2005/09/19 - 2005/09/19
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EL CLASICOさん
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柴又に行ってきた。柴又と言えば、「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天の産湯をつかい姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」のセリフで有名な映画『男はつらいよ』シリーズの舞台である。
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【帝釈天参道】
浅草のそれと比べれば、規模や人の多さなどすべての面でコンパクト。休日だったが人でごった返っている訳でもないのでサクッと行くにはいい所かもしれない。帝釈天までは人混みをかきわけるまでも無く普通に歩いて10分もかからない。 -
【柴又帝釈天】
正式名称は経栄山題経寺であり、日蓮宗の寺だとか。江戸時代寛永年間(1629年)の開基。 -
【二天門】
明治29年建築の総欅造りの門。 -
【帝釈堂】
日蓮が衆生の病を無くそうと願いをかけて刻まれたという板本尊が祀られている帝釈堂。 -
【渡り廊下】
帝釈堂と本堂を繋ぐ渡り廊下。この間BS2で「男はつらいよ」を観てたらここで満男(櫻と博の息子)と源公(佐藤蛾次郎)がちゃんばらごっこをしてて御前様(笠智衆)に叱られるシーンがあった。 -
【邃渓園】
その渡り廊下を進むと邃渓園拝観の受付の場所に出る。拝観料は帝釈堂とその後方の喜見城の外壁をめぐる法華経説話彫刻拝観セットで¥400-。 -
【大客殿?】
邃渓園は回廊式庭園になっている。まずは大客殿だ。昭和4年に落成。用材は全て厳選された桧で東京都選定の歴史的建造物となっているそうだ。大客殿の中央部は邃渓園と対座する形で物見台が設けられており庭をゆっくり眺めることができる。 -
【大客殿?】
その物見台からの邃渓園を眺める。物見台には給茶機がありお茶飲み放題。 -
【大客殿?】
大客殿を過ぎ、続く廊下を行くと大客殿と対になる。池の向こうに見えるのが大客殿。 -
【法華経説話彫刻?】
喜見城、帝釈堂の外壁をめぐる胴羽目彫刻。昭和9年に完成されたとのこと。このような細微な彫刻が外壁となっている。そして彫刻から風雨を避けるためにガラス張りのギャラリーとなっている。 -
【法華経説話彫刻?】
彫刻の下にはその説話の説明文があるのだが、もちろん覚えていない。この写真の彫刻を見ていてこんな場面が浮かんだ。
(写真右側の男)『おい、おめぇ飲みすぎだよ。』
(写真左側の男)『俺だってツラいんだよ。たまにはヘペレケになりてぇんだよ。お、駄目だ。吐きそう。吐いちゃうよ。』
(右側の男)『おいおい、汚すなよ。コレに吐け。コレに。』
(左側の男)『オエッ、オエェッーーー。』
(右側の男)『よぉし、全部吐いとけ。全部。スッキリしたか?』
(左側の男)『あぁ。』
(右側の男)『お前な、ツラいのは分かるけどそこまで飲むんじゃないよ。日蓮聖人も仰ってるだろ。「酒は飲んでも呑まれるな」って。』
(左側の男)『そんなのあったっけ?』
(右側の男)『なかったっけ?』
もちろんこの彫刻はそんな説話ではない。 -
【本堂】
実はこれが当山の帝釈堂だったそうな。現在の帝釈堂を造り上げて移し、大修理加えて祖師堂とし、昭和54年に大改修を行って本堂としたとのこと。 -
【高木屋老舗?】
映画『男はつらいよ』シリーズの「とらや」のモデルとなった団子屋。ここだけはやはり混んでいる。
入口で注文して空いている席に座る。
(入口のおばちゃん)「いらっしゃいませ。」
(私)寅さん風に「おばちゃん、しばらく見ねぇうちに年とったな。」
(おばちゃん)「・・・・。何になさいますか?」
(私)寅さん風に「暖かい味噌汁がありゃ充分よ、あとはおしんこと海苔と鱈子一腹ね、辛子のきいた納豆、これにはね、生ネギを細かく刻んでたっぷり入れてくれよ、あとは塩こんぶに生卵でも添えてくれりゃ、もう何もいらねえよ。おばちゃん。」
(おばちゃん)「置いてないです。」
(私)寅さん風に「おばちゃん、それを言っちゃあ、おしまいだよ。」
なんて会話は想像するだけでいい。 -
【高木屋老舗?】
そして、普通に注文したのはところてん(¥420-)、磯おとめ(¥300-)、草だんご(¥300-)。どれも美味しゅうございました。
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