極楽大高雄　最終週２

2005/09/08 - 2005/09/10

前回に続き...
表紙の写真は市立歴史博物館の正面です。

エリア 高雄(台湾)

翌日、先にお祖母さんと約束したことあるので、振翔さんとユウちゃんと一緒に食事をすることができなかった。少しの時間を利用し、蓮池潭のほとりにやって来ました！

目的地は高雄市新孔廟だった。
湖の東岸である環潭路にゆっくりオートバイに乗って、春秋時代みたいな景色がずっと僕らのそばにありました。

見えました！孔廟の正殿の屋根..

台湾だけじゃなくて、どこの孔廟も入り口となる大成門が普段開かないので、礼門から入ってきた。ここは東廡、中には孔子の弟子達が奉られます。

昔高雄市も孔廟があったけど、ほとんどが日治時代に取り壊されちゃった。蒋介石の息子である蒋経国は毛沢東のプロ文革を貶めて儒教を掲げるために、台湾ですべて孔廟のない都市に孔廟を建ってました。その中で、高雄新孔廟は最も広いものとなった。この建物は中国紫禁城の太和殿に範を採って造営された大成殿です。

これも大成殿！ソールにある景福宮のような写真を撮りたかったけど、やっぱり景福宮の広さと比べれないので無理だった...

至聖先師と呼ばれる孔仲尼さんはここで奉られます。

崇聖祠は孔子の５代祖先を奉るところである。一方、旧孔廟が残る最後の建物も崇聖祠となります。

新孔廟のそばにあるマーケットにて。哈囉と言えば、台湾語で”ハロー”の書き方です。ここから左営軍港までは全然遠くないから、戦後の数十年間、軍港での駐留米軍がいつもこの市場で軍需品を購入して来ました。ここまで来たアメリカ人もいつも屋台さんにハローって挨拶したので、この市場はハローマーケットと名付けました！もちろん、ここでの野菜も魚も格安ので、いつも人気がある。高雄の庶民生活を体験したかったら、ハローマーケットに来てください！

家族と塩埕区にある中信大飯店の飲茶レストランで昼ご飯を食べたとかなり有名な新楽街に首飾りを選んできた。高雄での有名な宝石屋は全部ここに集まって、統一的な看板もこのきちんとした通りでしか見えないと思います！

叔父さんの友人のお店で発見した神像。僕はこんなのが大好き！

堀江売り場に散策してきた。お祖父さんに戦前の高雄銀座もこの辺にあったと言われました。２０年前の幼稚園時代に日本からの舶来品やお菓子はここでしか見つけられなかった、小学時代までも時々叔母さんに連れてロッテ コアラのマーチを購入して来たって、堀江売り場との思い出がとっても懐かしいんだ！！（泣き出しそう）

終戦前、高雄市で生まれた日本人のおじいさんとおばあさんたちはこのビルを見ると涙が出そうになる人もいるはずだな.. 昭和１４年（１９３９）に落成した元高雄市役所は既に市立歴史博物館になった。４００年来、高雄の笑えることも、涙することもここによく保存されます。無論、お勧めです！

歴史博物館向こうの仁愛公園はこんな感じ..

次は叔母さんの友人を訪ねて来ました。露台からの眺めはこうなりました。確かに居心地の良いマンションですね！

西北に向かって、ご存知の鰲躍竜翔や寿山も見えますね！

夢ライン双子大楼と国賓大飯店もこの辺にあり。国賓のbuffet食べ放題はちょううまくて、夜は夢ラインの楼上の電灯がともると更に綺麗になります。

高雄駅は前駅と後駅との区別あるので、初めて列車で高雄に来る人は迷い易いと思うんだ。翌日、嘉義である叔父さんの家へ行くから、後駅に列車に乗って来ました。予定の自強号に乗り遅れたので、次の列車を待ってる間にちょっと駅の周りに散策。え、３３℃ってマジで！？体も自動車のタイヤも溶けるほど暑く感じていた！冬が早めに来れば、いいのに...

昔、前後両駅を結ぶ地下道が今この文化棧道という跨線橋となった。後駅で切符を買った後、文化棧道を経由して前駅へ歩いて行きました！

跨線橋で皆が左側に寄って歩いたって、ちょっと日本みたいな..

そして願景橋を渡って、目の前の和風建物に寄ってきた。こんな屋根はどこで見たことがありそうだろ？そうだ、これは高雄旧駅です。旧駅は昭和１５年（１９４０）に建てられた”高雄新駅”として２００２年まで台湾縦貫線鉄道の終着駅となって、日本人が終戦前に台湾の西部で最後に建造したこの駅は”高雄願景館”となることを予定します。

願景橋の上から降りて、中博臨時陸橋の真下に歩いて来た。やっぱり高雄駅の近所には受験予備校もバスチケット売り場もいっぱい！

日治時代に造った学校は今までも使っているのがたくさんありますよ！高雄前駅から歩いてくれば、約３分かかって、大正１１年（１９２２）、高雄駅の近くに建てた高雄高校の紅楼は代表性の一つと思います。

日治時代の紅楼。おじいさんたちの思い出、あの時代の優しさ...

嘉義に向かう列車が出発するまで２０分残りから、前駅に戻ってきた。外は暑すぎので、やっぱり駅内で留める方がいいと思ってた！

１０２２次北上の自強号に乗る前..

プラットホームも日治時代から残っているものらしい.. 駅弁も売るけど、買ってなかった。

日治時代のプラットホームと汽車に乗った人々です。ちなみに、なぜか高雄は”たかを”と書かれましたか！？

翌日、しかも最後の日だった。当日の夕方は飛行機に乗るべきだから、特に行きたかったところもなかった。遅く起き抜けに家族と一緒に旧家の近所にある開台福徳宮に拝んできた。日本の戦国時代に創建された開台福徳宮と言えば、台湾で福徳正神という、人の住んでいる地を守る神様を祭る伝統を開けた廟宇である。狭いだけど、なかなか有名な道教寺院ですね。僕もこのお寺の前に遊んだままで育ちました！

福徳宮のそばに懐かしいものを発見！！昔、我が曾祖父母の使ったものと思ってると、今までも残っているんですから、良かった。でも、今までも地元の人が使っているってちょっと不思議..

福徳宮の後ろの裏道にて。ここから登ると、旧英国領事館に至ることもできます！

カナダまで昆虫を持ち帰ることが禁止ので、空港へ出発する前に僕の可愛いペット、阿弥陀丸を放生しちゃいました。ここまで高雄で４週間の長い旅行が終わりました、また来年ね！再会！

この旅行記へのコメント （2）

• まーがりんさん 2005/12/01 17:17:34

  今年の6月まで高雄に住んでいました。

  私の知ってる高雄よりずっときれい。
  高雄をおいしく紹介してくれてありがとう。

  鬼才紫嵐さん からの返信 2005/12/03 19:50:22

  RE: 今年の6月まで高雄に住んでいました。

  書き込み有り難う！
  台北人にはいつも高雄はつまんないところと思われるらしいですが、
  誰にとっても故郷は良いものですから、私はずっと高雄が大好きです。
  こういう気持ちより、高雄のおいしいところを皆さんに知らせたいです。
  まーがりんさんは今年の６月まで高雄に住んでいましたね..
  また行きますか？私は来年また帰る予定です。
  多分日本にも寄り道して行きます！
  じゃあ、また遊びにいらして下さい。