2005/11/27 - 2005/11/27
14720位(同エリア15117件中)
片瀬貴文さん
奈良の東南にある正暦寺(しょうりゃくじ)は、山に抱かれた古刹だが、「錦の里」と呼ばれる紅葉の素晴らしさで、訪れる人が多い。
また、日本清酒発祥の地とも言われ、寺で醸造されている白ワインに似てフルーティで黄金色の酒は、珍しくて美味しかった。
正暦寺は992年、一条天皇の勅願により、建立された。
一条天皇は、中宮定子や中宮彰子が妃だが、彼女らの家庭教師は、清少納言や紫式部という平安期を代表する文化人であり、また中宮彰子の父は藤原道長という、平安貴族を代表する実力者でもある。
その後、平家による南都焼き討ちにあったが、鎌倉初期に復興。
14世紀の南北朝時代には、日本で最初に清酒を開発して莫大な経済力を手に入れ、120もの寺院が山内に並んでいたと伝えられる。
寺院数からすれば、現在の高野山の2.5倍の規模である。
しかしその繁栄は、反政府勢力の温床にもなり、経済活動の制限を受けて次第に衰え、江戸初期に80余りあった建物はほとんど火事や老朽化などによって壊れ、明治初年には廃寺同然にまで衰微した。
現在、福寿院ただ一院のみが残り、その本堂も約半分の大きさの仮本堂である。
この寺の精進会席料理は、珍しい野菜を採り入れ、奥さん自らの熱のこもった説明もあり、十分に満足できた。
料理は、筍のシーズンが、もっとも充実していると言う。
予約が必要で、5名以上が目安と聞いた。
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