【滞在３０時間?】上海ここまで楽しめました(上海⇒紹興編）．

2005/03 - 2005/03

どうしても旅行がしたくなることってありませんか？一週間後に祝日プラス有給休暇で３日取れたのでいても立ってもいられなくなりました．早速ネットで格安航空券を探しましたが，取れたのは上海夜着朝発便39,800円のみ．滞在わずか３０時間．でも中国は初めてということもあり我慢できずに行っちゃいました．テーマはバス旅行．いろいろアクシデントがあり，エキサイティングな３０時間でした．パート１は上海から紹興へのパス旅行編です．

エリア 上海(中国)

成田にはいつもクルマを利用しています．いつもは大手のUSAパーキングですが今回はＰａｒｋ５００を利用してみました．決め手は値段です．（あまりいいクルマでもないので．．）

上海到着は夜１０時過ぎ．今はリニアモータカーが開通してずいぶん便利になったと思いますが，まだ開通前だったのでシャトルバスを利用しました．写真はバス車内です．浦東国際空港は新しいのですが，市街まで１時間はかかります．

上海市街についたのは１０時過ぎ．さすがに地下鉄駅も閑散．

上海地下鉄．（予想に反して）きれいでビックリです．

各ドアの前ごとに液晶ディスプレイ完備．プロモーションビデオに現在の時間．次の電車到着までのカウントダウン．その次の電車到着までのカウントダウン．進んでます．．

地下鉄の駅から地上に出てまず，目に入ったのがコレ．金門大酒店．特別由緒ある建物ではないかもしれませんが，この異国情緒．上海らしさを感じ，シャッターを押しました．

上海のメインストリート南京路．

もう２３時過ぎていたと思いますが，そこは大都会上海．人通りはそれなりに多いです．

銀座の和光みたいです。もっと立派かも。。なかなかきれいです。

上海のローソン。ホテルのすぐ近くにあり重宝しました。

もう夜遅いので夕食はローソンで買ったカップラーメンを。。

朝の南京路。7:00ころでしょうか？宵っ張りなため朝は以外と人は少なかったです。

「新世界」というビル。複合ショッピングセンターでしょうか？詳細は分かりません。市街にはこのような重厚な建物が多いです。

上海長距離バスターミナル。行き先は気まぐれで。。多分蘇州か杭州か無錫か迷っています。持って行った「歩き方」にはその３都市しかないので。さすがに地図も何も情報のない街はちょっと勇気が要りますね。

物干し竿を窓から垂直に出している上海名物のアパー　ト．このような情景は北京にはないとのこと．近代化が進んでいるとはまだまだいえそこら中にみることができます．

チケット売り場。上の電光掲示板には行き先と時刻と多分値段がずらっと並んでいてこれを見ながらチケットを買います。結構壮観です。

蘇州行きバス乗り場。結局蘇州に行くことに決めました。のはずでしたが。。

上海から蘇州に向かう”はずの”高速道路．なかなか立派です．クルマの所有率が少ないせいか，道路は空いています．

もう乗車から１時間．そろそろ蘇州かな，と思っていましたが，一向に高速から降りる気配がありません．加えて１００ｋｍ走行中に突然「バスン」という音と共にバスがガタガタいいだしました．どうやらタイヤのバーストのよう．路肩を１０ｋｍほどのスピードで３０分くらいとろとろ走り，ようやくサービスエリアに入りました．周りは畑だらけ，場所もわからず，時間も予定よりオーバー．どうなってしまうのでしょうか？

修理工場のお兄さんが棒でいじっています．でもバス用のタイヤは大きく，お兄さんも全然素人のようで，ビクともしません．

さすが中国．周りから人がぞろぞろ，各自いろんなことを言い出し始めました．何を言っているのかは分かりませんが．．

サービスエリア全景．道路にまたがるように建物が横切っています．大陸的です．イタリアのＳＡにも似ていますね．

バーストしたタイヤ．３０分ほど格闘してようやく取れました．よくよく考えると大事故になってもおかしくないですね．ちょっと怖くなりました．

結局新しいバスがＳＡまで来て乗客はこのバスに乗り換えることに．．いったいどこに行くのでしょうか？バスのラベルを見ると「紹興」と書いてありました．蘇州からそれほど遠くはなさそうですが，情報は全くありません．予想外のハプニング．不安とワクワク感が半々です．

３０分ほど乗り，紹興のバスターミナルに到着．中々大規模なターミナルです．

紹興のバスターミナル正面．立派な建物ですが，社会主義的威圧的を感じます．ちなみに前の写真はこの建物の裏になります．

ターミナル内部のチケット売り場．上に赤い電光掲示板の時刻表があり，上海とシステムは一緒です．

ホールの端に共産党のカウンターみたいなものがありました．（選挙の立候補者のように）タスキをかけた女性も立っていました．もっと近くで写真を撮りたかったのですが，ちょっとビビってしまいました．中国語は分からないので，なぜここに共産党の施設があるのか不思議です．中国通の方，教えてください．

紹興の鉄道駅．ちなみに中国では駅は「站」と書きます．紹興についてはハプニングで来てしまったので，全く予備知識＆日本語の情報がないので，とにかく街の概要を知るためにも，バスターミナルから紹興の鉄道の駅までタクシーで移動しました．

紹興駅前．自転車版のリキシャがたくさん止まっています．上海では見かけませんでした．はじめてみました．

近代的な上海に比べれば紹興は地方都市．これを見ると中国に来たことを実感．ところで紹興といえば紹興酒なのでしょうが，時間も情報もなく，言葉も分からないため，紹興見物は次回のお楽しみということで．．

これは原チャリ版のタクシーでしょうか．なんて呼ぶのでしょう．そういえば「マッハ」という映画でこのカーチェイスを見た気が．．でもあれはタイの映画でしたっけ？

とにかく予想より遠くに来すぎてしまったので，まずは上海に戻るべく再びバスターミナルに戻ってきました．ここはバスの待合室なのですが，ここは「軟席」つまり日本でいうグリーン車専用の待合室です．普通車「硬席」とは区別されています．

「軟席」用待合室の内部．ソファでゆったりと．．左側がバスの乗り場になります．

こちらは「硬席」普通席の待合室．

「一路春風一路情」．
わかるようなわからないような．．

待合室にはマッサージ椅子も完備．皆くつろいでいます．

結局このバスで一旦杭州まで行くことになりました．もう当初の予定はめちゃくちゃ．明日の朝７時の飛行機には無事乗れるのでしょうか？続きはＰａｒｔ２で．