくさん見て嫌な思いも少々したけど、最後には笑って許せちゃうような空気がある。今回もたくさんの素敵な人たちに出会うことができ、刺激になった。そして、もっともっといろんなところに行きたいーー!と旅行熱が高まったのでありました。。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
バリ島(インドネシア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
バリ島(インドネシア) の人気ホテル
インドネシアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
インドネシア最安
257円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
29