Great River Road のプランテーション

2007/08/29 - 2007/08/30

ニューオリンズからバトンルージュまでのミシシッピ川沿い一帯には多くのプランテーションが残っている。

１８〜１９世紀には綿花やサトウキビの大農園主が競ってこの辺りに豪邸を建てたという。残念ながらその多くは南北戦争の際に北軍の手によって焼き払われてしまったというが、それでもいくつかのプランテーションが保存され観光客相手に公開されている。

エリア アメリカ

• 交通手段: レンタカー

その川沿いの道をGreat River Roadという。

ニューオリンズからバトンルージュ方面へ川沿いを車で走っていくと豪邸を車窓からも眺められる。建物の中はツアーに参加しなければ見られないが、庭や外観だけを見る分には無料。広く手入れが行き届いた欧風の庭や特徴を凝らした建物の外観だけでも見る価値は十分にある。

詳細は・・・
http://coyote2009.blogspot.com/2009/04/great-river-road.html

何本もの樫の木がアーチ状に並ぶ立派なプランテーションに出会う。そこがオーク・アレイ・プランテーション。

片側１４本ずつ合計２８本の大きな樫の木がこのプランテーションの特徴。

樫の木を抜けるとそこには映画「風と共に去りぬ」を彷彿させるような白亜の豪邸が・・・　

このプランテーションは映画やドラマなどの撮影などにも多く使われていたりしているから、見覚えがあるという人も多いのではないだろうか？

オークアレーのダイニング。

テーブル上にあるのは紐を引っ張るとゆっくりとこの機械が揺れてウチワ？扇風機？の役割を果たしたらしい。ダイニングルームの隅で引くのは子供の奴隷の役割だったとか・・・

ベッドの上にある丸太のようなものは通常ベッドのヘッドボードに付いているもの。

当時のマットレスは今のようなスプリングのマットレスなどではなく、この土地に多くあるスパニッシュ・モスをつめていたという。

写真の丸太のような棒で、マットレスを平らに整える。

こちらがそのスパニッシュ・モス。樫の木にまとわり付く寄生植物。

この枝のようなものがマットレスの中に詰められていた。

スパニッシュ・モスの枝はとても固く、ベッドを整えるのに時間を有するため、昼寝の際にはこのカウチで・・・

この旅行の詳細は・・・
http://coyote2009.blogspot.com/2009/04/oak-alley-plantation.html

こちらはアメリカ南部最大のプランテーション、ノットウェイ。

敷地面積２８００ヘクタール、建坪１５００坪、 部屋数が６４

ノットウェイの建物内の写真。

部屋数はなんと６４！ただし６４と言っても全てが大きな部屋ではない。１８５９年に出来上がったこの家。当時から寝室などにはウォーキングクローゼットなどが隣接し、納戸等の小さな部屋も含まれる。それでも３階建てのこの家、ボールルームやら書斎にライブラリー、ダイニング、寝室、ゲストルーム、プレイルームと様々なお部屋が点在。

ノットウェイに関しての詳細は・・・
http://coyote2009.blogspot.com/2009/04/nottway-plantation.html

実はこのノットウェイ、見学だけでなく宿泊もできます。

こちらのオーナーさんの長女のお部屋に宿泊。
サイドにはメイドさんのベッドも・・・

ノットウェイの母屋にあったティファニーの時計。

部屋から見えるノットウェイの庭。


宿泊したお話は・・・
http://coyote2009.blogspot.com/2009/04/nottway-plantation_19.html

ノットウェイでのお食事は別棟。
当時はこちらは大きなパーティーなどが開かれるバンケットルームだった。

プランテーションでいただく食事は南部らしくクレオール料理。

こちらはナマズ・ザリガニ・エビと、南部のローカルの具だくさんのエトフィー。

こちらにはアンドゥイユなどのソーセージやオクラ、ザリガニが入っているガンボ。

ノットウェイのガンボはとても上品なお味でした。

朝食はトースト、ベーコン、目玉焼き、ワッフルにグリッツ。

アメリカ人の朝食にしてはかなりボリュームがあるのが南部の朝食。パンケーキ、フレンチトースト、ワッフル、ビスケットなど選択肢が多いのも南部の特徴。

ノットウェイでのお食事の様子は・・・
http://coyote2009.blogspot.com/2009/04/nottoway.html

この旅行記へのコメント （2）

• bluebonnetさん 2009/07/07 07:36:47

  ルイジアナのプランテーション懐かしい！

  コヨーテさんおはようございます。
  ライブオークとスパニッシュモスはいいですね。
  バトンルージュの近くのプランテーションを回ったことがあります。
  最近のサバンナ、オーガスタでは、ガンボの食べ歩きをしました。
  ヒューストンに住んでいたので、トマトベースのあっさり風のガンボは、我が家の定番です。
  
  では、また。
  
  bluebonnetより
  

  コヨーテさん からの返信 2009/07/08 15:44:31

  RE: ルイジアナのプランテーション懐かしい！

  bluebonnetさん
  
  初めまして！
  コメントありがとうございます。
  アメリカ南部は独特の魅力がありますね。
  サバンナはまだ行ったことがないのですが、
  綺麗な街だと聞いているのでいつかは行ってみたいと思っています。
  
  ガンボの食べ歩きなんて私もしてみたいです。
  しかもご自宅でもガンボを楽しまれるなんて羨ましい限りです。
  bluebonnetさんは、たくさん旅行に行かれているようなので、
  またゆっくり旅行記を拝見させていただきたいと思います。