イベリア半島　レンタカーの旅-3 （モロッコ上陸）

2005/12/06 - 2005/12/06

さて、いよいよ第一の目的地。ジブラルタル海峡を渡って、モロッコへ上陸です。対岸のタンジェに渡るつもりが、船がついたのはセウタ。はい、まだスペインです。しかも、セウタの港に待っていたガイドが連れて行ったのは、テトゥアン。はよ、タンジェにつれていかんかい！とガイドをけっ飛ばしても、ここはモロッコ、異国の地。結局半日以上観光しました。
旧市街の観光はそれなりに面白かったのですが、そうはいってもイスラム社会です。写真撮影には気をつかいながらの滞在です。
でも、カーペットだの香辛料だのを買えと言ってきます。もっとゆっくり見せろといってもすぐ金の話でうんざりです。

このテトゥアン。世界遺産に登録されていることを帰ってきてから知りました。実に複雑な思いです。

さて、写真のラクダ。さわっても写真を撮っても無料が、乗るのは有料。是非乗れ、とのサゼッション。良くある話です。

エリア その他の都市(モロッコ)

朝10時のフェリーでアルヘシラスからモロッコへ。のはずが、ついたのはスペイン領セウタです。フェリーは結構豪華で、1時間のゆっくりした船旅を味わえます。ここから陸路でモロッコに入国します。ここの入国審査は思ったより時間がかかるので注意が必要です。というものやたら人がいて、管理官がさばき切れていないようです。

テトゥアンの旧市街（メディナ）です。今回は住居エリアには入れませんでした。お店をみると、衣料品、食料品、金製品などとそれなりに分かれているようですが、なにせ町全体が迷路になっていて、迷子になりそうです。
ほとんど買い物をしなかったので物価は分かりません。

モロッコの都市にはたいていメディナがありますが、他のに比べてテトゥアンのメディナはスペインの影響が強いのが特徴だそうです。そう言われてみればそうかもしれない、と妙に納得しながらも、比較対象を知らないので、フェズまで足を伸ばそうかとも考えたが、同行者に止められて断念。

クスクス。好き嫌いが分かれる食べ物ですね。
同行者から今回の旅で唯一まずかったと言わしめた一品。うーん、そんなにまずいかな？

テトゥアンからタンジェに移動です。

タンジェ到着。意外（といっては失礼か？）にこぎれいな町。

大砲が置いてあったりします。

見晴台にて。モロッコからスペイン（タリファ）を望みます。ここで、お茶を一杯のんで、休憩。最終のフェリーまでにセウタに帰らなくてはなりません。あと100kmちょっとの移動です。

帰りのフェリーも豪華です。さて、今回のワンデイトリップは、ガイドの英語もきれいで、交渉事にも大きな問題もなく、無事終了。
それほどのぼったくりやにも会わずにプチ異文化体験にはちょうど良いか？
いやいや、もう少ししたらもう一回、リベンジしてきます。もっとディープなモロッコを体験しに。。。