1989/08 - 1989/08
29位(同エリア48件中)
ソフィさん
いまアメリカ、ルイジアナ州の、ポンチャトゥーラ・ロータリークラブ例会に出ている。
例会は毎週クラブごとに決められた日に行われ、例会出席はクラブ活動の根幹である。
毎週という例会の密度の高さを、プレッシャーと感じる人もあるが、それだけに出席価値のある会の運営が望まれる。
ロータリークラブを一言で言えば、現社会における自分の生き方を考える場であろう。
さまざまな経験を持ち、さまざまな職業に携わる人と毎回の例会で膝をつき合わせていると、いろいろな情報といろいろな価値観に出会うことが出来、新たな社会への視界が開けてくる。
クラブの目的は、メンバーの各人がより高い次元で、公平公正な社会創造に貢献することだが、地域における責任者が集うことで、その地域を良くする可能性が求められている。
クラブ仲間とつきあえば、お互いに会員という等しい立場に立って、話し合うことが出来る
この日の例会は、年に一度のガバナー訪問だった。
シカゴにある「国際ロータリー」なる本部は、世界中に50ほどのクラブをまとめて地区を作っているが、ガバナーはその地区の中心人物だ。
本部が任命したガバナーは年に一度は地区内のクラブを訪問し、自らの所信を話すと同時に、各クラブと意見交換する。
運良くガバナー訪問との出会いは、この地区だけでなくアメリカのロータリー活動の方向を知る上で、千載一遇の恵まれた機会だった。
彼の話の中で注目したのは、「ロータリー活動は汗を流すことだ」との言葉だった。
「金を出すより汗を出せ」という明快さには、日本では経験できない迫力を感じた。
ともすれば金に頼りがちなクラブ活動に、警鐘を鳴らしている。
この地区の活動テーマは、文盲をなくす事だという。
そうすることで、選挙での投票率を高め、民主主義社会を一層磨き高めたいと考えているようだ。
実際の活動としては、夜間一般市民の文盲者を対象に学習クラスを作り、クラブ員は交互にボランティアでその講師をやっているらしい。
例会が終わってから、入口で再びお別れの抱擁を受け、すがすがしい気持でこのクラブと別れる。
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